柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

2008-02-04 08:43:36 | Weblog
中国新聞のコラム、五七五七七の定型を指して「日本語に内在するリズムに千年を超えてなお人々が共振していると思うとほっとする」と書いてます。サラリーマン川柳やら高校生の俳句やら結構そういえば私達がこのリズムに触れる機会は多いです、そしてあの短い語数の中に幾重にも気持ちを折り畳み込める。石原慎太郎がよく譬えに出すことですが、この感覚こそが日本文化の粋なのでしょうね、これがわからぬようでは・・という言い方です。私には幸いよく共振する感覚が備わっているようです。これは幸せなことと思っています。
 餃子事件、マスコミ上げて俄ホームズ、俄小五郎状態です。具の中に農薬が入っていたのなら製造過程での出来事ですわね。包装がベタベタで返品した、そこにも農薬検出したってことは、日本に上がってからでもできることですわ。腹が立ってやったなんて単純なことならもっと簡単に足がつきそうですが、これだけの人間がかかってああでもないこうでもないとやっているところを見ると、敵さん結構考えて手の込んだことやっているのか、国(政府)同士でもう話ができていてごまかしにかかっているのか、ですか。五輪もあることだし、ここはうやむやに流して貰えまいかなんて。
 岩国いよいよです。私は今まで井原さんの頑固さがどこまで続くのか、結局受け入れるのなら条件闘争に違いないじゃないかと言ってきました。どうせ・・と思ってました。きっと多くの人がそう考えていたと思います。でも、この人しつこい。そしてあまり派手にやりませんね、今は評論家の森田某がついているようですがこの人は知る人ぞ知るレベルの人ですから。誰彼を呼んできてワーワーやるってわけじゃない。草の根の本領なんでしょうか。イメージとしては正義の味方のような感じですか。国の無体に立ち向かうヒーローという像。うむ、ここまで突っ張ってきたらそれなりに評価がついてきましょうか。でも、要は選挙の後の運営です、当てにしていた金がなくなっているのは事実です。選挙民にとればどちらも怖い、でしょうか。
 朝日に道路特定財源の特集があって、源を辿れば田中角栄に行き着くなんて話を書いてます。あの頃は相当に意味のある施策であったのだが、というニュアンスです。ふむ、今や田中角栄は伝説上の人物です、あれこれ法律作って、地元への利益誘導型政治家の典型です、道路に関することと特定郵便局に象徴される郵政関連体制はこの人によって作られたと言ってもいいんでしょう。あの人の失脚(ロッキード事件)はアメリカの差し金だったというのが大勢なんでしょうが、それだけの力があったと言うことで、実際日本が更に上向いて進んだ時期であることは確かなことです。なんだか今の問題を過去の大政治家の影に隠す手法はいかがなものかと思いながら、読んでいました。
コメント
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