8日の日曜日に下北沢からカブスカウト10名、リーダー5名の一行がやって来た。
毎年11月に長芋の収穫体験にやって来るが、去年からはタネ芋の植付けから体験したもらうことになった。
さらに今年はカブスカウトが習得する課題「野菜を育てる」「実のなる植物を育てる」「栽培する植物に合った土を作る」などなどをこなすための勉強も取り入れる事にして、家庭菜園に植え付ける予定だったトマト、ナス、唐辛子などの苗は教材にするためにこの日まで植付けを待って、スカウトたちに植付けをしてもらった。
苗の植付けの後はタネ蒔きの仕方。
プランターを使ってミニチンゲンサイと廿日大根のタネですじ蒔き 点蒔きをして見せ、スカウトたちにはタネと肥料のセットを持って帰ってもらい、後はそれぞれの家で実際に育ててもらうことにした。
さて、そのあとは今日の味噌汁の具にするために、この時期に私の菜園で収穫できるスナックエンドウ、極早生のタマネギ、ミニチンゲンサイとデザート用のイチゴを収穫することにしたが、昨年はいっぱい採れたイチゴだったが、今年は3月の気温が低かったことで、イチゴはスカウト一人2粒しか口に出来なかった。
そして、やっとメーンプログラムの長芋と里芋の植付けが始まる。
もーさんは野菜をどこの県に出荷しているのですか?
弁当を食べながらこんな質問をしてきた子どもがいた。
2年前に横浜で開催した展覧会以降に入団したスカウトたちは、私とは畑で会うことしかなかったからそう思うのも無理はない。
野菜の収穫体験だけでなく、いつか世田谷まで出かけて行って工作教室のボランティアでもしてやらねばなるまい。