「かぼちゃ」という名前は、東南アジアの国の名前である「カンボジア」からついたそうです。
もともとはアメリカ大陸で生まれた野菜で、16世紀にポルトガルの船が現在の大分県に流れ着いた時に、カンボジアでとれたかぼちゃを、との様におくったのが、日本にかぼちゃが伝わった始まりだとか。
夏から秋がしゅんですが長い期間保存できるため、冬にもおいしく食べられる野菜です。
ビタミンがたっぷりふくまれるので、「12月の冬至(とうじ)にかぼちゃを食べるとかぜを引かない」とも言われるほど。
日本では、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ぺぽかぼちゃの3種類がさいばいされていますが、中でもあまみが強く、ホクホクした食感の西洋かぼちゃが現在は主流です。
(かぼちゃの情報は、農林水産省ホームページを参照しました。)
今回は、そんなかぼちゃを使ったサラダをしょうかいします。
給食では、卵アレルギーを持つ子どもも同じものが食べられるように、卵を使っていないマヨネーズ(マヨ風ドレッシング)を使っています。
アレルギーがなければ、ご家庭にあるふつうのマヨネーズで同じように作れますよ。
今回のレシピではふつうのマヨネーズを使っていますが、マヨ風ドレッシングを使う場合も同じ分量で作ってください。
【かぼちゃサラダ】
〈材料〉2人分
ロースハム・・・2枚
かぼちゃ・・・・60~80g
じゃがいも・・・1/2個(約80g)
たまねぎ・・・・1/8個(約15g)
マヨネーズ・・・大さじ2
塩・・・・・・・少々
こしょう・・・・少々
油・・・・・・・少々
〈作り方〉
1 ロースハムは、半分に切ってから1cmはばくらいの短冊切りにする。
2 かぼちゃは、1cmの角切りにする。
3 じゃがいもは、皮をむいて、1cmの角切りにする。
4 たまねぎは、皮をむいて、うす切りにする。
5 電子レンジで使える容器に、かぼちゃとじゃがいもを入れて、ラップをかけて500W
で4分加熱する。
6 フライパンに油とロースハム、たまねぎを入れ、火にかける。
こげないように注意しながら、たまねぎが少しとうめいになるまで中火でいためる。
7 ボウルに、5のかぼちゃとじゃがいも、6のロースハムとたまねぎ、マヨネーズ、塩、
こしょうを入れて、よく混ぜる。
8 器に盛り付けて、できあがり!
5でかぼちゃとじゃがいもを電子レンジで加熱する時に、大きめのボウルや器を使うと、7で混ぜる時にそのボウルや器のままで混ぜることができるので、洗い物がひとつ減りますよ。