箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その72(焼き肉サラダ)

2023年03月25日 | おすすめレシピ

スーパーなどで売られている肉類を見ると、同じ肉でもいろいろな部位がありますね。
わかりやすいのは、とり肉の「むね」と「もも」、ぶた肉の「もも」と「ばら」でしょうか。
肉の部位は、牛肉とぶた肉は「食肉小売品質基準」、とり肉は「食鶏小売規格(しょくけいこうりきかく)」によって、イラストにある部位の名前が決められています。

(牛肉)

(ぶた肉)

(とり肉)

肉類は、部位によってそれぞれ特ちょうがあるので、どんな料理に使うかによって部位を選ぶことも、おいしく仕上げるポイントです。
(肉類の部位やイラストは、農林水産省ホームページを参照しました。)

さて今回は、肉と野菜がいっしょに食べられる、ボリュームのあるサラダをしょうかいします。
3月22日(水曜日)の中学生の1品として、給食にも登場しましたよ!


【焼き肉サラダ】

〈材料〉2人分
牛肉(うす切り)・・・60g
酒・・・・・・・・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・・・・・小さじ1/2
砂糖・・・・・・・・・小さじ1/4
葉ねぎ・・・・・・・・2本
キャベツ・・・・・・・大きい葉を3枚
きゅうり・・・・・・・1/3本
酢(す)・・・・・・・小さじ1/4
レモンじる・・・・・・小さじ1/4(生のレモンをしぼってもいいです)
砂糖・・・・・・・・・少々
塩・・・・・・・・・・少々
 *レモンがなければ、みかんやゆず、すだちなど、かんきつ類のしるを使うと、風味が
  変わってまたちがうおいしさのドレッシングになります。
  かんきつ類がなければ、酢(す)を倍に増やしてもいいです。

〈作り方〉
1 葉ねぎは、小口切りにする。

2 キャベツは、長さが2cmくらいになるように縦に3~4つに切ってから、1cmはばく
  らいの短冊切りにする。

3 きゅうりは、縦に半分に切り、ななめにうす切りにする。

4 なべに水を入れて火にかけ、ふっとうしたらキャベツときゅうりを入れて、さっとゆ
  でる。
  キャベツときゅうりが少しくたっとしたら、火を止めて、ザルに移して水気を切って
  おく。
  (ザルに移す時は、やけどをしないように注意しましょう。)

5 フライパンに、牛肉、酒、しょうゆ、砂糖を入れて、火にかけ、牛肉の色が変わるま
  でしっかりいためる。
  牛肉の色が変わったら、葉ねぎを加えてさっといためる。
  (牛肉がひっつくようであれば、油を少し加えてもいいです。)

6 ボウルに、酢(す)、レモンじる、砂糖、塩を入れ、よく混ぜる。

7 5の牛肉、4のキャベツときゅうりを入れて、よく混ぜる。

8 食器に盛り付けて、できあがり!

給食では、サラダも加熱して仕上げます。
家庭で作る時は、きゅうりはゆでずに、塩もみしてもいいですね。
今回は牛肉を使いましたが、ぶた肉でも同じように作ることができます。
ぶた肉は牛肉に比べてあぶらが多いので、5でいためた時に出てきたあぶらをペーパータオルで吸い取っておくと、おいしく仕上がります。


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3月23日(木)の給食

2023年03月23日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

キャロットライス
シェパーズパイ
コーンスープ
スライスチーズ
★りんごゼリー(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

「シェパーズパイ」はイギリスやニュージーランド、オーストラリアなどで食べられている家庭料理です。
羊肉や牛肉をトマトといっしょににこんで作ったミートソースに、マッシュポテトをのせてオーブンで焼いて作ります。
「シェパード」とは羊飼いのことで、本場イギリスの家庭では羊肉を使って作ることが多いそうですが、給食では牛肉とぶた肉を使って作りました。
2022年1月29日のブログでシェパーズパイの作り方をしょうかいしていますので、ぜひごらんください。

今日で今年度の給食が終わりました。
この1年間の給食はいかがでしたか?
来年度もみなさんがたくさん食べてくれるように、おいしい給食を提供していきますので、楽しみにしていてくださいね。


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3月22日(水)の給食

2023年03月22日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
かきあげ
豚汁
つぼ漬
★焼肉サラダ(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

「かきあげ」という名前は、「かき混ぜてあげる」ということからつけられたそうです。
焼き竹輪とちりめんじゃこ、たまねぎ、にんじん、ごぼうを混ぜて、カラッとあげました。
ちりめんじゃこが、うまみと食感のアクセントになっています。
ちりめんじゃこは、いわしの稚魚(ちぎょ)、つまり子どものいわしをかんそうさせたものです。
骨もいっしょに丸ごと食べられるので、カルシウムをたくさんとることができて、成長期にはおすすめの食材です。

給食では、かきあげも米粉で作っています。
「納豆とじゃこのかきあげ(2020年5月22日のブログ)」の作り方を、このブログでしょうかいしていますので、ぜひ作ってみてください。


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3月20日(月)の給食

2023年03月20日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
マーボ春雨
五目スープ
味付けいりこ
★ツナのハッシュドポテト(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

麻婆(マーボ)とつく料理では「麻婆豆腐(まーぼどうふ)」が有名ですが、「マーボ春雨」にはとうふの代わりに春雨を使いました。
春雨は中国発しょうの食材で、日本には鎌倉(かまくら)時代に精進料理の食材のひとつとして伝えられたといわれています。
春雨という名前は日本独自のもので、作る時に小さなあなから細く流れ出てくる様子が、春に降る静かな雨の様子に似ていることからその名前がつきました。
現在は奈良県が国内生産量日本一をほこっています。
春雨のツルツルとした食感を楽しんでくださいね。


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3月17日(金)の給食

2023年03月17日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
豚肉のしょうがいため
生揚げのみそ汁
じゃこのつくだ煮
★さばの塩焼き(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈中学生〉

*小中一貫校の小学生も給食がありましたが、写真は中学生の給食のみとなります。

「さばが不漁」というニュースを耳にしたことがありますか?
さばは海水の温度が低いところに集まるため、海水の温度が上がると、それまで集まっていたところよりも深くもぐってしまい、とることが難しくなったためだそうです。
逆にいわしは豊漁で、魚のかんづめを作っている業者では、さばのかんづめが作れなくなった代わりに、いわしのかんづめをたくさん作るようにしているというニュースもありました。
さばもいわしも青魚の仲間で、あぶらにふくまれているDHA(ドコサヘキサエン酸(さん))やEPA(エイコサペンタエン酸(さん))には、血液をサラサラにして流れをよくしたり、余分な中性しぼうを減らしたり、考える力や覚える力を向上させる働きがあります。
アレルギーがなければ、さばもいわしも積極的に食べてほしい魚です。


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3月16日(木)の給食

2023年03月16日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
豆乳スイートポテト
きのこたっぷりハヤシライス
★ドレッシングサラダ(★は中学生の追加1品)
ヨーグルトドリンク

〈小学生〉

〈中学生〉

さつまいもを、あまくおいしく食べる方法を知っていますか?
さつまいもは、とれたてをすぐに食べるよりも、収かくしてから風通しのよいところでしばらく置いておくほうが、あまくなります。
また、低い温度でじっくりと火を通すと、あまくおいしくなります。
どちらも、さつまいもにふくまれている酵素(こうそ)が、さつまいものでんぷんを分解して糖分に変えてくれるので、あまくおいしくなるのです。
ちなみに、むしたさつまいもよりも、焼くほうが水分が減るのでよりあまくなりますよ。
豆乳にふくまれるオリゴ糖は、おなかの調子を整えてくれるビフィズス菌(きん)を増やす働きがあり、便ぴ解消に役立ちます。
「豆乳スイートポテト」は、さつまいもの食物せんいと、豆乳のオリゴ糖でおなかの調子を整えてくれる、おすすめのデザートです。


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3月15日(水)の給食

2023年03月15日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

わかめごはん
ほっけのピリ辛煮
白玉八宝菜
★鶏肉のポン酢しょうゆ(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

毎年12月から翌年4月までの給食に、箕面市内の小学校6年生が、家庭科の学習を活かして給食のこん立を考える「こん立づくりにチャレンジ」という取り組みからの採用こん立が登場します。
「わかめごはん」と「ほっけのピリ辛煮(からに)」、「白玉八宝菜」は、箕面小学校の6年生が考えてくれました。

