goo blog サービス終了のお知らせ 

そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

雨が多くなりました

2016年03月20日 | 3~5月の草木
暖かくなって、木や草が芽吹く頃になると、見計らったように雨が多くなりますね。
気温が少しずつ高くなり、雨が多くなるから芽吹くのか?  
どちらにしても、自然の妙ですね。

昨日も朝早くは雨が残りました。
久しぶりに水滴でも、と出かけるとぱらぱらと。

でも、私のコンデジは大丈夫。
雨はもとより水の中もOKなんです。

というわけで、上の写真は、展葉寸前のカエデのまだ赤みのある葉が宿す雨です。重そうですね。

「展葉(てんよう)」とは、枝先に発芽した葉が開く時のことなのですが、きれいな言葉だと感動したのが懐かしいです。

京都芦生の森のガイドをされていた方に教えてもらったのは、もう10年前になります。
私にブログを薦めてくれた人でもありました。


他にもコロコロ水玉は見れるかな?
あ、ありました!
園芸店の店先です。

パンジーは花びらに細かな毛が生えているので、水滴が着き易いですね。

そして道端の草むらのスノードロップにも。
(これはスノーフレークだと、コメントで小坊主さんが教えて下さいました)


目を上げると、じっとして動かないシジミチョウ

ちょっと寒かったのでしょうか?
心配になるくらい動きませんでした。
でも、もし怖い思いをしていたらかわいそうなので、そっと離れました。


この辺りは、草や木が少ないので、うろついたわりにはきれいなシーンがなかなかみつかりませんでした。
枚方が、ちょっと恋しくなったりして・・・




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ん? これはもしかして・・・

2015年05月25日 | 3~5月の草木
近くに学校があります。
その土地のはずれに、一面に実をつけているこの植物、どうも小判草のようです!

近づいてみると、間違いありません。

ひえ~~こんなにたくさんの小判草、見たことがありませんでした。
すごいです。
これが「小判」だったらな・・・

以前に住んでいた所でも、見たことはありましたが、こんなに一面に生えていると感動しますね。


見た事がないよ~という方のために、少し大きくしてみます。

こんな感じです。

もっと拡大すると、


俵の形に似ているというので、タワラムギとも呼ばれるとか。

これの仲間にはオオバンソウ・ヒメコバンソウというのもあります。
これがオオバンソウです。



そしてこれがヒメコバンソウ。

耳元で振ると、シャラシャラと可愛い音がします。
これはかなりポピュラーなので、「見たことあるよ」と言う方が多いでしょう?


オオバンソウは、この大きな実がすっかり乾いてタネが落ちてしまうと銀色っぽくなるので、ドライフラワーに使います。

その様子などに興味のある方は、古い記事ですがこちらで写真をご覧ください。
とても綺麗で、なるほどこれは大判だ!と思われることでしょう。




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ご無沙汰しました! 

2015年05月17日 | 3~5月の草木
あまりサボっていると、皆さまに忘れられてしまいそうで不安に駆られて復活しますので、これからもごひいきにお願いします


さて、今日の写真は、ご存知とは思いますが、引越しをした日の夕方に発見したアカツメクサです!前に住んでいた所では絶滅して、私を悲しませました。

シロツメクサとは茎や葉の様子が違っています。
上の写真で、その様子を見ていただけると思います。

こんなにたくさん咲いていたのですよ!

この写真の中に写っていますが、中にとても色の濃いのがありました。


少し拡大してみます。


お花を見ると、これもマメ科だなあ~~と納得しますね。

別名がたくさんあってムラサキツメクサ(??どこがムラサキなんだかネ)・アカウマゴヤシ・赤クローバーなどなど。
なんとデンマークでは国花になっているそうです。 

子供の頃には白い花の冠をいっしょうけんめいにつくったものですが、この赤い花で作っても華やかで楽しそうですね



やっと少し馴れました。 さっそく草刈があったのがショックでしたが、テントウムシは脱皮直後のものなども見つけました。
カメムシはまだ。
また色々と探して歩くことになりそうです。

ブログをお休みしている間にも、検索などでご訪問下さる方がいらっしゃって、過去記事がささやかにお役に立っているようで、うれしかったです。
これからも、ボチボチがんばりますので、どうかよろしくお願いいたします



