箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その16(マーボなす)

2020年05月19日 | おすすめレシピ

子どもたちが苦手な野菜のひとつに「なす」があります。
なすはアクが強く、切った後そのまま置いておくと、切り口が茶色く変色し、苦みやしぶみが出ておいしくなくなってしまいます。
そんなアクによる苦みやしぶさ、ぐにゅっとした食感などが、苦手の理由だとか。
なすはアクをしっかりぬいてから、油でいためたり、あげたりすることで、あまみが出る上に食感も変わり、苦手な人でも食べやすくなります。
「マーボなす」は、なすをさっと油でいためてから、ひき肉のあんをかけた、給食でも人気のメニュー。
なすは苦手、という人も、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

【マーボなす】

〈材料〉
ぶた肉(ひき肉)・・・・・・230g
なす・・・・・・・・・・・・3本
油(なすをいためる用)・・・大さじ4
にんじん・・・・・・・・・・1本
たまねぎ・・・・・・・・・・1個
しょうが・・・・・・・・・・少々(おろししょうがを使うと便利です)
にんにく・・・・・・・・・・少々(おろしにんにくを使うと便利です)
葉ねぎ・・・・・・・・・・・1~2本
油(全部をいためる用)・・・大さじ1
砂糖・・・・・・・・・・・・小さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・・大さじ2
みそ・・・・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1(入れる時に味を見て調整してください)
トウバンジャン・・・・・・・少々(お好みで量は加減してください)
水・・・・・・・・・・・・・250cc
かたくり粉・・・・・・・・・大さじ1と1/2
(ごま油・・・・・・・・・・小さじ1/2)

〈作り方〉
1 なすは、へたを切り落とし、縦に半分に切ってから、ななめ切りにする。
  にんじんは、皮をむいて、5mm角に切る。
  たまねぎは、茶色い皮をむき、1cm角の色紙切りにする。(縦に1cmはばに切っ
  てから、くるっと90度横にして1cmはばに切る。)

2 しょうがとにんにくは、皮をむいて、みじん切りにする。
  (皮をむいた後、すりおろしてもいいです。
  おろししょうがやおろしにんにくを使う場合は、そのまま使います。)

  葉ねぎは、茶色くなっている部分があれば取り除き、小口切りにする。

3 フライパンに、なすをいためる用の油を入れて火にかける。
  1のなすを入れて、しっかりいためてから火を止め、お皿に取り出しておく。

4 なすを取り出したフライパンに、全部をいためる用の油と、2のにんにく、しょうが
  を入れ、火にかけていためる。

5 1のにんじん、たまねぎとぶた肉を入れて、いためる。

6 肉の色が変わったところで、水を入れてにる。

7 にんじんを1個、あみしゃくしで取り出して、水をかけて冷ましてから、指でつまん
  でつぶしてみる。
  すぐにつぶれるくらいにやわらかくなったら、3の取り出しておいたなすと、調味料
  を全部入れて、味を調える。
  (味を調えた後、好みでごま油を加えると、ごま油の香りでよりおいしくなります。
  トウバンジャンは少量でからさがぐっと増すので、入れ過ぎに注意しましょう!)

8 最後に、かたくり粉に、同じ量~2倍の水を入れてといた「水ときかたくり粉」を入
  れてよく混ぜ、好みのあんのかたさに仕上げる。
  器に盛り付けて、上に3の葉ねぎをのせて、できあがり!

「水ときかたくり粉」は、かたくり粉を水でとかしたものです。
5月7日のブログにものっています)
かたくり粉に、同じ量~2倍の水を入れ、しっかり混ぜてとかして作ります。
かたくり粉は、熱を加えると白からとう明になり、とろみもついてきます。
(写真上:かたくり粉のみ、中:かたくり粉を水でといたもの、
    下:水ときかたくり粉に熱を加えたもの)


小学2年生は、この時期、なすやとまと、きゅうりなどの夏野菜を植える取り組みをしています。
今回の材料のなすは、むらさき色の花をさかせ、花の後に小さな赤ちゃんなすから大きな丸いなすに成長していきます。
料理の合間や食事中の話に、こんな野菜の話題も加えると、苦手な野菜でも興味がわいて、食べるきっかけになります。
これから夏に向けて、夏野菜が育つ時期です。
市内の畑にもいろいろな野菜が育っていますので、「あれは何かな?」と、話題にしてみてくださいね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする