そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

あれから三ヶ月・・・

2011年06月11日 | ポエム&好きな言葉
あの日 長く続く大きな横揺れに

とても不安になりました

船酔いのようでした


ラジオをつけると

大津波警報が出ていると!

あわててテレビもつけました


夜になっても 定時番組は何も放送されませんでしたね


あの一瞬に

生死を分けたものは 何だったのでしょう


大きな災害が起きるたびに そのことを考えます

でも

答えは解りません

きっと 人間にはわからないことなのでしょう



私にも

遠い日に どうしようもなく 大きな深い

飲み込まれてしまいそうな苦しい別れがありました


どうしても立ち上がれなくて

死にたかった・・・

でも 死ねなかった

なぜ?

それは 残された者の

あまりにも深すぎる悲しみを知ってしまったからでした



そんなとき 出会ったことば


「人は死んでも 誰かが心の中で覚えていたら

その人は一緒に生きているんだよ」


そしてもうひとつ

「人間はね、生まれてくるときのカミサマとの約束で

寿命というものがあるんだよ。

長い人もいれば短い人もいる。

でも、長いから幸福だとか、短いから不幸だとか、そういうものではないんです。

カミサマに与えられた寿命を精一杯に生きたら

それでいいのです。

あなたが今生きているのは まだこの世に 

しなければいけない仕事があるからです。

それが何かはわからなくてもいい。

ただひたすらに今日の命を行きぬくことが大事なのです。

それがあなたの仕事なのです。

だから、逝った人の命といっしょに 誠実に生きようね」




災害の中では

知ってくれていた人がすべて亡くなられて

誰にも覚えていてもらえない人も

いらっしゃるのではないでしょうか・・・・


せめて

日本中の人が 

あの日に亡くなった人たちのことを

絶対に忘れないでいてほしい

そして

節目には祈りを捧げたいです


今日も

やがて あの時間がめぐってきます

みんなで祈りましょうよ

逝った方々の魂が 安らかに眠れますようにと

心をこめて・・・


合掌


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