柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

優先は

2008-02-29 08:42:33 | Weblog
中国、読売両紙ともに同じ話題のコラムです。サンデーとマガジンとが提携して新しい雑誌を出すという話題を、赤塚不二雄の引き抜き事件で色づけています。私は昔から漫画を読まぬ奴で、むろん少年マガジン、少年サンデー、少年キングの時代を知っていますが、どの漫画がどれに載ってたってことに全く疎く、テンからのTV少年だったので、おそ松君もおばけのQ太郎もパーマンも鉄腕アトムも鉄人28号もどれひとつ漫画本で読んだことがないのです。うんと時代が下がって、大学生時代にマカロニほうれん草やらあられちゃんが出てきたときには結構喫茶店で読んでいたかなというくらいのレベルです、多くを言及できぬのですが、女房(ドラエモンをその出始めから漫画本で読んでいた人です)とそのDNAを十分に引き継いだ三人の子供がこれまた漫画好きで、この事件は女房に言わせると感慨深いようです。もっとも、合併するって話じゃなく(廃刊ではなく)新しいものを生み出そうって話です、となると、客離れが進んでいる、漫画人口が減少している中、大丈夫かいな?って話でもありますね。さて思惑通りに行きましょうか。
 「浦じまい」って儀式があるそうです、日経がコラムで教えてくれます。海難事故にあった人の捜索を打ち切り漁に戻るための儀式、いわば諦めの儀式です。しみじみします。心に沁みる思いがします。人はこうやって明日に向かっていった、日常に戻っていった、無理矢理にでも死者を忘れて来たんですね海に向かって手を合わしながら。むろん家族にとって忘れられることではないです、でもいつまでもしゃがみ込んではいられない。その為の儀式です。知ったかぶりの下手な文化論で解説してもらいたくないところです。全く関係のない私のような者の心にさえ響く切ない思い。心しみじみと感じるべきなのでしょう、そう思います。
 中国公安の発表がまた傲慢そのもので。三百代言そのものです、何とかホスの純度が低いからといってだから中国が責任と断定できない、と言います。農薬を表から振りかけても裏にしみ通ることもある、とも言います。日本の警察の検査ではあり得ないと出た事実に対してです。北朝鮮と同じ顔してますよ、びっくりしますね。事実を事実として認めて、そこから先が交渉事、っていう文化じゃないんでしょうね。潔さが美徳じゃないんでしょう。正直さが社会則の柱じゃないんでしょう。五輪がどうの、経済発展がどうのこうのとあれこれ講釈を垂れることはできるのでしょうが、石原慎太郎の「見切り」に賛同しますねこうなると。これは人種の問題、文化の問題です。良い悪いの判断基準の問題です。易姓革命の国柄と恥の文化の違い。イージス艦で言った言わないの馬鹿やっているより問題は餃子です。中国産の食材を一切止めたらどうですかね。ここから食材が入らなくなると食料品の高騰を招きましょうか、他の製品の輸出ができなくなりましょうか。一度くらい肚を見せたらどうですかね政治家ども。民主党が何にも言わないでしょうこの餃子問題、小沢が中国べったりだからですよ。こんなことですわ、いよいよ寒気がしてきましたねぇ。ていたらく!
コメント
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