政権交代という民主主義の証しを示す時だという思いが堰を切った、と新聞は書きます。昨日午後8時に民放が打った出口調査からの結果予想は民主300自民100という惨憺たるものでした。それより前に週刊誌やTVで評論家が予想していた通りです。どこかで、まさか、と思っていたのでしたが、この現実です。特に当地山口二区、二回続けての現職民主党追う自民党新人の図式でしたが、8時にいきなり当確出てました、他の山口三選挙区と同様に。あらら。これじゃぁ比例復活も覚束ぬ事、でしたが果たして落選でした。広島の中川さんが小選挙区で落ちたことの割を喰らいました、惜敗率ではいいところだったんじゃないんでしょうか。と、ブツブツ悔やむのですが、負けに不思議の負けなしでありますゆえ、負けるべくして負けたのでしょう。これは自民党にそのまま当てはまります。さんざ昨夜のTV中継で叩かれ、評論家がたっぷり解説してくれてましたので今更繰り返しませんが、どこかの局で「解散時期を間違えたのじゃないか。10月に解散していたら今回落ちた人たちの多くは落ちなくてすんだんじゃないのか」なんてえらく直接にぶつけてました、麻生さんはいつものように政局よりも政策を選択したと繰り返すばかりでしたが、結果論で斬られるは敗者の常ですが辛いところですね。あれだけなりたかった総理大臣にやっとなれたんです、選挙管理内閣なんて言われようがどうだろうがそう簡単に手放すわけはないです、そのうちにあの大経済ショック、大不況です、いい口実ができたわけでした。が、その後はこの人の人徳の為せるところでしょう、それでなくても民主党の外圧がどんどん高まる中で、内側から公然と麻生降ろしの声が上がる、理由も麻生では選挙を戦えないなんていう為体。これでとうとう国民も呆れちゃったということですか。反麻生の旗を振った人は殆どが落ちましたね、愛媛の元幹事長がギリギリでした。それにしても前回の郵政選挙の真逆というのがびっくりするやら象徴的と嘆息するやらです。大物がどんどん落ちていくのは、TVで水戸黄門を見ている気分で痛快ではあったのですが、民主党、票を獲り過ぎて比例候補が足りないなんて事態、前回の自民党の杉村某のような粗製乱造の様相です。どうなりましょうね。日教組と労組。現実になった以上、ここが本当に心配です。ここが権力持つことが心配です。新自由主義の害毒くらいのことでは済まないだろうと怖れることです。ここがまず第一の心配です。いかがですか。
goo blog お知らせ
カテゴリー
- Weblog(6839)
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- Mersey Box
- ビートルズをこよなく愛する人のためのサイトです
- goo
- 最初はgoo