もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

芸術の秋、スポーツの秋

2010年10月04日 | インポート

 103日の土曜日はお天気に恵まれ、スポーツの秋と芸術の秋を楽しんできた。

     ・・とはいっても、どちらも自分でしたのではない。

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 午前中は幼稚園の孫の運動会で、組体操とマーチングバンドの行進である。

 いつの間にか習っていたのかピアニカでレイダースのマーチなどを奏で、ちょっとした感動ものだった。

 さらに午後のプログラムには駆けっこなどもあったが、その日は銀座で行われている旧友の展覧会の最終日なので、スポーツの秋はここまでとして午後は芸術の秋に親しむことにした。

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宮坂画廊での内山懋展の案内状より

 旧友の内山氏とは2730歳のころに同じデザイン学校で、彼はデッサンを、私はイラストレーション技法を教えていた仲間で、私が30歳で先生稼業から足を洗ったその後は、互いの展覧会に顔を出しあっていたが、ここ10年くらいは、一ヶ月も前に案内状をもらっても忘れてしまっていて、気がつくともう会期がおわっていたということが数回続いていた。

 そこで、今回は忘れないようにパソコンに案内状を貼り付けておいた。

 でないと、もう死んでしまっているかも知れないと思われてしまいそうで、展覧会の最終日なってやっと間に合って銀座の会場にかけつけた。

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 10年ぶりの再会に互いにまだ生きていたことを確認しあったあとは、40年昔の仲間の消息を尋ね合うもほとんど疎遠になっていてわからない。

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10年ぶりの内山さんは私と同年輩のはずだが、まだ髪の毛も健在で、血色も良く若々しい。

 私が当時の仲間で唯一交流があるのは、当時インテリア科で教えていた飲ンベー教師のブスケさん只一人だ。

 ブスケ先生は、現在は房総の水仙ロードで有名な鋸南町ですっかり地域に溶け込んで悠々自適に暮らしていて、そこへは家庭菜園の指導などを兼ねて数度訪ねていったことがある。

「へぇ、それは面白そうだね」

内山さんはそんなブスケさんの暮らしぶりに興味を持ち、今度行くときには僕も連れて行ってよということになり、来年1月の水仙の時期になったら二人でうまいを食しに訪れることに話が決まった。