柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

建前

2007-06-07 08:43:43 | Weblog
頂戴した御意見に未だ返事できずにいますこと非常に心苦しく且つ居心地の悪いこと(当地の方言で「グツが悪い」と表現します)に思っております。書く気は満々なのですがまことに申し訳ありません、今週末には必ず。堂々の御意見にはこちらも気合いを入れてご返答せねばと存じております。暫時のご猶予賜りますようお願いいたします。
 コムスン、どうなるのでしょうね。事例としてはありがちなケチなごまかしです。定員のある業界には常について回る違反行為です。医者の充足数しかり、看護婦数しかり。TVが連呼する「最大手」の事業縮小は影響大とは思います(と思わされます)が、そうでしょうかね。明日から八割の施設が閉鎖されるわけでもなく、5年をかけて順次閉鎖されていくというのが実状のようです。ということは5年の内に例によってのズルズルベッタン、介護現場の窮状に鑑みての「恩赦」がおりたり、皆が忘れた頃を見計らって「十分な改善がなされているので」なんて小さくつぶやいてお上が許すとか、ありそうなことです。事実、即この親会社は別の子会社に事業譲渡するなんて公表します。名前を変えて、額面上は別会社、粗相をしましたコムスンはなくなりました、潰しました、今はこれこれこういう名前の会社でございます、尚一層のご愛顧をお願いいたしますというわけです。首すげ替えてはい終わり。こんな事例もきっと星の数なんでしょうね、そんなんで世の中通るんかい?という厚顔無恥な仕儀、書類上の取り繕い、法律上の手続き。感情との乖離。アウシュビッツはドイツの罪ではありません、ナチスの罪ですと言い通したドイツに準えましょうか。ばれなければ、叱られなければ、狡いことも数のごまかしも正当事例の内です。お上の認可が下りさえすれば不備が不備でなくなるというわけです。なんてことも世の常です、どの業界にも罷り通っている大原則です。ですから許認可権が一大利権となるわけです。そこに群がるのは誰だい?コムスンここ暫くは息をひそめてお上に恭順の意を表しておくの一手、皆が忘れてきたらごっそり金持っていって「どうぞよしなに」です。こんなことでしょうね、きっと介護現場には混乱など起きないと思いますよ。どうなりましょうか。
コメント
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