goo blog サービス終了のお知らせ 

そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ひと日の幸

2007年03月09日 | ポエム&好きな言葉
幸せな生活の条件に「健康」をあげる人は多いと思います。
何はなくても健康が一番!とね。

ところが私には、その「健康」がありません。

30数年付き合ってきた持病の他にも
その持病があるために起こった病気が
いくつもあります。

だから
「出来ないこと」がいっぱいあるのです。
いちいち書いていたら、キリがないくらいに。

でもね 
私はしあわせです。 
けっして負け惜しみではありません。

出来ないことを数えたら
悲しくなります。

だから
出来ることを数えるんです。

あれが出来る
これもまだ出来るぞ、ってね。
これが 幸せになる秘訣!

その中でも いちばん大きな幸せは
朝夕に おひさまと言葉を交わして
自分の手で
カーテンを開けたり 閉めたりできること。

夜のうちに命を失くさずに目覚め
何かの発作が起きたりしないで
静かに過ぎて行った一日は
本当にありがたいのです。


だから
朝日と夕陽が 
ことのほか好きなのでしょうね。








よかったら覗いてみてください
にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村 トラコミュ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り


春の足音

2007年02月26日 | ポエム&好きな言葉
まるで私が来るのを知って、待っていてくれたような落ち椿。

でも花自身は、人に見られることなど期待していない。
その、いさぎよさが気持ちいい。


一粒のタネが芽生え

懸命に木を養い

やがて花を咲かせ 

枝から離れる時が来たので

こだわりもなく落ちて 

土に還ろうとしている

まだ こんなにきれいなのに・・・


< 落ち椿 色あせぬまま土に咲く >




桜が咲いた。

毎年、桜の時期に先駆けて花開くので、遅咲きの梅かと勝手に思い込んでいた。
オシベが長くて賑やかだから。

よく見ると、花びらの先がサクラの形。(梅の花の写真を添えているので、見比べてくださいね)
不思議な花です。

< 梅かいな桜かいなと惑わされ > 

どなたか名前をご存知でしたら、教えてください。





お寺の庭に咲いていた馬酔木。

「今年はもう、何が咲いても驚かないぞ!」
と思っていたけれど・・・ 

< 馬酔木(まよいぎ)が日差しにつられ 迷い咲く >




これは季節には関係ないけれど、そのお寺の鬼瓦。

街中で見かけることは少なくなってしまいました。
すぐ近くににコンビニが出来たりなどして、少なからぬ違和感があります。
鬼瓦は、その移り変わりをどんな思いで見てきたのでしょうか

< 鬼瓦 み寺の屋根に何を見る >




鬼瓦を見下ろしている雲も、なんとなくの~んびりしている。
北風と競争して走っていた頃のように、あわただしくないのが、いいね。

<やわらかな曲線描き 雲も春 > 



寄り道へのお誘い
☆ お馴染みの、門間さんのHPの雑記ですよで、雪の結晶の幻想的な写真が見られます!


よかったら、こちらへもどうぞ。
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村 トラコミュ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ



生きる

2007年01月22日 | ポエム&好きな言葉
爪が伸びると

ああ また一週間

生きさせてもらったな と思う

女性はヒゲがないから

生きてることを実感する場所は 爪

最近はマニキュアもしなくなったけど

それでも できるだけ清潔にしておこう

大切な 体の一部分だものね





また見つけたよ カタバミの四つ葉

シロツメクサと違って大きい

寒いから すこし紅葉もしている

こんなに大きな四つ葉を見つけたから

大きなしあわせ 来るかな?

元気に生きてて 

珍しいものを見つけられたってことが

幸せなのかな?




にほんブログ村 トラコミュ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り




友を偲ぶ

2007年01月17日 | ポエム&好きな言葉
早くに目覚めて 窓を開けると
外は雨
あの日に逝った人々を偲ぶ 涙雨か

外に出てみる

今年はもう13回忌
でも まだまだ悲しみの癒えない人が
たくさんいる
私もその一人
友を失くして・・・


人は 命を終えると 煙と灰になる

煙は空に昇り 
雲となり 雨となって 
海に 土に 降りそそぎ
魚や草木を育て

灰は土に還り
草木をはぐくみ
やがて その葉先から 天にのぼる

そして いずれも
雲となり雨となり
また地に還される


その 輪廻の繰り返しが この世
いまここに 輝く水滴は
もしかすると あなたなのかもしれない

ていねいに
心を込めて 写す

手を合わせると
かすかに揺れたような 気がした





ほら こんなにたくさん お友達がいるから 
淋しくないよね?


沈む夕日からのプレゼント

2007年01月14日 | ポエム&好きな言葉
街中の団地とスーパーに挟まれた、小さな空

せわしげに行き交う人々は 気づいていないけれど

沈みかけた夕日が

こんなにも豊かな色合いを見せている




しばしの時が流れ

小さな雲が 淡く色づいた


やがてそれも色あせて 風が冷たさを増す

さあ、そろそろ帰らなくては・・・


歩き始めて気づく

高い建物に挟まれた わずかな隙間から

最後の夕日が 散り残ったモミジを照らしていることに



なんという 穏やかさに満ちた風景


シャッターを押した瞬間に

光は消え 

葉の輝きも 影も

消えた

ふしぎな模様

2006年12月25日 | ポエム&好きな言葉
林の中で エノキの枯れ葉が 
ひらりと落ちた

そこに雨が 霧のような雫を落として
長い時間かけて 水たまりをつくった

まっすぐ上からのぞくと
雨の日だから 灰色の空が写ってる

晴れてたら雲が写るのに
つまんないな

そのまま通り過ぎようとしたけれど
ふと気になって 振り返る

あれ?
何か模様が見えてるぞ

そばに戻って
横から透かして見ると

見えたよ しましま模様

そうか
雨の日でも 光の精は降りてきて
こんな絵を描いてたんだね

気がつかなくて
ご め ん ね


小さな旅をしませんか?

