ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

第17回 Picardy@「キャッチ The 生産者」

2009-01-12 10:35:46 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

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  (更新日:2005年12月11日)

第17回  Bill Pannell  <Picardy>

今回は、 オーストラリアのワイナリー『ピカーディ』のオーナー、
ビル・パネルさんがお客さまです。
ビルさんは、良きパートナーであり理解者でもある奥さまのサンドラさんも一緒に連れての初来日です。



<Bill Pannell>

西オーストラリアのパース出身。
医学部の学生時代にワインに興味を持つようになり、1969年にワイナリー『モスウッド』をマーガレット・リヴァーに設立。
1985年にモスウッドを売却後、1986年にブルゴーニュの『ドメーヌ・ド・ラ・プスドール』の経営に参画。
1989年、ペンバトンに『ピカーディ』を設立。
1990年、ドメーヌ・ド・ラ・プスドールを離れ、ピカーディに専念 。


オーストラリアでピノ・ノワールとシャルドネ!

ピカーディは、西オーストラリア州(WA)のペンバトン(Pemberton)にあります。WAには、高品質ワインの生産地として知られるマーガレット・リヴァーなどがあり、特に冷涼地のワインのクオリティの高さと安定性には定評があります。

オーストラリアというと、まず思い浮かべる品種は「シラーズ」。一般的には、スパイシーで濃厚な赤ワインとして知られています。
ですが、『ピカーディ』では、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネをメインにしています。
「まるでフランスのブルゴーニュみたいじゃない?」と思う人も多いことでしょう。
その理由を、ぜひビルさんから聞き出さねば!



Q.医者からワイナリー経営へというのは、かなり大きなチャレンジだと思いますが、そのきっかけは?
A.医学部にいた23歳の頃、大学の教授が大のワイン好きで、スワン・ヴァレーのワイナリーに連れて行ってもらう機会がありました。それをきっかけに、ワインに対して興味を持つようになり、よく飲むようになったのです。
人生を変えるまでのきっかけになったワインは、サンドラと一緒に結婚1周年の記念日に飲んだ、ペンフォールドの「グランジ 1962」です。それがたまらなく美味しく(当然でしょう!)、すっかりワインの魅力にはまってしまい、『モスウッド』を設立することになりました。

Q.『モスウッド』をマーガレット・リヴァーに設立した理由は?
A.1967年にアメリカで、「涼しい土地から良いワインができる」という研究報告書が出されたからです。そこで、WAの中でも涼しいマーガレット・リヴァーに土地を求めることに決めました。あちこちの牧場に出かけては、シャベルで土を掘り返して土壌を調べました(笑)。
ここではカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に植えたのですが、1970年代から85年にかけて、『モスウッド』のカベルネのワインは非常に有名になってくれました。

Q.『モスウッド』を売却し、フランスに渡ったのはなぜですか?
A.1980年、パースの酒屋でたまたま買ったブルゴーニュの「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 1966」(ブシャール ペール&フィス)との出会いがきっかけでした。このワインで、私はピノ・ノワールのとりこになってしまったのです。

なんとか自分でもピノ・ノワールのワインをつくりたい!
その思いから、1986年にブルゴーニュの『ドメーヌ・ド・ラ・プスドール』の株を購入し、フランスに渡りました。
共同経営者が7人いましたが、私以外の6人は投資が目的です。私一人だけ畑に出て、ブドウを育て、醸造に携わっていました。

Q.ブルゴーニュではどのような成果が得られましたか?
A.1970年代半ばから80年代半ばにかけて、ブルゴーニュではクローンの研究が進められていました。こうしたクローンの情報を得ることができましたし、もちろん他の技術的な情報も含め、ブルゴーニュのことをかなり知ることができたことは、非常に大きな収穫でした。

Q.その後、オーストラリアに戻ることになったのはなぜですか?
A. 実は、プスドールの経営は、あまり利益が出なかったのです。 そこで、故郷のWAで土地を探すことにしました。
マーガレット・リヴァーよりも南で標高が低い土地を探していたら、ペンバトンに行き着きました。ここは石がゴロゴロとして、水はけも良好だったので、1989年に『ピカーディ』を設立しました。
この時はまだプスドールの株を持っていて、すべてを売却したのは1990年です 。

Q.『ピカーディ』の設立で苦労したことは?
A.ブドウの苗(ブルゴーニュ・クローン)をブルゴーニュから持って来るのに、非常に時間がかかったことです。

外国から植物を持ち込むには"検疫"を通す必要があります。ヴィクトリア州の検疫はスムーズに行きましたが、WAの検疫が難航し、トータルで5年もの年月を要しました。このときの3本の苗は、今では3000本に増えました。

また、畑もワイナリーもすべて私たち家族の手作りです
元々牧草地で石が多く、土地の持ち主から、「本当にこんなところでいいのか?」とまで言われたほどです(笑)。そのため、自分で石をどかして畑を整え、苗木を植え、ワイナリーまで完成させるのに、12年もかかりました。(本当にご苦労さまです!)



Q.ペンバトンはどのような土地ですか?
A.1時間に50mlの雨が降ることもありますが、すぐに地面に吸収されてしまうほど水はけのいい土地です。地表50~100cmのところに、大きさがさまざまな砂利の層があり、その下は粘土質です。この粘土質土壌は砂利も含むので、ブドウの根がどんどん下に入っていきます。
モスウッドも、気候は違いますが、土壌はよく似ていました。 土壌に砂利があるということは、非常に重要なポイントです。栄養過多を抑える効果がありますし、昼間に暖められた石は、夜になると熱を放出し、熱のコントロールを行います。

Q.ブルゴーニュ・クローンのブドウ樹を選択し、ピノ・ノワールとシャルドネを中心としたワインづくりは、ブルゴーニュの模倣に見られがちでは?
A.ブルゴーニュには、ワインづくりでの長い歴史があるので、つくり方や考え方においては見習うべき先生だと思っています。
しかし、私はペンバトンならではのピノ・ノワールを目指しています。
ここはブルゴーニュほど強い大陸性気候ではありませんし、土壌はブルゴーニュほど石灰質が多くありません。この土地独特の気候があり、土壌があります。ブルゴーニュのピノ・ノワールはタイトで、開くのに時間がかかりますが、ペンバトンのものは若いうちから果実味があり、やわらかいワインになります。

Q.ほかのオーストラリアのピノ・ノワールと『ピカーディ』のピノ・ノワールとでは、スタイルが違うようですが?
A.今まで、オーストラリアでは、色が濃くて力強く、かつ凝縮感のあるピノ・ノワールしか受け入れられませんでした。
しかし、あるワイン評論家は「ピノ・ノワールは、グラスの上からグラスの底が見えるくらいがいい」と言っています。 私がピノ・ノワールに求めるのもそれで、味わいには、チェリーの種の周りの部分やレッド・カラントの赤い実の感じがあり、フィネスやエレガントさが備わっています。過剰なまでに色素分やエクストラクト分を抽出した力強いピノ・ノワールは、私の理想ではありません。

Q.あなたのワインづくりのコンセプトは?
A.質にこだわり、とにかく最高のものを、と思っています。
良いワインは畑でできます。そのためには良いブドウをつくることが大事です。

私は、ベストなクローンを選ぶこと、すべてに手をかけること(樹の仕立て、芽かき、摘房など)を心がけています。
畑は100%自社畑で、オーストラリアでは珍しいことですが、灌漑もしていません。 その土地に最適な品種を選び、樹は密植し、適度なストレスを与えます。殺虫剤は使いたくないので、ホロホロ鳥を放し飼いにしたり、てんとう虫を放したりして病虫を駆除しています。

ブドウは十分に熟成するまで待ってから収穫を行い、収穫後は30分以内にワイナリーに運び込むようにしています。
ブルゴーニュにも定期的に行って研究しています。醸造設備にはきちんとお金をかけ、最新のもの、しかし自分たちに合ったものを導入しています。例えば、オーストラリア産の樽では納得できないので、自分で探した、フランスの小さなメーカーのものを取り寄せています。この樽がブドウにエレガントな風味を与えてくれるのです。

Q.これからの夢は?
A.もっと畑を広げたいですね。また、今はワイナリーに来てくれた人にテイスティングしていただける場所(=セラー・ドア)がないので、セラー・ドアもぜひ作りたいですね。


<テイスティングしたワイン>



Picardy Chardonnay
フレンチオークで約10ヶ月熟成。エレガントなスタイルのシャルドネ。すぐにも楽しめ、食事とも合わせやすく、また、熟成にも耐えるストラクチャーもあります。 口当たりはまろやかで、年を重ねるたびに複雑さが出てくるのも特徴。

Picardy Pinot Noir
フレンチオークで約12ヶ月熟成。若い時は、みずみずしいピュアな果実味が心地よく、素直においしいと感じますが、熟成が進むにつれ、ピノ・ノワール独特の、まったりとした熟成感が出てきます。




