柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

ゆるゆる

2007-06-14 08:40:43 | Weblog
田中マー君、中日相手に立派なこと。ピッチャー事情、チーム事情が幸いして登板機会が確保されていること、野村監督の覚えめでたいことなど環境の幸運もさることながら、やはりこのピッチャー本物ですか。プロに来て、楽天に来て大正解でしたねぇ。ハンカチ王子の過剰報道は横目で見るには刺激が強すぎましょうが、これだけの足跡残していればこっちの勝ちでしょう。何と言っても向こうは子供(学生)相手のことですからね。しかし好対照張ってくれるから見ている方は面白いですね。
 年金騒動大変です。もちろんこの大騒ぎも初めのうちだけで、問い合わせが一段落するまでのことでしょうが、対応がね。いかにも役所役人然としてごめんなさいが伝わりません、すみませんの切実さがありません、これこれこういう対応をしますがこれ以上はしません!ですから、怒りますわねこっちとすれば。今のペースでいけば懸案を処理するには1700年かかるなんて馬鹿な数字出してる奴もいます。思うに、役人の融通のなさ、ダメなものはダメです処理は、仕事の堅さ間違いのなさあればこそバランスがとれ周りが許していたことなんです。四角四面なんて皮肉られる、黒縁眼鏡でくたびれたワイシャツ、両袖には黒い汚れ止め(名前があるんでしょうね、知りません)をきちんと履いて一言一句変えない説明を繰り返すあの頑固さ堅さ。それは信頼できる頑固さだったわけですね。役所で勤め上げた親父特有の顔や雰囲気がりますよね、あれです。それがなくなったんでしょう、ゆるゆる。職業意識が失せているというよりも、そんな奴らが役人になってしまっているということなんです。帳尻がきちりと合うまでやるべき仕事を簡単に投げ出す、中途半端で放り投げる。いえ、連中には連中の言い訳があるでしょう、俺達は言われたように決まったようにやってきただけだと。でも、間違いと分かれば直す人がいたんじゃないですかね、帳尻を合わせようとする人がいたんでしょう今までは。それがいなくなった。上から下まで腐っちゃった。規制緩和とやら労働条件整備とやらで、緩め緩めた末がこれでしょう、どいつもこいつもゆるゆる。役人ばかりが傷んだのではありますまいし、昔気質の役人もきっと大勢いるんでしょうが、平凡な謂になってしまいますが、公は個に必ず優先されねばならぬとの原則を何度も何度も繰り返して叩き込まねばならぬのでしょうね。役所は四角四面であればこそなんです。そう思うことです。
コメント
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