箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

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①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その13(さといものカレーそぼろ煮)

2020年05月14日 | おすすめレシピ

今回はさといもを使った、に物です。
ちょっとあまめのカレー味が、食欲をそそります。

さといもは、縄文時代から日本にあったと言われるいもで、米よりも先に食べられていたそうです。
もともとはアジアの熱帯地域が原産のいもで、こんにゃくの原料である「こんにゃくいも」も、さといもの仲間です。
親いものまわりにたくさん子いもができることから、「子どもがたくさん生まれますように」という願いをこめて、おせち料理などに使われています。

(さといもと、さといもの花) (写真は、農林水産省ホームページから抜粋(ばっすい)しました。)

さといもは、皮をむくとぬるぬるしたヌメりが出てきます。
これで手がすべって、けがをすることがあるので、注意が必要です。
今回は、生ではなく、冷とうのさといもを使います。
皮をむいたり、下ゆでしたりする必要がないので、とても便利です。

また、いろどりに春が旬(しゅん)のさやえんどうを使いました。
さやいんげんやグリンピースでも、色あざやかに仕上がります。

【さといものカレーそぼろ煮】

〈材料〉
ひき肉(*)・・・・・・160g
さといも(冷とう)・・・500g
にんじん・・・・・・・・1/2本
こんにゃく・・・・・・・1/2枚(下ゆでが不要なものだと便利です)
油・・・・・・・・・・・小さじ1
さやえんどう・・・・・・30g
塩(ゆでる用)・・・・・少々 
砂糖・・・・・・・・・・小さじ2(少しあまめなので、好みで加減してください)
しょうゆ・・・・・・・・大さじ3強
みりん・・・・・・・・・大さじ1
水・・・・・・・・・・・200cc
カレー粉・・・・・・・・小さじ1(好みで調整してください)
かたくり粉・・・・・・・大さじ1強
  *ひき肉は、牛肉とぶた肉の合いびきでも、牛肉やぶた肉、とり肉のひき肉でも作れ
   ます。

〈作り方〉
1 さやえんどうは、筋を取る。
  なべに水とゆでる用の塩を入れて火にかけ、ふっとうしたらさやえんどうを入れて、
  さっとゆでる。(1分くらい)
  あみしゃくしですくって、ザルに入れ、上から水をかけてすぐに冷ます。
  (水をかけずにそのまま置いておくと、冷めるまでに時間がかかるので、どんどん
   色が悪くなってしまいます。
   そのため、ザルに入れてすぐに水をかけて冷ます「色止め(いろどめ)」をしま
   す。)


  (ここで、好みの大きさに切っておいてもいいです。)

2 にんじんは、皮をむいて半月切り(たて半分に切ってから、うす切り)にする。

3 こんにゃくは、一口大に切る。

4 なべに、油とひき肉を入れて火にかけ、いためる。
  ひき肉の色が変わって、ピンク色の部分がなくなったら、さといも、にんじん、こん
  にゃくと、砂糖、しょうゆ、みりん、水を加えてにる。

5 表面にアクと油がういてくるので、おたまでこまめに取りながら、弱火~中火で15分
  から20分くらい、じっくりにる。

6 カレー粉を加えてさっと混ぜる。
  かたくり粉に、同じ量~2倍の水を入れてといた「水ときかたくり粉」を、2~3回に
  分けて入れる。
  (入れたらすぐに混ぜる、をくり返します。
  「水ときかたくり粉」については、5月7日のブログを確認してくださいね。)

7 器に盛り、1のさやえんどうをかざり付けてできあがり!

今回はさといもを使いましたが、じゃがいもやさつまいもでも作れます。
さつまいもを使う場合は、いもがあまいので、砂糖の量は少し減らしましょう。

 

【こんにゃくの下ゆでの方法】
こんにゃくには、原料の「こんにゃくいも」や、こんにゃくをかためるために使われる「凝固剤(ぎょうこざい)」にふくまれているアクが残っています。
このアクを取り除くために、こんにゃくは下ゆでしてから使います。
そのままでも食べられますが、下ゆですることで、アクといっしょに余分な水分もなくなるので、味がしみこみやすくなり、よりおいしくできあがります。

1 切ったこんにゃくをボウルに入れ、塩を全体にふりかける。
  (塩の量は、こんにゃく1枚分に対して小さじ1くらいです。)
2 手でしっかりもみこんで、そのまま5分くらい置いておく。
3 ザルに入れて、水でよく洗い流す。
4 なべに水を入れて火にかけ、ふっとうしたら3のこんにゃくを入れる。
  (熱い湯がはねないように、そっと入れましょう。)
5 2~3分ゆでたら火を消し、あみしゃくしですくってザルに取り出す。


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