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ



春にも落ち葉が

2015年04月03日 | 3~5月の草木
夕焼けを探していると、竹やぶに夕日の光が射して、何だか秋を思わせる眺めが広がっていました。

竹は、他の植物が新緑に輝いている頃に、古い葉を落とします。
竹の秋という季語があるくらいです。

桜吹雪に混じって、クルクルと回りながら落ちてくる葉は、どれも枯れ葉色をしているのですよ。

夜、月の光を浴びながら舞い落ちてくるのを眺めていると、なんだか不思議の国にいるような気持ちがします。


春の落ち葉は、竹だけではありません。

ほらこんな木も。

これはクスノキ。

「春落ち葉」と言う季語もあります。
他にもドングリの仲間のカシやシイ、ヒノキなどの、常緑広葉樹たちは、春に葉っぱが新旧交代します。

こんな落ち葉が・・・クスノキの落ち葉です。




もうしばらくすると、ぴかぴかの若葉が春の青空に映えて、とても気持ちが良さそうです。




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ハコベあれこれ

2015年03月28日 | 3~5月の草木
あっという間に暖かくなって、野の花たちも咲き出していますね♪

その中でも、私はこんなハコベが好きなんです。
上の写真を見てください。

ハコベの花のおしべが赤いでしょう?!
これが好きなのです。
だって可愛いんですもの

よく見かけるのは、黒いおしべですよね。
おおむね黒ときどき赤??

調べてみると、咲き始めの花には赤いのが見つかるのだとか。

ミドリハコベという種類らしいです。

茎が緑色しているのがミドリハコベ
赤紫のはコハコベ
と区別されているようですが・・・最近は交雑種がふえて、タネを調べないと正しい区別はできないのだとか。


他にも好きなハコベがあります。
これです。

柱頭(雌しべの先)が5つに分かれています。
ウシハコベといいます。

他のハコベは3つに分かれています。


ウシハコベは、おおむね茎が太くて花も大きいのですが、そうとも限らないというところがややこしいです。

このウシハコベ、最近は少なくなって今年は一度も出会えていません。
絶滅してしまったのでしょうか?
とても残念です。

余談ですが、ハコベってナデシコ科なんですってね。
そう思ってみると、なかなか可憐な花ですね。

仲間がたくさんあるので、いつかまた集めてご紹介しますネ。




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ



今年もコブシの花が・・・

2015年03月20日 | 3~5月の草木
バス通りのコブシの並木に、白い花が咲き始めました

実の形が、にぎりこぶしのようだから、こんな名前がついたのだとか?

白い花は春の青空によく似合うのだけれど

今日はあいにくうす曇

だから バックを暗くして 花を浮き上がらせてみました


この花から どうしてあんな握りこぶしのような形の実ができるのかしら?

これがコブシの実です。

そんな疑問を長い間胸にしまっていました

それがある時、こんなことを発見したのです
こちらをご覧ください


知ってみればどうってことないのですけどネ






にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

若葉は 赤い縁取りでとってもオシャレでした

2014年05月20日 | 3~5月の草木
ふと気がつきました。 去年までは何とも思わなかったのに・・・

全部がそうではないのですが、若葉の中に、大人の葉っぱにはない赤い縁取りをしていて、とてもオシャレな感じのするのがあるのです。


上の写真はハナミズキです。
青空に映えて、なかなか魅力的です。


これはツタの仲間。

若葉色の葉っぱに、とてもすてきな赤いライン。
こんなペンダントがあったら、欲しいです♪


これは、少し前のことになりますが、イロハモミジです。

葉っぱが伸びきる直前です。
朝の日差しが、いっそう色合いを引き立てていました。


これはたぶんミズヒキの仲間ではないかと思うのですが、いかがでしょう?

真ん中の若葉がきれいでした。


そして最後に、これはドクダミ。

ドクダミは秋になると、少し色がついてとてもきれいなのですが、若葉がこんなふうになっているとは気がつきませんでした。


そんなこんなで、
北原白秋の言葉「見つつ観ざりき」を、またもや実感させられてしまいました。
まだまだ修行のたりない私でした・・・




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ




初夏の草木の実を見てね

2014年05月18日 | 3~5月の草木
スズラン
なかなか実は出来ないのですが、一つ二つは見ることが出来ます。
白いお帽子をかぶった赤ちゃんのよう


馬酔木アシビ

こんなに赤くなっていないものもありますが、これは特別に綺麗でした!
花は下向きに咲くのに、実は見事に上を向いていますネ


ヤエムグラ

もうすぐヒッツキムシになります。
ごく小の花に比べると、実が大きいなあと感じます。


カエデの仲間

若葉から紅い種類です。
実も赤いのであまり目立ちません。

こちらは、葉っぱが緑なので、赤い実はとても映えています。



最後はこれ。 オヤブジラミ
強烈なヒッツキムシを、ただいま製造中!!

こんな実をみたことあるでしょう?

白い小さな花がついています。

2ミリくらいなので、どんな構造なのか肉眼ではわかりません。
ズームしてみましたが、どうもはっきりしませんね~~

花を横から見ると

実になる部分がちゃんと待機しています。



ほかにも色々ありますが、今日はここまで。
また探してきますね





にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