柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

危惧

2009-08-22 08:07:54 | Weblog
萩市と彦根市とが百何十年ぶりに「手打ち」という話題です。萩市と会津市との長年の遺恨は有名(でもないですか、山口県人だから知ってることなんでしょうか)ですが、彦根?くどく説明しますが、対会津関係は明治維新前の戊辰戦争、上野の山の戦い、白虎隊の遺恨です。薩長土肥の倒幕側、会津藩中心の佐幕側の戦い。それを象徴して長州対会津、中でも維新の志士を多数輩出した萩市対その名を残す会津市です。あの時の手打ち式もなんだか物々しく、相対する爺さん連中の顔がこわばっていて面白く見ていましたが、今回は安政の大獄がらみの因縁。井伊直弼対吉田松陰の構図です。なるほど彦根か・・。でもTVに映る両市市長はニコニコとして端から友好ムード。何でも井伊家の当代当主もやってきていて、日本史発掘の趣。今更遺恨も因縁もないんですが、明治(より前の話ですけれど)は遠くなりにけり、なのでした。
 新聞の予想は過激度を増してきました、自民党100が危ない、民主党320に迫るかって。前回の無茶苦茶解散の真逆ですか。100を切るってどういうことになるんでしょうか。もっとも今回の比例名簿は現職が優先されていますから、仮に紙上火がついている危ない大物達(武部、町村、中川(北海道も広島も)、与謝野、久間、古賀、山拓などなど)が小選挙区で負けても、大負けしない限り惜敗率とやらで比例で復活しましょう、しかしそれも比例票を沢山得られての話です。小選挙区は自民、比例は公明なんて約束ですからね、あちらさんたちは。さてこの人たちは体中に大汗かきながら首筋は常に冷たいんでしょうね。本当に前回の小泉劇場のそのまま裏返しです。この風、勢いは強いです。一気に流されましょう。でも、確かに自民党も情けないしちゃんと対応できなかった咎は大きいのですが、さりとて民主党がそれに優るかと問われればそうはいかぬでしょう?あれだけの右から大左までの寄り合い所帯です、特に外交、憲法問題なんかが沈滞するのが目に見えてます。そして象徴的に危惧するのが教育です。きっと参院の民主党の親玉輿石さんが相応の役に就きましょう、この日教組の権化のような人に教育を握られる恐怖です。日の丸、君が代が消されるかもしれません。日本人の心根がすっかり抜かれるかもしれません。子どもが危ない!!こちらの危惧は極めて大きいことだと思っています。どうかその辺りよろしく御高配いただきたく思っています。
コメント (4)
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