「白玉八宝菜」は、八宝菜に入れることの多いうずら卵の代わりに、白玉団子を入れて、卵アレルギーの人も食べられる八宝菜になるよう工夫してくれました。
八宝菜は、それ一品で野菜をたくさんとることができる上に、白玉団子でさらにボリュームアップするので、栄養をしっかりとることができますね。

「ほっけのピリ辛煮(からに)」には、ほっけの一夜干しを使いました。
開き干しにされたほっけには、カルシウムが100gあたり170mgふくまれており、骨ごと食べられる魚を除けば、生のさんまやアジよりもカルシウムが豊富です。


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3月14日(火)の給食

2023年03月14日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯
じゃがいものそぼろ煮
チャンポン麺
牛乳

〈小学生〉

今日は中学校と小中一貫校の卒業式でした。
給食は小学校のみ提供しました。

長崎県の家庭料理「チャンポン麺(めん)」は、なべひとつで作ることができ、おいしくて栄養たっぷりな料理です。
給食では、米粉めんに、焼きぶたやかまぼこ、キャベツ、たまねぎ、にんじん、もやし、ホールコーン、こまつなが入っており、具だくさんです。
余っている野菜で作れますので、ご家庭でも冷蔵庫の整理に作ってみませんか?


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3月13日(月)の給食

2023年03月13日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

ガーリックライス
揚げパン
ポトフ
角チーズ
★切り干しベーコン(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉
※揚げパンは、栄養価や喫食量を考慮して小学校1・2年生は1/2個、
 3から6年生は1個です。
 写真は1・2年生に提供した給食になります。

〈中学生〉

米粉パンを使った「揚げ(あげ)パン」の登場です。
昨年5月に中学生用の1品として登場し、12月には小学生にも中学生にも登場しました。
子どもたちだけではなく、先生たちからも「もう1回出してほしい」とたくさんリクエストがありました。
米粉パンは小さいので、ご飯の代わりになるほどの量はありません。
そのため、主食のガーリックライスの量を少なめにして、あげパンを提供しています。

あげパンにそえているきな粉は、給食室の大きなかまで、弱火でこげないようにじっくりと加熱して提供しています。
これは、子どもたちに衛生的に提供するために欠かせない調理過程です。
最後に砂糖を加えますが、あまさを引き立てるため塩をほんの少しだけ加えるのがポイントです。

子どもたちは口の周りをきな粉まみれにしながら、大きな口でほおばっていました。


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畑訪問より(新稲地区)

2023年03月11日 | 食育・地産地消

箕面市の学校栄養士は、月1回程度、給食に野菜を納入してくださる農家さんの畑をたずねて、いろいろなお話をうかがっています。
3月上じゅん、新稲(にいな)地区にある箕面市農業公社の畑を訪問しました。

〈たまねぎ「みのぉったま」〉

畑にはたくさんのたまねぎが植えられていました!
たまねぎは、育てる時期や期間によって、品種が「極早生(ごくわせ)・早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)」に分けられます。
新稲の畑に植えられていたのは、一番早い時期に収かくできる「極早生」のたまねぎで、11月になえを植えて、3月末~4月には収かくできるそうです。
なんと全部で3万株ほどあり、順調に育てば4月の箕面市の小中学校全校で使用する全てのたまねぎをまかなえるそうです。

農業公社が箕面市内で育てたまねぎには「みのぉったま」という愛しょう(ニックネーム)があります。

市内の他の地域の農業公社の畑には、晩生のたまねぎが植えられており、6月ごろまで箕面産の「みのぉったま」が給食で食べられそうです。
楽しみですね。

〈チンゲンサイ〉
たまねぎ畑のわきのビニールハウスには、約1000株のチンゲンサイのなえが植えられていました。

種からなえを育てて、3日前にビニールハウス内に植えかえたばかりだそうで、まだ5㎝にも満たないかわいい小さななえがならんでいました。

この小さいなえが、全部で1000株!
ビニールハウスの中はとても温かく、1カ月半ほどで約100㎏のチンゲンサイが出荷できるそうです。

箕面市内には、農業をするかたが高れいになったり、後つぎのかたがいなくて、「耕作したくてもできない農地」があります。
農業公社のみなさんは「耕作したくてもできない農地」を借り受けて、そこで野菜を育てて学校給食へ納入し、「地産地消」につなげています。
「貴重な農地」を良好な状態で守ることで、箕面の緑を守る役割もしてくださっているのですね。


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