箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その30(わらびもち)

2020年06月12日 | おすすめレシピ

今回は保育所の給食から、とても簡単に作れるおやつです。

「わらびもち」は、本来「蕨(わらび)」という山菜の根からとれるでんぷんをかんそうさせた「わらび粉」で作ります。
でもわらび粉はなかなか手に入らないので、保育所では代わりにかたくり粉を使って作っています。
では「かたくり粉」は、何からできているか知っていますか?
本当は「カタクリ」という花の球根からとれるでんぷんをかんそうさせた粉を「かたくり粉」といいます。
(カタクリの花)
(カタクリの花の写真は、農林水産省林野庁関東森林管理局ホームページより抜粋(ばっすい)しました)

でも、カタクリの花の球根からとれるでんぷんはとても少ないので、今は「かたくり粉」というと、ほとんどがじゃがいものでんぷんをかんそうさせた粉になります。
学校給食で使う「でんぷん」も、じゃがいものでんぷんです。
水でといた「水ときかたくり粉」は、このブログでも何度か使いましたね。(5月7日「グリーンポタージュ」5月14日「さといものカレーそぼろ煮(に)」5月19日「マーボなす」 )
水でとかずに使ったメニューもありました。(5月25日「ひじきとミンチのオーブン焼き」
今回の「わらびもち」は、かたくり粉が主役のおやつです!


【わらびもち】

〈材料〉1人分
かたくり粉・・・・・大さじ2
砂糖・・・・・・・・大さじ1
水・・・・・・・・・1/2カップ
きなこ、黒みつ・・・好きな量

〈作り方〉
1 なべに、かたくり粉、砂糖、水を入れてよく混ぜる。

2 弱火にかけ、ヘラでずっと混ぜ続ける。
  (こげないように、なべの底をこするような感じで、全体をしっかり混ぜましょ
   う。)

3 とろみがついて、色がとう明になったら火を止める。

4 ボウルに水を入れ、3のわらびもちをスプーンで一口分ずつすくって、水に入れる。
  (氷があれば、氷水のほうがよく冷えてかたまります。)

5 わらびもちを全部水に入れたら、ザルにうつして水気をよく切って、器に盛り付け
  る。

6 きなこや黒みつをかけて、できあがり!

 

●1人分だけ作る場合は、電子レンジでも作れます。

【電子レンジで作るわらびもち】

1 マグカップなどの、電子レンジに使える深めの器に、かたくり粉、砂糖、水を入れて
  よく混ぜる。

2 600ワットの電子レンジで、30秒加熱する。

3 取り出して、スプーンでよく混ぜる。

4 2と3をあと3回、くり返す。
  (合計4回、電子レンジにかけます。
   電子レンジから取り出す時は器が熱くなっているので、やけどしないよう注意しま
   しょう。)

5 後は、なべで作る場合の4~6と同じように仕上げて盛り付ける。

電子レンジはとても便利ですが、スプーンやアルミホイルなどの金属でできたものを電子レンジにかけると、火が出て、温めるつもりの食品が燃えてしまうことがあります。
金属のかざりがついた食器も、電子レンジには使えません。
電子レンジを使う時は、金属でできたものがないことを必ず確認してから使いましょう。


さて、来週から通常登校が始まります。
まだ給食は品数を減らした「簡易給食」がもう1週間続きますが、このブログでも、6月15日(月曜日)から、元どおり毎日の給食をしょうかいしていきます。
給食のレシピも時々しょうかいする予定ですので、ぜひチェックしてくださいね!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする