【人工股関節置換】手術から1年5カ月が経過しました から続きます
人工股関節置換手術直後から、「脱臼」しないように!と、病室でも看護師さんが口を酸っぱくして言っていました。
なので、私も入院中からビクビクしていました。
脱臼対策に、両脚の間にクッションを挟むとか、脱臼しやすい体勢を取らないようにと、ずーっと注意を払ってきましたが、1年が過ぎるくらいになれば、あまり神経質にならなくて大丈夫みたいです。
脱臼した場合にどういう処置を取るのか?
主治医から聞いた話では…
まず、睡眠薬を飲むか投与されます。
ただし、手術の時のような「麻酔」ではないようです。
仮眠状態になったら、脱臼した関節部分を力業でエイヤーッ!とはめ込む、と言っていました。
肩の脱臼なども力業ではめ込むようですが、かなり痛いみたいですよね。
それが股関節ともなれば、意識ある状態では耐えられないでしょう
というわけで、処置の際には眠くなる薬を投与するそうです。
薬の投与に至るまでの経路ですが、股関節を脱臼したら歩けなくなり、その場で崩れ落ちる感じになるらしいので、救急車を呼ぶのがベストと言われました。
手術した病院への搬送が理想的ですが、外出時だとそうもいきません。
痛みのあまり失神していなければ、「人工股関節が入ってて、もしかして脱臼したかも?」と伝えると、処置可能な医療施設に運んでもらえるはずです。救急車が到着するまでは意識を保つように頑張りましょう!
手術から1年5カ月が経過した私の場合、普通なら脱臼リスクは非常に低いですが、変な転び方をした場合などに起きる可能性はゼロとはいえないようなので、転び方には注意をしようと思っています。
退院後に持っていたヘルプマークは、今は携帯していませんが、これに個々の状況を書き込めるようになっているといいのにね、と思ったので、早速、札の部分に油性ペンで「左人工股関節です」と書き込み、免許証に挟みました。
今やすっかり放置しているヘルプマーク
ストラップを外し、札の部分に書き込みし、免許証に挟みました。
これなら、なにかあった時に、私が人工股関節を入れていることがわかってもらえそうです。