柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

同類

2009-08-12 08:08:44 | Weblog
東海地震(正式には東海地震じゃないんですってね、この辺り学者達の勝手な定義づけですが)大変でしたが、何だか今回は報道のトーンが低いですね。いつもなら被害は?死者は?なんて探しまくってずっと叫んでいるのに、妙にあっさりしてます。東名高速の崩落映像は印象的でしたが、ビルが崩れたとか人が埋まったとか火の海になったとか、神戸や新潟並の被害がなかったからに他なりません。ったくマスコミ連中は他人の不幸を喜ぶ典型ですからね、度合いが小さいと面白くないわけです。知らん顔です。確かに今は兵庫県の山村の方が面白いですからね。昨夜古館の番組で言ってましたが13日午前零時までに走れるようにするらしいです。ええ?4車線の半分が崩れ落ちてるんですよ。先に当地岩国でも水害で山陽道(高速道路)が同じ様に崩落して迂回路の国道が大渋滞したことがありましたが、確か3ヶ月くらいかかってましたよ。今回の防府の水害でめちゃくちゃになった国道の復旧にも数ヶ月かかるとの予想でした。で、こちらがわずか3日の突貫工事?田舎道とは違うとはいえ、流通の大動脈とはいえ、です、この差はすごいと言うかひどいと言うか。応急処置してまずは通れるようにしておいて、順次正式な修理するという手順なのでしょうが、できるんでしょうかね。盆の帰省ラッシュに備えてのことでもあるのでしょうが、そこで二次災害・・なんてことにならぬのでしょうかね。古館も遠回しにそんなこと言ってましたが。
 広島少年院での職員による暴力事件。どんどん捕まっていきます。法務教官と呼ぶんですね、あそこの職員。相手は少年です(少年院ですからね、当然です)、そしてこっちは大の大人。連中さぞや悪態つくんでしょう、言うことなんか聞かないんでしょう。それは予想つきますね、そういう連中だから悪さするんですから。おまけに、こういうところに赴任する「上司」はきっとキャリアでしょう、暴力沙汰から一番遠いところで暮らしてきた奴ら、争いごとを自分で解決したことのない奴ら、自分は優等生で通して来た奴ら。こんな奴らに「権力」与えたら何するかわかりませんよ。矯正指導の言う名の暴力。大手を振って殴る蹴るできるんですからね、何より自分がやられるという危険がないんですから図に乗りますわね。一対一で喧嘩したら絶対負ける(喧嘩にもならぬでしょうが)者が権力背にいたぶるのです。これは美味しい、禁断の木の実の味じゃないですかね。よく言われるように性格性分に同類の人間が相対する職業に就くんです、暴力団と警官が好例。どっちが悪い奴かわからぬ絵も多いでしょう?少年院に限らずどこの刑務所でも同じことでしょう。優等生のキャリアが悪魔の囁きに負ける、下に働いている(実務している)教官たちはきっと同類ですから、同じ様に殴る蹴る。素人を殴り蹴り殺してやってきた悪達を、まだ罪を犯してないだけの同じ性格している奴らが同じ様に殴る蹴る。そういう図なんでしょう。喧嘩なんかした事のないような坊っちゃん然とした、ただ学業成績だけが優れているキャリア達が薄ら笑い浮かべて悪いガキどもをいたぶる図。ありがちでしょう?何を今更に、ですよね。
コメント
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