箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その20(ひじきとミンチのオーブン焼き)

2020年05月25日 | おすすめレシピ

成長期のみなさんに必要な栄養素のひとつ、カルシウムは、じょうぶな骨を作る働きや、イライラしないように精神を落ち着かせる働きがあります。
「カルシウムを多くふくむ食品」と言えば、牛乳やチーズが一番に思いうかびますね。

海に囲まれた日本では、昔から海そうや小魚などでカルシウムをとってきました。
おかずに牛乳や乳製品を使用しない「低アレルゲンこん立給食」でも、カルシウムが不足しないよう、そしてみなさんが食べやすいよう、いろいろ工夫した料理を出しています。

今回は、カルシウムがたっぷりのひじきを使った洋風メニュー「ひじきとミンチのオーブン焼き」です。
ひじきは色が黒いせいか、子どもにあまり好かれない食材ですが、カルシウムだけではなく、鉄分もたっぷりふくまれるので、たくさん食べてほしい食材です。
牛肉と混ぜてケチャップやソースで味付けすることで、ひじきも食べやすくなりますよ!


【ひじきとミンチのオーブン焼き】


〈材料〉(4人分)
ひじき・・・・・・・・25g
牛肉(ひき肉)・・・・200g
にんにく・・・・・・・1かけ
たまねぎ・・・・・・・1個
にんじん・・・・・・・5cm分
じゃがいも・・・・・・2個
トマトケチャップ・・・大さじ3~4
ウスターソース・・・・大さじ1
油・・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・小さじ1/2(入れる時に味を見て調整してください)
こしょう・・・・・・・少々
パン粉・・・・・・・・大さじ1~2(給食では米粉で作ったパン粉を使っています。)
かたくり粉・・・・・・小さじ2/3~1

〈作り方〉
1 ひじきは、たっぷりの水に10分~15分くらいつけてもどし、ザルに入れて、水を
  切っておく。
  (元の量の8倍から10倍になります。)

2 たまねぎは、1cm角の色紙切りにする。
  (玉ねぎを半分に切ります。)

  (平らな面を下にして、1cmはばに切ります。)

  (くるっと右に90度回して、はしから1cmはばに切ります。)

3 にんにくを、みじん切りにする。

4 にんじんは、皮をむいて、5cmの長さを半分に切ってから、小さめのせん切りにす
  る。


5 じゃがいもも、皮をむき、芽を取り除いて、せん切りにする。
  (皮をむいて、芽を取り除きます。)

  (うすく輪切りにします。)

  (はしから、5mmくらいのはばでせん切りにします。)

6 なべに、油とにんにくを入れて、火にかける。
  弱火で、にんにくの香りが出てくるまでいためる。

7 牛肉、たまねぎ、にんじんを入れて、いためる。

8 牛肉の色が変わり、ピンク色の部分がなくなったら、ひじき、じゃがいもを加えてい
  ためる。

9 ケチャップ、ウスターソース、塩、こしょうを入れて、味を調える。
  (味を見て、足りないようなら少し塩を入れましょう。)

10 火を止めてから、パン粉を半分の量と、かたくり粉を全体にふり入れてよく混ぜ
  る。
  (パン粉とかたくり粉の力で水分をかためて、具全体をまとめるためです。
   かたくり粉は、水でといた「水ときかたくり粉」(5月7日のブログにのってい
   ます。)を使うことが多いのですが、今回は水分をかためて具をまとめたいの
   で、全体にふって混ぜます。)

11 グラタン用などの、オーブンで使えるたい熱皿に10を入れ、上から残りのパン粉を
  ふって、オーブンで表面にこげ目がつくまで焼いてできあがり!
  (トースターでも同じように焼けます。)

そのまま食べてももちろんおいしいですが、ご飯にのせて食べてもおいしいです。
カレー粉を入れると、ドライカレー風になります。
11で、たい熱皿にご飯を入れてから上にのせて焼くと、ご飯にも少しこげができて、ドリアのようになります。
ご飯ではなくゆでたマカロニを入れてグラタンのようにしてもいいですね。
これ一品で、お昼ごはんになります。


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