柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

芝居

2007-06-08 08:37:47 | Weblog
李登輝台湾前総統が靖国参拝されたというベタ記事です。兄さんが戦死してここに祀られているからとのことです、台湾は60年前までは日本であったのです。中国は一応型通り不快感を示しているそうです、老いても、役を降りても虎は虎です。この人は親日家として有名で、京大に学んだ人、放映されていた会見を聞きましたが流暢な、きっちりした日本語です。以前は倉敷の病院に狭心症の治療に来日する際、中国の妨害でビザが降りる降りないの一騒ぎになりましたが、政治から少し離れた今はさすがにこんなもんです。日本政府の弱腰というか肚のなさにはつくづく嫌気がさしますがそれはさておき、この人をTVで見る度に思います、こうやって「高く」生きたいと。志高く、意気高く、品高く。口をつく流暢で美しい日本語を聞くたびにそう思います。
 コムスン事件、利用者保護道半ば、利用者六万人どうなる?なんて新聞が煽ります。当のコムスン側は「ばれちゃぁ仕方ねぇや」風の対応です、なんと言ってもこっちには六万人の人質がいますから。この子に罪はありません!なんて言いながら自分の不始末を隠し無体を押し通そうとする馬鹿親と同じ手口です。利用者様が困っています、利用者様に不利益を生じさせるわけにはいきませんからとかなんとか。利用者の声も届けさせましょう、私達には今日のサービスが必要なんです、いつものあの人に来てもらいたいんです!なんて。今はどこかの知事のセリフ、事業譲渡で事を収めたんじゃぁ正義が許さないという啖呵に厚労省も同調しています(せざるを得ないのでしょう)が、あの柳澤「産む機械」大臣の口振りは基準を満たせば許しますの意思表示ですよ。利用者の利益が最優先されるべきです。もうその時のセリフも決まっていましょう。あとはタイミングだけ。コムスン側が十分に謝って十分に平身低頭して基準を満たして待つ、厚労省が叱りおく態度をとり続けていれば世間は忘れます。二度とこの様なことのないように!と一喝くれて元の鞘でしょう。なにせ「最大手」ですよ敵さんは。行政とくっついてないはずがないでしょう?なんとまぁ芝居好きな方々。いや、彼らに言わせればそれは順当な手続きなのでありますが。
コメント
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