もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

続・山芋掘り

2006年11月20日 | 家庭菜園
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この季節になってもまだ葉が青々としている台湾芋と紫芋。
 台湾芋は長さも30cmくらいで木わくでなくても掘るのは楽だが、長芋掘りの緊張感はない。
 台湾芋の後ろに見えるのが長芋栽培の木わくです。


 19日の日曜日は私の家庭菜園に世田谷からガールスカウト(ブラウニ-/小学校1~3年)の子どもたち6人が二人のリーダーに連れられて長芋掘りにやって来た。
 当日は天気にも恵まれ、長芋も90cm級に育っていて、子どもたちは大いに芋掘りを楽しんでいってくれた。
 子どもたちには長芋の他に、青首大根、大蔵大根、聖護院大根の3種類の大根のうちから好みの大根を1本づつお土産に持たせているが、ガールスカウトの子どもたちは全員が丸い形が珍しいからと、聖護院大根を持って行った。
 小さな子どもたちは、大きな大根と長芋を背負って電車で帰って行ったが、あの長芋は家まで折らずに帰れたのだろうか。
 
 そして、昨日は30人近いボーイスカウトの子どもたちが長芋掘り来る予定だったが、あいにくの雨で来週に延期になってしまった。

 秋の芋掘りと言うと、さつま芋を掘って焼き芋を楽しむと言うのが定番だが、同じ芋掘りを楽しむのなら、今まで掘ったことのない芋の方がおもしろだろう。

 私は子どもの時代の楽しい体験の数(あるいは種類)が多いほど <豊かな心を持った大人> になれるという考えを持っていて(幻想、妄想かも知れないが)、わが子を育てるときも勉強一辺倒を避け、いろいろな遊びを親子で楽しんで来たが、アウトドアの不得手な私は、そちらはボーイスカウトのお世話になって親子で体験を積ませてもらった。
 
 そんな経緯があって、私が海老名市に転居をして家庭菜園を始めてからは、我が家の子どもがお世話になった世田谷のボーイスカウトとその友団のガールスカウトの子どもたちにも、他ではあまり体験の出来ない長芋掘りを楽しんでもらっているのです。

 前回の「ひとりごと」の写真のように、木わくで栽培しているのは、子どもたちが掘りやすいように作っているからで、塩ビのパイプで作ればもっと簡単に収穫できると言う人もいるが、安直すぎるのも面白くない。
 農家ではないから収穫の効率をあげるのが目的ではなく、長芋掘りの緊張感を失わず、しかも夕方4時には下北沢に帰って解散するというプログラムに合う栽培法なのである。
 40本近い長芋を植える木わくの長さは3mあり、春にこの木わくに入れる土の量は半端ではなく、長芋はいろいろ健康にいい食品ではあるが、運動不足の私にとってはスコップ1本で1週間くらいかかるこの土入れの作業が一番健康にいいようだ。