そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ムラサキシジミからコノハチョウを連想する

2005年07月24日 | 昆虫&生き物
前々から憧れていて、やっと写せて嬉しかったのですが、すでに翅はボロボロなのがやや残念。
すでに長く生きてお疲れなのでしょう。

翅を閉じて止まっている時は、茶色系で目立つような模様も無く、つい見過ごしてしまうことが多いです。
ところが、こうして翅を広げている所に出会うと、まるで違う蝶のようで、ドキドキさせられます。

見とれていて、ふと思い出したのは沖縄のコノハチョウです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、翅を閉じて止まっている時や、飛んでいるのを下側から見上げると枯葉そっくりなのです。

でも翅を開いて止まっているのを上側から見ると、このムラサキシジミどころではない、とてもきれいな複雑でしかも鮮やかな色をしています。

その存在を初めて知ったのは、自然写真家・湊和雄さんのHP「湊和雄のデジタル南島通信」でした。

湊和雄さんのサイトは私のBOOKMARKにもご紹介していますので、興味のある方は、ぜひ一度ご覧下さい。
サイト内の「展示室」Fには、そのコノハチョウの写真が出ています。
また、業務日誌「南島漂流記」の2005・3月後半の29日のところには、最近ご出版の『亜熱帯林にかくれるコノハチョウ』についての紹介もお書きになっています。
このご本の中の、羽化直後のコノハチョウの翅の美しい輝きには、眼を奪われます!

それに比べれば、ささやかではありますが、このムラサキシジミも、私には憧れのチョウでした♪


コメント (8)
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