先日開けた家晩酌ワインは、こちら。
久しぶりのヴィーニョ・ヴェルデ、のロゼ。
Vinho Verde MIRANDA Rosato(Portugal)
ヴィーニョ・ヴェルデはポルトガル北西部の原産地名称ワインで、白ワインが多いですが、ロゼも赤もあります。
このロゼに使われているブドウ品種は、ヴィニャオン、アザルティント、ボラッガルと、聞きなれないものばかり。
どれも地場品種。これらはそれぞれの特徴を調べても覚えられないので、「ローカルグレープをブレンドしたロゼ」とザックリ捉えていいのではないでしょうか。
白のヴィーニョヴェルデもブレンドが伝統的ですが、単一品種のヴィーニョヴェルデも近年人気で、よく見ます。
白は品種で個性がよく出るので、品種ごとの飲み比べも楽しいと思います。
ヴィーニョ・ヴェルデの目印となるマーク
さて、このロゼ。やや辛口と書いてあったので、多少の甘みがあることを想定して飲んでみました。
アルコール度数は10%と低め。
まず、香りが独特で個性的。
グレナデンシロップ、イチゴキャンディの香りと風味があり、これが好きな人がいる一方、苦手に感じる人もいるかもしれません。
甘みも少しあるので、料理に合わせるのはどうかしら?
ほんのわずかな発泡もあります。
いつものように、家ゴハンに合わせてみました。
とんかつならロゼは合うでしょう、と思ったのですが、ワインが浮く感じがします。
使ったグラスは足なしのやや大きめボウル。
これだと香りが立ちすぎて、どうも飲みにくく感じました。
2日目は、私がこのところよく家飲みで使っているフランチャコルタグラス(イタリアの発泡ワイン)に、よく冷やして注ぎました。微発泡の泡がまだ見えます。
このグラスだと脚付きなので、ワインの低い温度が保たれます。
グラスの形状のおかげで香りが抑えられ、飲みやすくなりました。
合わせたのはブリの塩焼き。ブリは魚なので、とんかつよりも臭み、クセがあり、それが逆にこのロゼとハマりました。
3日目もフランチャコルタグラスで。
合わせた家ゴハンは、鶏ささみのから揚げ。
初日のとんかつがイマイチだったので、似たような料理は厳しいかもと思いましたが、グラスが違うからだと思いますが、今度はまずまずでした。
唐揚げの衣に何種類かのスパイスを加えていたのも奏功したようです。
という試行錯誤から考えると、このミランダ・ロゼは、おとなしい和食より、少しクセのあるもの、味の濃いもの、スパイスを使った料理が合うように思います。
柿とも合わせましたが、これも大丈夫で、おそらくイチゴにもよく合うんじゃないでしょうか。
ロゼは、色々なものと合わせやすいワインですが、ワインの個性、クセ、香りが強い場合には、ワインに負けない強い個性を持つものと合わせてみるのも手ですね。
このワインは、10月31日で完全クローズしたドイツの流通会社「メトロ」の直輸入品で、店舗の閉店セールで購入しました。
そのため、非常にお安い価格
ネット通信サイトではいくつか取り扱っているのを見ましたが、意外といいお値段で、ギフトセットもありました。
このクセにハマる人にはいいかもしれませんが、ギフトは贈る相手を選びそうかもしれません。
スクリューキャップで、開けやすく、管理もしやすいのはいいと思います。
ヴィーニョ・ヴェルデについて詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」じわじわ来ています!
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b94e131498128ffaeb197aed6e6632bd
いよいよブレイク?!爽やかワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ee23af23cf81e4f0f51d073808ad608b
爽やかなポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c7b1f317f397ab33638ceeae8f7c1c0e
いよいよブレイク?ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/02281181bc4f055a18cfc8ff248cba1a