なすは、インドの東部で生まれたと考えられています。
そのため、暑いほうが育ちやすく、太陽の光をたくさんあびたほうがきれいな色になります。
日本には、中国、朝鮮(ちょうせん)半島、東南アジアの、大きく3つのルートから入ってきて、奈良時代にはすでにさいばいされていたそうです。
平安時代の本にも、なすの作り方がのっているそうですよ。
(なすの情報は、農林水産省ホームページを参照しました。)
今回は、そんななすを使ったいため物をしょうかいします。
ビタミンたっぷりのぶた肉と、なすやたまねぎなどの野菜を、しょうが風味のあまから味でいためた、ごはんが進む一品です。
【ぶた肉となすのしょうがいため】
〈材料〉2人分
ぶた肉(うす切り)・・・120g
酒・・・・・・・・・・・少々
しょうが・・・・・・・・1cmくらい
なす・・・・・・・・・・小さめのもの1本
油(なす用)・・・・・・小さじ1
たまねぎ・・・・・・・・1/8個
にんじん・・・・・・・・1/4本
葉ねぎ・・・・・・・・・3~4本
油(ぶた肉用)・・・・・小さじ1
砂糖・・・・・・・・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・・・・・・小さじ1
〈作り方〉
1 ぶた肉をボウルに入れて、酒を全体にまぶして混ぜておく。
(ボウルの代わりに、ビニールぶくろにぶた肉と酒を入れて、やぶれないように気を
つけながら、ふくろの外から手でしっかりもんでおいてもいいですよ。
手もボウルもよごれなくて便利です。)
2 しょうがは、皮をむいて、みじん切りにする。
3 なすは、たて半分~1/4に切り、5mmくらいのはばに切る。
4 たまねぎは、皮をむいて、たて半分に切ってから、うす切りにする。
5 にんじんは、皮をむいて、1.5cm角くらいの色紙切りにする。
6 葉ねぎは、小口切りにする。
7 フライパンに、なす用の油としょうがを入れて、火にかける。
しょうがのいい香りがしてきたら、なすを入れていためる。
なすがしんなりしたら、火を止めて、ボウルに取り出しておく。
8 同じフライパンに、ぶた肉用の油とぶた肉を入れて、火にかける。
ぶた肉の色が変わるくらいまでいためる。
9 たまねぎ、にんじんを加えて、いためる。
10 たまねぎが少しとうめいになって、にんじんがしんなりしたら、取り出しておいた
なすを加えてさっといためる。
11 砂糖、しょうゆを加えて、全体にからむようにいためる。
12 葉ねぎを入れて、さっといためる。
13 火を止めて、食器に盛り付けたらできあがり!
なすを使った料理では、「マーボなす(2020年5月19日)」や、「ラタトゥイユ(2020年7月18日)」の作り方を、このブログでしょうかいしています。
なすがたくさんある時は、ほかの料理も作ってみてくださいね。