今回は、アメリカの南部地域の郷土料理を給食用にアレンジした「ジャンバラヤ風混ぜごはん」をしょうかいします。
7月12日(火曜日)の給食に出た料理です。
「ジャンバラヤ」は、アメリカ合衆国南部のルイジアナ州の郷土料理です。
スペイン料理の「パエリア」が起源と言われていますが、「パエリア」が魚かい類を主に使うたきこみごはんであるのに対して、「ジャンバラヤ」は肉や野菜をたっぷり入れて香しん料を加えたスパイシーなたきこみごはんです。
今回ごしょうかいする「ジャンバラヤ風混ぜごはん」は、アメリカ南部のニューオリンズ風に、トマト味を活かした「ジャンバラヤ」をイメージしてアレンジしました。
給食では大量に調理するため、うすく味つけしたケチャップご飯をたいて、教室で具を混ぜて提供するので「ジャンバラヤ風混ぜごはん」になります。
ご家庭では、いためた具を洗った米といっしょにすい飯器に入れてたきこむと「ジャンバラヤ」になりますよ。
カレー粉はお好みで量を加減してください。
ケチャップのあまさとカレー粉のスパイシーな味のバランスで、大人から子どもまで楽しめる料理です。
【ジャンバラヤ風混ぜごはん】
〈材料〉3~4人分
●ケチャップごはん
米・・・・・・・・・・2合
塩・・・・・・・・・・小さじ1/3
たまねぎ・・・・・・・1/4個(50g)
トマトケチャップ・・・大さじ1
●具
ぶた肉(*)・・・・・100g(あられ切りまたはひき肉)
赤ピーマン・・・・・・1/2個(20g)
ピーマン・・・・・・・1/2個(20g)
にんにく・・・・・・・1かけ
油・・・・・・・・・・小さじ1
トマトケチャップ・・・大さじ2
カレー粉・・・・・・・小さじ1/3(お好みで調整してください)
塩・・・・・・・・・・少々
砂糖・・・・・・・・・小さじ1/3
*ぶた肉はあられ切りがおすすめですが、なければひき肉で作ります。
〈作り方〉
●ケチャップごはんを作る
1 たまねぎは、皮をむいて、みじん切りにする。
2 洗った米をすい飯器に入れて、2合の線まで水を入れる。
たまねぎ、塩、トマトケチャップを入れて、よく混ぜる。
3 スイッチを入れて、たく。
●具を作る
4 にんにくは、皮をむいて、みじん切りにする。
赤ピーマンとピーマンは、種とへたを取り除き、5mm角くらいに切る。
5 フライパンに、油とにんにくを入れて、火にかける。
6 にんにくのいい香りがしてきたら、ぶた肉を入れていためる。
7 赤ピーマンとピーマンを加えていためる。
8 トマトケチャップ、カレー粉、塩、砂糖を加えてよくいため、味を調える。
9 たき上がったケチャップごはんに、8の具をよく混ぜる。
10 お皿に盛り付けて、できあがり!
暑い夏の日には、上からレモンじるをかけて、さっぱり食べるのがおすすめです。
もっとスパイシーな味付けにしたい時は、ターメリックとクミン、コリアンダー、チリパウダーを混ぜると大人向けの味付けになりますよ。
混ぜずに具といっしょにたきこむ場合は、材料の「ケチャップライス」に入れているたまねぎも具に入れます。
先に、4から順番に作ります。
6でぶた肉といっしょにたまねぎを入れて、よくいためましょう。
できあがった具を、2で洗った米といっしょにすい飯器入れてスイッチを入れると「ジャンバラヤ」のできあがりです。