
オオイヌノフグリの花、以前の私は、毎日違う花が咲いていると思っていました。
なぜならば、
1 ある本に「オオイヌノフグリの花は一日花です」と書いてあったからです。
2 ところが驚いたことに、別の本には「花は二日咲く」と書いてあるので、ビックリしました。
どちらの本にも、薄暗くて寒い日や雨の日には、花は閉じてオシベに着いた花粉をを守る と、書かれています。
3 さらに、また違う図鑑には「オオイヌノフグリの花は、受粉が終わるとポロリと落ちます」と書いてありました。
さてさて、どうでもいいようなことですけど、こう諸説があると、気になります。
これは自分で観察するしかないなあと思い、一株を拾ってきてベランダのプランターの隅に植えました。
そして上の写真のように、茎にヒモを結んで印をつけ、毎日眺めることにしました
その観察の結果です。
一つずつ写真を載せると膨大な量になるので、省きますね。
このところのように寒くて雨の日が続くと、その間は二日でも三日でも、つぼんだままで、じっと我慢しています。

この我慢強さ「おぬし、なかなかやるねえ!!」 とほめてあげたいです
注!
と、上のように書いたのですが、4月12日の雨の中では、たくさんのオオイヌノフグリが花開いていました。
濡れそぼって、花びらも弱りきってるようです。
これでは受粉どころではないですね。

となると、花を開くか閉じておくかを決めるのは、雨ではなく、明るさや気温によるのでしょうか?
3月と4月では、明るさも気温も、かなり違っていますからね。
お天気のよい日、昆虫が来ないベランダでも、
オシベは、山盛りの花粉をメシベにつけようとがんばっています。
自家受粉です。

一週間ほど、たくさんの花を見ていると、どうも3の説(受粉するとポロリと花が落ちる)が正しいように思いました。
必ず毎日新しい花が咲いているわけではなく、必ず二日咲くわけでもないようで、受粉の出来不出来が、大きく関係しているように見えました。
☆ メシベの高さが低すぎたりして、うまく受粉出来なさそうな花は、夕方に一度しぼんで、
翌日また咲いています。。
☆ うまく受粉の出来た気配のある花は、その日の朝に咲いた花でも、
午後にはさっさと散って行きます。
☆ 雨の日、薄暗くて寒い日はお休みで、その間に散ることはありません。。
4月になってからの観察では、雨の日にも花が咲いていました。
☆ 晴の日、昨日の夕方のつぼみはパッと開き、うまく受粉が出来ると、さっさと散ります。これは一日花と感じられますね。(開いてから散るまでを一日と考えたら、ですが)
☆ 受粉できなくて翌日また咲く花と、
固い蕾で先の方にわずかに色が見えているものも「花」として認めるなら、
↑のように開いて、その日のうちに散る花でも二日咲く花ということになります。
☆ 散った花を見ると、開ききったものだけでなく、つぼんだものもあります。
もしかすると、つぼんだままで中で受粉が行われたのでしょうか??
とまあ、こんな感じだったのですが・・・
どなたか違う説をお持ちでしたら、ぜひともお聞かせ下さいね。
お天気の良い暖かい日の、朝に開いてから受粉して散るまでの変化はこちらでご覧下さい。
以前のものですが、私の力作(?)の記事です!!
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なぜならば、
1 ある本に「オオイヌノフグリの花は一日花です」と書いてあったからです。
2 ところが驚いたことに、別の本には「花は二日咲く」と書いてあるので、ビックリしました。
どちらの本にも、薄暗くて寒い日や雨の日には、花は閉じてオシベに着いた花粉をを守る と、書かれています。
3 さらに、また違う図鑑には「オオイヌノフグリの花は、受粉が終わるとポロリと落ちます」と書いてありました。
さてさて、どうでもいいようなことですけど、こう諸説があると、気になります。
これは自分で観察するしかないなあと思い、一株を拾ってきてベランダのプランターの隅に植えました。
そして上の写真のように、茎にヒモを結んで印をつけ、毎日眺めることにしました

その観察の結果です。
一つずつ写真を載せると膨大な量になるので、省きますね。
このところのように寒くて雨の日が続くと、その間は二日でも三日でも、つぼんだままで、じっと我慢しています。

この我慢強さ「おぬし、なかなかやるねえ!!」 とほめてあげたいです

注!
と、上のように書いたのですが、4月12日の雨の中では、たくさんのオオイヌノフグリが花開いていました。
濡れそぼって、花びらも弱りきってるようです。
これでは受粉どころではないですね。

