柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

ご用心

2008-02-14 08:42:28 | Weblog
市川昆監督と言えば、私のような普通に映画を見る者にとればやはり東京オリンピックなんでしょうか。リアルタイムで見たわけじゃぁありません。TVにちらちら流されるスローモーション画像(トップアスリートの筋肉の動きに目を奪われます)やコマ送り画像(チャスラフスカの前転模様のあれです)、記録映画じゃないですわね、まるでプレイヤー用の教育映画のような様相。斬新、だったんでしょうね。そして私の趣味で言えば白黒映画「ビルマの竪琴」安井昌二と三国連太郎のやつ。戦後間もない頃の映画です、見る方にとってもリアルだったでしょうね、そういう風に思いを致せば白黒映画の迫力は心惹きます、昔の映画の醍醐味はここにあるんでしょうね、と思ってます。合掌。
 沖縄事件、県議会が抗議議決したってことですが、ここの県議会こんな事ばかりですね、全会一致なんでしょうまた。集団自決教科書問題の時と同じように。手続きとしてやっているだけ、二重三重外側から叫んでいるだけです。こんな議題なら、どこで決議しても全会一致で抗議可決ですわね、そこらの小学校の学級会でもそうでしょう。おまけに懲りずにここの知事は自分で喋りません、カメラの前だというのに大使と一対一の場面で抗議文原稿棒読みですわ。情けないことですねぇ、次の場面では米大使がもちろん顔を上げて堂々と(原稿読まずに)謝罪の弁明してました。どういう爺さんなんでしょうね、役人の文章読むばかりの政治屋なんでしょうね、自分の言葉で喋れない。ああこれなら女知事のほうがよかったんじゃないんですか。今朝の各紙は基地に米兵に依存している周辺の飲食店(飲み屋)の事書いてます、沖縄だけじゃなく佐世保やら岩国。米兵に対する態度はどっちに振れなければならぬのでしょうね、友好的に?警戒して?大人は前者。じゃぁ、子供は?こっちに県の方針指針はあるんでしょうかね。
 18才成人論、鳩山法相の意図や奈辺に。時を同じうして鹿児島の選挙違反検挙無罪事件は冤罪じゃないって。このおっさんも外連が多すぎです。スタンドプレーというべきか。冤罪の定義が明確じゃないからなんてわからぬ言い訳してます、富山でしたか痴漢の人違いは歴とした冤罪らしいです。この人粛々と判決に従って刑を受けた後の無罪判決でしたね。冤罪の定義が不明確なんじゃないですね、この人はちゃんと区別してますから。何かやりたくてうずうずしているんでしょうね、舛添さんやら冬柴、渡辺さんばかりでなかなか自分に出番が回ってこないもんだから。きっとそんな理由なんでしょう。18才問題は例の改憲国民投票法に引っかけての事らしいですが、明治以来の文化をひっくり返すは大変だなんて新聞は「科学的」に解説しています。変えると決めたらみんな変えなければならぬ事、そこが問題じゃなくて、昔ならいざ知らず、今の18のガキどもに成人なんてそんなのありですか?ってことですよね。馬鹿馬鹿しいことになってます、問題がすり替わっていきます。ご用心、ご用心。
コメント
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