米飯
豚丼
若竹汁
ちまき
★梅サラダ(★は中学生の追加1品)
牛乳
〈小学生〉
〈中学生〉
行事食には、季節の食べ物から自然の力をもらうことで、病気や災難をさけて、健康や豊作を願う気持ちがこめられています。
今日は、5月5日の「端午の節句(たんごのせっく)」、こどもの日にちなんだ行事食「若竹汁(じる)」と「ちまき」が登場しました。
「若竹汁(じる)」には、しゅんのたけのこのように子どもたちが元気で健康にすくすくと育つように、という願いがこめられています。
「ちまき」を食べる風習は中国から伝わったものです。
食べることで、悪い気をはらってくれる「ちまき」は、包む葉の種類から名付けられました。
今は笹(ささ)の葉で包みますが、昔は「チガヤ」というイネ科の葉で包んでおり、「チ」ガヤで「巻く」ことから「ちまき」と呼ばれるようになったと言われています。
昔、中国に「屈原(くつげん)」という人がいました。
とてもかしこく優れた人物で、王の信らいもあつく、民からもしたわれていましたが、いんぼうにより国を追われ、川に身を投げてしまいます。
屈原をしたう人たちが、お供えを川に投げ入れますが、川にすんでいる竜(りゅう)が、屈原へのお供えを食べてしまうのです。
そこで、竜(りゅう)がきらう葉でもち米を包み、わざわいをはらう五色の糸でしばったものを川へ投げ入れるようになりました。
これがちまきのはじまりといわれています。