となると、花を開くか閉じておくかを決めるのは、雨ではなく、明るさや気温によるのでしょうか?
3月と4月では、明るさも気温も、かなり違っていますからね。

オシベは、山盛りの花粉をメシベにつけようとがんばっています。
自家受粉です。

一週間ほど、たくさんの花を見ていると、どうも3の説(受粉するとポロリと花が落ちる)が正しいように思いました。
必ず毎日新しい花が咲いているわけではなく、必ず二日咲くわけでもないようで、受粉の出来不出来が、大きく関係しているように見えました。
☆ メシベの高さが低すぎたりして、うまく受粉出来なさそうな花は、夕方に一度しぼんで、
翌日また咲いています。。
☆ うまく受粉の出来た気配のある花は、その日の朝に咲いた花でも、
午後にはさっさと散って行きます。
☆ 雨の日、薄暗くて寒い日はお休みで、その間に散ることはありません。。
4月になってからの観察では、雨の日にも花が咲いていました。
☆ 晴の日、昨日の夕方のつぼみはパッと開き、うまく受粉が出来ると、さっさと散ります。これは一日花と感じられますね。(開いてから散るまでを一日と考えたら、ですが)
☆ 受粉できなくて翌日また咲く花と、
固い蕾で先の方にわずかに色が見えているものも「花」として認めるなら、
↑のように開いて、その日のうちに散る花でも二日咲く花ということになります。
☆ 散った花を見ると、開ききったものだけでなく、つぼんだものもあります。
もしかすると、つぼんだままで中で受粉が行われたのでしょうか??
とまあ、こんな感じだったのですが・・・
どなたか違う説をお持ちでしたら、ぜひともお聞かせ下さいね。
お天気の良い暖かい日の、朝に開いてから受粉して散るまでの変化はこちらでご覧下さい。
以前のものですが、私の力作(?)の記事です!!

こんな大変な思いをして授粉しているとは
驚きだす。明日でもさっそく探して
観察してみたいだす。子供のころは
腹ばいになってこのオオイヌノフグリ
眺めていただす。
だから、受粉の出来、不出来説に、賛成。
自分でほこのような観察が出来ないですが、これから「オオイヌノフグリ」の見かたが変わるでしょう。
生物が、子孫を残すために頑張っている姿がよくわかりました。
哀れな気もするのですが、子孫の繁栄のためにのみ生きているようで、逆に、受粉がすんなりいかない方が何日も咲いておれて良いのでは、と思います。
オオイヌノフグリ、可愛いですよね~私はまだ見つけたことがないのですが、白花もあるみたいです。
五片の花火路をつけたのは見たことがあります。しじみちゃんも、知ってるかも?
日当たりの良いベランダやお庭があれば、鉢植えにしておくと、すごく楽しいですよ!
あ、もしかしたらもうしてるかな?
受粉ポロリ説は、気象予報士で雑草も詳しい「わぴちゃん」こと岩槻秀明さんの雑草の図鑑に書かれていたのです。
他のお二人が、かなり有名な方だったので、迷いましたが3名ともお名前を伏せました。
これって、よかったのでしょうか?
そうですね、色々な見方をするのって楽しいと思います♪
白花や花弁の数が多かったり、少なかったりするものもあるので、見つかったら教えてくださいね。
オオイヌノフグイの花だけでなく
もりのどんぐり屋さんの、その観察力のすごさにもです。
疑問があると落着かないタチでして、アホなことばかりやってます。別れたもとteisyu殿は、そういうアホな私に我慢がならなかったようです(笑)
今 wikipedia で調べても「花の寿命は一日」って書いてあったし。
今日は娘と、久々に河原で野草を見ながら散歩してました。
オオイヌノフグリもたくさん咲いていましたので、
またこの話をしてやろうと思います。
(最近、娘のほうが良く知っていることも多いのですが...)
地道な観察、お疲れ様でした!
そして、有り難うございました!
よくわかりました。
本でも様々なのですね。
今まで、本を100%信用していましたが~
実はこの記事、図鑑や有名な方の本でも、頭からは信じないで!ということを書きたかった記事なんです。
じっさい眺めてみて面白かったです。ししまるさんも、もしよかったら一株採ってきて観察されると、もっと新しい発見があるかもしれないですよ!
ありがとうございます。
チリモンの方で、プロの方から「図鑑と行っても、必ずしも100%正しいとは限らないから」と教えられました。
頭から信じちゃダメと、一石を投じることが出来たのならうれしいです。
わたしもの今回の観察だって、100%正しいかどうかは疑問です。
自然界は、そう甘くないはず!!
オオイヌノフグリも子孫を残す為に頑張っているんですね。