2006年12月17日 | ポエム&好きな言葉
ここをくぐり抜けると、向こうはこんな名前の詩の展覧会場です。
足元が濡れそうなので、気をつけてお入りくださいね。
美の小径・言葉集Ⅱ
(他にⅠもⅢも見られます)

ここには
大勢の人生の先輩たちが残した言葉や詩が、いぶし銀の額縁に納められて、飾られています。

この中の一人に矢沢宰おさむ)という詩人がいます。
わずか21歳で亡くなられましたが、たくさんの詩を残しました。

「私の中で」という詩の一節に

>私の中で他人の花は咲かない
>他人の中で私の花は咲かない
(「私の中で」より)

とあり、ハッとした記憶があります。自分しか持たないものを大切に育てねば、と気づかせてくれました。




そのサイトでで見つけた、星野道夫さんの言葉もすてきでした。
私が、今まで知らなかっただけかもしれませんが。

>今 自分がここに在るということは
>歴史のどの時代にも 自分の分身が どこかにいたということだ。
(Switch 1994 7月号)

悠久の時の流れの中に在るこの命、決して自分ひとりのものではなかったのだと、しみじみ思いました。


もう一人、浦田愛さんの詩の一部です。
(前略)
>君の生命のながれ 君にしか流せないから
>君の生命 大切に 大切にしよう
>今 今を 今 生きること(以下略)
(「今を生きる」より)


どの方の言葉も、自分が今ここに生きているということが、いかに値打ちのあることで、大切にしなければもったいないかを、感じさせてくれます。



コメントを書きに帰ってきてくださらなくても良いですから、じっくりと気に入った詩を読んで、心の旅をしてきてくださいね。


さようなら、坂村真民さん

2006年12月14日 | ポエム&好きな言葉
私がこの方を知ったのは、もう何十年も前でした。

自分がたまらなく嫌で、何とかして変わりたいと思いつつも、一向にうまくゆかず苦しい思いをしていました。
そんなある日、銀行で見ていた雑誌に、こんな詩が載っていたのです。


本気   坂村真民

本気になると
 
世界が変わってくる
 
自分が変わってくる

変わってこなかったら

まだ本気になっていない証拠だ


著作権上、全部をご紹介することはできませんが、この部分がメインです。
これを読んだとき、ドンと背中をどやされた思いがしました。
うまくいかないのは、私にまだまだ「本気」が足りなかったのですね。

それからも苦しい日は続きましたが、諦めずにこれたのは、この詩のお陰です。
まだまだ足りないところばかりですが、少なくとも自分で自分が大嫌いではなくなりました。

これは大きな成長だと思いますし、何よりも気持ちが楽になりました。


冬の雨に打たれつつも真っ直ぐに天を仰ぎ、やがて花開こうとしている一輪の薔薇を、真民さんに捧げます。

これからも命ある限り、この詩を胸に抱いて、努力を惜しむことなく生きてまいります。

合掌


ありがとう・・・

2006年11月26日 | ポエム&好きな言葉
夜半ふと目覚めて ラジオに手を伸ばす。
ダイヤルはNHKに合わせてあるので、スイッチを入れると聞こえるのは「ラジオ深夜便」という番組。

音楽が流れている。
流れてくるメロディは、
さだまさしの新しいアルバム『美しき日本の面影』の中の「向日葵の影」という曲。
こんなことが、この2ヶ月の間に、もう何度あっただろうか。

“ラジオ深夜便の歌”に選ばれていて、毎夜電波に乗せられるから不思議はないと言ってしまえばそうなのだが、
それにしても、なぜその曲が流れている時間に・・・あまりの偶然。


この歌は、さだの親友の奥様が急死されたのを悼んで創られたとか。
長崎の盂蘭盆会の夜に、精霊船を送るときの気持ちが唄われていて、
グレープ時代の相棒、吉田政美のギターが心に沁みてくる。




その歌詞の一節に

命とはかくも重しと知りながら 日々の軽さを悔やむ夕暮れ

面影の君を背負いて明日から 生きてゆくから生きてゆくから

さようなら 声を限りのさようなら 僕と出会ってくれて ありがとう

          ☆   ☆   ☆

私が愛する人の命を見送ってから、もう何十年にもなる。

明日もあさっても、ずっと一緒に生きていられると信じて疑わなかった日々。
突然の別れ。
その人の面影と一緒に生きてきた、ずっと、ずっと。
でも、ひたすら悲しかった。


そして深夜、
ラジオから流れてくるギターとヴァイオリンの静かなメロディとともに聞いた
僕と出会ってくれてありがとう
と言う一言に、改めて涙がこぼれた。


この広い世界で、偶然に巡り会った一人の人。
いい人だった。
あなたと過ごせた時間は、かけがえのないものだった。

今はもう、あなたの姿は見えなくなってしまったけれど、
あなたがくれたたくさんの幸せの記憶は、私の宝物。
そんな時間を与えてくれたあなた、ありがとう。

そう感じることで、その人の命も輝くし、自分も癒される。

悲しみは悲しみとして、
声を振り絞っての「さようなら」と、心からの「ありがとう」
なんてすばらしいのだろう・・・

私に、このことを気づかせ、その気持ちをしっかりと心に刻むようにと、かみさまは、何度も深夜に目覚めさせてくださったのだろうか。

そうとしか思えない。