キラキラアートと名付けたこの工作は、所詮お遊び的な工作で、私は本気でこれはアートです・・・と言っているわけではない。
しかし、ワークショップで15~20分の短時間のうちに体験できる栞やクリスマスのオーナメントなどの小物ではなく、A-4サイズ(コピー用紙)くらいの絵を作って額装してみると、これはこれでちょっとアートっぽい雰囲気が出てくる。
*上のキラキラアートで作った浮世絵をクリックして大きなサイズでご覧ください。
これなら、大人の工作として十分に楽しんでもらえそうだ。
さて、その次は・・・
北斎の富嶽36景のうち、神奈川沖浪裏の写しもキラキラで作ったらおもしろそうだ・・・。
途中まで作った段階で、アイデアが閃き最初から作り直し、遠景の富士山、中景の大波、近景の波と3層に描き分けて重ねる手法で作ってみよう。
ここまで来て、出来上がりの感触がつかめるようになると、次なるアイデアが出て来て手を止める。
一枚の絵を3つの層に描き分け、それぞれの絵の間に5ミリくらいの空間をおいて重ねる手法で立体的な絵に仕上げようとすると、額縁は上の二つの浮世絵のように100円ショップ(100円ショップでも200円の)の額縁では間に合わない。
そこで思いついたのが、今から10年以上も前に、やはり大人向けの工作として、外国の新聞の活字をウロコ模様に見立てて、魚のレリーフ(半立体)を作ったときに名古屋の額縁店に相談して20枚くらい別注で作ってもらった額縁がまだ残っているはずだ・・・と気が付いた。
探し出してみると、ラッキーなことにサイズも奥行きもぴったりだった。
ここまで作ってみると、シリーズとして役者絵・相撲絵・美人画など構想は尽きないが、とりあえず目の前に迫っている明後日のイベントの準備もせねばならない・・・。