柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

2008-02-23 08:43:23 | Weblog
皇室の不協和音いかがお感じですか。どうもあの皇太子は肚が据わりませんねぇ、私にはそういう印象です。女房(皇太子妃)を庇いすぎでしょう。しかしよく考えれば、爺さんが孫娘がなかなか会いに来てくれないって文句を言う、誰に言うかってそりゃぁ嫁さんでしょう、でも嫁さんは公認の病人ときては息子にブツブツ言うしかない、それを人づてに伝えるって絵柄ですからね、つまんないことではあります。爺さんが天皇陛下であらせられるだけなんですが、例えば皇室の決め事に(皇室の儀式こそが日本文化そのものですから)そんなのがあるのでしょうか、皇孫は陛下に定期的に拝謁しなければならないなんて。そうであれば下々があれこれ言うことではないのですが、でもそうであればこんなに下々の耳に入れることでもないことですわね。週刊誌は面白おかしく書くだけ(雅子さんバッシング調ですが)で、日経のコラムもこんなこと聞かせるなよ全く・・という調子です、これが世論でしょうね、いかがですか。
 イージス艦事件、一等初めに私「狭い東京湾のことだから」なんて書いてます、昔の潜水艦の事件と混同して書いてましたが、今日改めて新聞に載る地図見たらあらあら広い海のど真ん中で当たってる。航空機のニアミスと同じ感想です、こんな広い所でどうしてこんな近くを航行せねばならぬ?わざわざ当たりに行ってると思われてもしかたないでしょう。そう思われませんか。目的地が大概同じ所で、その最短距離を選ぶとどうしてもある地域で交差するって寸法ですか。でかい船、今回はイージス艦、どこから帰ってきた途上だったのか知りませんが、こっちは予定のコースを走っていたんでしょうね、自動操縦にしているくらいですから。小さい側、まっぷたつに割れた漁船、は右へ左へ自在なんでしょう、というか決まったコースなどない、いやあるんでしょう漁場への最短コースがそれぞれに、でもそれは銘々のことでかい船は知りません。この辺りを漁場にしているんですからこの手のでかい船がどういうコースを走るか知っているのは小さい船側でしょう、事実他の船は避けてますからね。でかい船が見張り不十分だったのか、それともいつものコースと違うところを航行したとか、いつもと違う走行していた(例えば蛇行するとか)なんてことなら逃げるに逃げられないこともあるでしょうが、どうなんでしょうね。前方不注意をいうなら、予断航行の咎を言うなら、両者にあることでしょう、そう思うのです。議員達はまたまた天佑とばかりに政府転覆を狙います、大臣更迭を要求します、委員会でのあの辻元見ましたか、こういう立場にいるとこの女いちびっちゃって見苦しいこと。新聞によればこっちで勢いつけて、次はあの口害法相、安倍政権転覆と同様の手口です、芸のないことに。首相が言うようにまだあの二人見つかってないんです。問題がどんどんすり替わっていきます。極端な話、大臣が辞任したらこの話題、二人が見つからないままに消えていきましょう。つまらんことです。
 毎日新聞に、どこで死にますか、というタイトルで特集です。介護施設で看取れるか。病院でなければ看取れないのか、本人の意思をどこまで尊重するのかという命題です。さていかがですか、何年も何十年も前からの懸案です。どこで死にたいですか?自宅の畳の上。どこで死にましたか?病院。今時病院に運び込まなかったりしてご覧なさい、後で何を言われるかわかりませんよ。昔はよかった、なんて言いますが、昔は病院がなかったんです、病院で死ぬなんてのは普通じゃなかったからなんです。人が死んでいくのを目の前で見ているのは度胸と覚悟が要ります、並みのものじゃありません。それを見たくないから病院に入れるんでしょう?本人の意思?ここで死にたいとか、治療などしてくれんでもいい、なんて言い放てるのは元気な時です、自分が倒れたときに何も言えませんよ。決めるのは家族です、余程に家族の肚が据わってなければここで(自宅で)死なせるなんて言えません。また病院に運び込んでダラダラと「治療」を続ける、死ねない。本人が如何に病前に文書に意思表示していても、家族が拒めばそれまでです。どこで死にたいか?そんな絵空事をさも大事そうに言うのはやめましょう。もっと端的に、自裁の自由を認めるとか、何歳以上は治療しないとか、そういう協議をすべきでしょうに。これとて無駄なことですがね。
コメント
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