ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

第2回イベリコハム公式コルタドールコンテスト

2009-11-13 10:05:27 | おいしい食べもん
2009年11月5日、第2回となる、
スペイン アンダルシア産イベリコハム公式コルタドールコンテスト の決勝が東京のホテル・ニューオータニで開催されました。

コルタドールとはイベリコ豚の生ハムをカットする技術者のことで、スペインのアンダルシア政府が公式認定資格として与えています。

今回は第2回目のコンテストになります。

第1回のレポートにコンテストの詳細を書いているので、コチラで確認してくださいね。


東京、福井、広島、熊本の4箇所で開催された第一次試験(筆記試験)を通った6名が決勝に進出し、実技の公開決勝を行いました。
その結果、1位、2位、3位が次のように決定しました。



1位:青山 幸司 (ワールドミートバルニッシンハム)



2位:李 一龍 (Bar de Espana Jaleo)



3位:飯塚 隆太 (ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション)



1位(左、青山さん)と2位(右、李さん)には副賞スペイン研修旅行のチケットが授与されました

*他の決勝進出者は以下の3名です(50音順)
工藤 貴久 (株式会社東京會舘)
小林 角栄 (株式会社紀ノ国屋)
進藤 佳明 (ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション)

今回も大接戦だったようです。


左から2人目が3位の飯塚さん

優勝の青山さんはもちろん注目ですが、要チェックは準優勝の李 一龍さんです。

李さんは韓国籍のコリアンということですが、10月に行われたスペインのシェリーのベネンシアドールコンクールにもエントリーしていて、残念ながら公式ベネンシアドールにはなれなかったものの、準資格のアフィシオナードを取得したと聞きました。

小柄な李さんですが、生ハムをカッティングする際の笑顔がにこやかで親しみやすく、ステキなエンターテイナーだと思いました。
彼のお店はどこにあるんでしょ?東京首都圏なら行ってみたいですね!

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追記 2009/11/14

嬉しいことに、李さんがこのブログに立ち寄っていただきコメントを下さったので
お店が兵庫県姫路市にあることがわかりました。
李さん、ありがとうございます。

Tapas & Paeria Jaleo → http://spainbar-jaleo.com/

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イベリコハムにピッタリなのは、当然のようにスペインのシェリーですが、今回は(株)シンポフーズさん(東京都大田区)が、さまざまなタイプのシェリーを用意してくださいました。



定番中の定番は、スッキリとした辛口の「フィノ」ですが、オロロソもアモンティリャード、クリームも、本当によく生ハムに合いました




極甘口のペロドヒメネスも素晴らしく、 (株)協同インターナショナルさん(神奈川県川崎市)が提供してくださったペドロヒメネスで洗ったチーズとのマリアージュが最高でした



スペインは食もワインも大人気ですが、アクセスしやすく、しかもしっかり美味しく大満足~という点がウケているのかなと思いました。




イベリコの紹介は コチラ

ハモン・セラーノの紹介は コチラ

コメント (7)
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