ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ゴセ・ブラバンのクリスチャンと西麻布「葡呑」で

2009-11-18 10:00:42 | レストラン&店
シャンパーニュ生産者 ゴセ・ブラバンクリスチャンが来日、しかも
西麻布の「葡呑」 (ぶのん)でパーティーをする、という連絡を受けたら、それはもう行かないわけにはいきません。

なんたって、クリスチャンとはもう何度も会っている上、私がシャンパーニュを訪問した際にも色々お世話になっているし、そして、会うのは久しぶりなので、これはどうしても会いに行かねば!


さらにさらに・・・・、西麻布に今年オープンした「葡呑」も、これまた行きたかったお店。
オーナーのミナトさんとは色々なご縁がありつつも、いまだ一度もお目にかかれていなかったので、これはちょうどいいタイミングです。

というわけで、いそいそと西麻布まで出かけてきました。
(かなり道に迷いましたが)





まず、クリスチャン   (ちょっとピンボケですが、お許しを)

辿ってみると、初めて会ったのは3年前(意外と最近でした)。
夏の暑い時に来日したクリスチャンと、銀座のワインバーで会い、翌日は私の知っている天ぷら屋さんで会い・・・と、非常に濃い数日を過ごしたのでした。



3年前に初めて会ったのクリスチャン → コチラ (ちょっと若い?)

その年の冬、シャンパーニュを訪問した私を、今度はクリスチャンが迎えてくれました。
第30回  Christian Gosset <Gosset-Brabant>



そして・・・今回のクリスチャンの日本での滞在はたった3日間と短かったのですが、久しぶりに会えて、ホント、嬉しかった~



Gosset-Brabant Tradition Premier Cru

今までもう何度も飲んでいるこのプルミエ・クリュですが、今回は熟成した印象が強く、しっとり落ち着いた味わいがありました。
旨味たっぷり~な感じが、非常にわたし好みです。




さて、この「葡呑」は都心の古民家の一軒家なのですが、雰囲気があり、本当にステキなお店でした。



1Fから2Fを見上げた状態ですが、非常に趣があります



1Fのカウンターの上がロの字状に吹き抜けになっています



2Fから下を見下ろした感じも本当にステキです

特にカウンター前が最高
ここはずっと居座っていたいですね


2Fはいくつかのテーブル席のほか、奥に落ち着ける個室のソファ席もありました



肝心の料理ですが、色々出していただいたにもかかわらず、ずいぶんと久しぶりに再会した人との語らいや、また新たに出会った方とのお喋りが弾み、ほんの少しだけしか口にできなかったのが残念!



糠漬け



かぶとパルメザンサラダ              鯵南蛮漬


鮫心臓造り、胡麻塩で

特に、このサメの心臓のお造りは素晴らしく、粒の粗い塩、メリハリのあるコショウがとってもよく効いていて、こんな素晴らしいお造りをいただいたのは初めてです
一皿は軽くいけそうなほどでしたので、また機会があれば、ぜひとろしくお願いします。



その他の料理はこちら・・・

ポテトサラダ、玉子焼き、タコ、トマト洋辛子和え、平スズキ藻塩刺身、真鯛塩昆布和え、鰯なめろう、茹でたてブロッコリー、肉じゃが、筑前煮、牡蠣とキャベツの温かいサラダ、キャベツとアンチョビのスパゲッティ、鶏と茸、栗の赤ワイン煮込み、鮭炒飯

ああ~、後半の料理ほど食べていない・・・・

また改めてじっくりお邪魔させてください。


ちなみに、クリスチャンも「箸」を使っていましたが、さすがに普段使っていないせいもあって、おぼつかない様子。
「仕方ないよ・・・」と言っていたので、今度シャンパーニュに行く際には、お箸をお土産に持って行きましょうかね(笑)




葡呑(ぶのん)

     東京都港区西麻布4-2-14

       03(3406)2207


コメント (2)
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