米飯
肉じゃが
にゅうめん汁
しば漬
★野菜いため(★は中学生の追加1品)
牛乳
〈小学生〉
〈中学生〉
3学期から給食の「しば漬(づけ)」が変わりました。
「しばづけ」は、なすやきゅうりを、しその葉といっしょにつけた、京都を代表するつけ物のひとつです。
京都市の大原地区は「赤しそ」の産地として知られており、京都のしばづけは、この赤しそを使って作られたものが有名です。
しばづけの色がむらさき色なのは、この赤しその葉を使っているため。
しその葉には赤いものと、青いものがありますが、青しそ(大葉(おおば)とも呼ばれます)の葉を使ってもむらさき色にはなりません。
今までは青しその葉を使ったしばづけを使っていましたが、3学期からは赤しその葉を使ったしばづけになりました。
「しばづけ」という名前の由来はいくつかありますが、そのひとつに、平清盛のむすめである建礼門院徳子(けんれいもんいんとくこ)にまつわる話があります。
壇之浦(だんのうら)の戦いでめつ亡した平家の中で、ひとり生き延びた建礼門院徳子は、京都の大原のあま寺にひとりさびしく身をよせていました。
地元の大原の人たちは、かつて皇后だった建礼門院をなぐさめようと、大原で古くからつけられていたつけ物を届けました。
建礼門院はこのむらさき色のつけ物をたいそう気に入り「紫葉漬(むらさきはづけ)」と名付けられたことから、「しばづけ」と呼ばれるようになったそうです。