柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

烏合

2008-02-01 08:41:46 | Weblog
餃子、大捕物。あれだけ使われているんですね、安いんでしょうかやはり。でもおばちゃんがインタビューに答えてました、生協といっても決して安くないのだ、より安全だろうと思って買っているのにと。大地震の際に震度と地名を棒読みするが如く、商品名を抑揚なくいちいち読み上げる報道に異様さが滲みます。昨夜の古館の番組で専門家(訳知り屋)が出てました、古館の非難調とは逆、さかんに中国を擁護してました。この事件はとんでもないけれど、中国のシステムはちゃんとしているのだとか、オーバーに言いすぎだ、大したことじゃない、過剰に反応しない方がいいという調子でした。さすが朝日、でしょうか。この対極は言わずと知れた反共の雄、石原都知事、朝日もそこは心得ていてちゃんと報道します僅か数秒一言だけでしたが、ぼろくそ、バッサリ斬ってました。安かろう悪かろうの典型ですか。仲買企業(JTって日本たばこですか?)ばかりが泡食ってます。こちらこそお気の毒。でも、利を求めての結果なれば責任は十分です。
 その朝日、社説で息巻いてます、教育再生会議(安倍さん肝煎りの、ノーベル賞の野依さんでしたかを頭に据えて、結構先走りして叩かれてましたが)誰も相手にしないじゃないかって嗤ってます。福田さんが知らん顔しているということです。他の政治懸案にかまけて、言い訳にして。社説は畳みかけます、この方向が本物であったら、旗振り役が去っても支持を得ただろうと。印象論や思いつきだけで議論しないことだ、なんて言い放ってます。安倍さんの独り善がりでしかなかった、あんなものはなくなってよかったんだという論調です。くやしい。単純にくやしい。こっちの者達にこう言われるは本当に悔しい。安倍さんのやろうとしていたことは正鵠を射ていたんだと思います、拙速の嫌いはありましたが、これだけ左が嫌がっていたことだったんです、つまりはこの60年向こうさんが意図して日本人の心根を曲げてきた(向こうは変えた、改革したなんて言うんでしょうが)その根幹であるわけです。ざまぁみろ、と言いたいところを、あれだけ反対のあったこと無茶はできないんですよと薄ら笑いしてみせるわけです。くやしい。今、ニュースでやりました、この会議「終了」するんだそうです、別の会合に変わるんだそうです。福田さんにその気がないと言うことです。またまたこの国は烏合の中に放り込まれるんでしょう。輝く鶴よ、早く立ってくれ!
コメント
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