Pinot Noir Tete de Cuvee
Pinot Noirには、特別なキュヴェ"Tete de Cuvee(テト・ド・キュヴェ)"があります。通常は、瓶詰めの前にワインをテイスティングし、これ!と決めてピックアップした樽をスペシャルなキュヴェとすることが多いのですが、ピカーディでは、畑の段階から決めているそうです。
また、Tete de Cuveeだけ毎年つくり方を変えている点もユニークです。
ブルゴーニュのグラン・クリュと並べてもひけを取らないほどのエレガントさと凝縮感が魅力で、ぜひ一度経験してみることをお勧めしたいワインです。


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インタビューを終えて


ちっぽけな日本列島でも、北海道と沖縄の気候で大きな差があるのですから、広大なオーストラリアでは、もちろんさまざまな気候があります。涼しい土地では、ピノ・ノワールやシャルドネからのワインが次々に誕生しています。
とはいえ、濃厚な色調と味わいを持った赤ワインのイメージが強烈なため、すべてのオーストラリアワインがこんな感じなんだと思われがちなのも確かです。

そういう意味では、ピカーディのワインから、オーストラリアワインの多様性や可能性を再認識することができます。 ピノ・ノワールに目覚め、追究してきたビルさんの苦労と功績に感謝です。



ですが、それも、奥さんであるサンドラさんの内助の功の賜物。このことは、ビルさんもしっかり認識しているようです。
現在は、息子さんや娘さんたちもワイナリーを手伝い、家族一丸となってワインづくりをしています。

ピカーディのワインには、 「夫婦愛」と「家族愛」 がいっぱい詰まっています。


*ピカーディのホームページ  http://www.picardy.com.au
            

(取材協力:ヴィレッジ・セラーズ株式会社)

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第16回 Champagne Pannier@「キャッチ The 生産者」

2009-01-12 10:28:28 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

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  (更新日:2005年11月11日)

第16回  Terence Kenny  <Champagne Pannier>

今回のゲストは、シャンパーニュのヴァレ・ド・ラ・マルヌにあるシャンパーニュメーカー、メゾン・パニエの輸出部長を務めるトゥランス・ケニーさんです。



<Terence Kenny>
スペイン、ニューヨーク、ブルゴーニュetc…を転々とし、フランス観光局にも勤務。
30歳の時には、ミシュランの星付きレストランを全て制覇。このレストラン巡りでワインに開眼。
その後、1990年にメゾン・パニエに入社。 現在は同社の輸出部長を務める。


ミステリアスな パニエの地下回廊カーヴ

ヴァレ・ド・ラ・マルヌは、シャンパーニュ地方の中心にあるエペルネから西に広がる生産地です。このヴァレ・ド・ラ・マルヌのぶどう畑の中心の地下には、12世紀に騎士ユーグ・ランベール公(通称ティエリー)が掘ったという2kmにおよぶ回廊があり、そのため、この町は"シャトー・ティエリー"(Chateau Thierry)と呼ばれています。

実は、このミステリアスな回廊をシャンパーニュ熟成のための地下カーヴとして使っているのが、メゾン・パニエです。1930年代に回廊はカーヴに生まれ変わりました。

メゾン・パニエは、1899年にエペルネの郊外ディジィに設立され、その後1937年にシャトー・ティエリーに移転しました。
元々は創設者のパニエ家がメゾンを所有していましたが、現在は1974年に買収した共同栽培者グループ(SCVM)が運営に当たっています。グループは350人の組合員で構成されています。



Q.パニエのシャンパーニュの特徴は?
A.ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエという3種のぶどうのブレンドの妙にあります。もちろん、ぶどうの選別は徹底して行います。
また、熟成期間にも注意を払い、シャンパーニュの規定では、ノン・ヴィンテージなら15ヶ月のところを3年、ヴィンテージ入りなら3年のところを5年というように、長めに熟成させるようにしています。それにより、バランスが良く、優雅な味わいのシャンパーニュが生まれます。

Q.プレステージュ・シャンパーニュ"エジェリ"(Egerie)について教えて下さい。
A. "エジェリ"は当社の最高級品で、特別良い年にしかつくらないヴィンテージ・シャンパーニュです。
1985年が最初で、その後は、88、89、90、95、96、98年があります。

"エジェリ"という名前は、ローマ神話の女神"エジェリア"から取っています。王が霊感が欲しい時にエジェリアに助けを求め、彼女のおかげで繁栄を続けることができたと言われています。表立ったことはしないけれど、良いアドバイスを与える女性の代名詞で、女性にとって"エジェリ"と言われることは、最大の賞賛の言葉でしょう。私のイメージでは、故ジョン・レノンの奥さんのオノ・ヨーコさんかな?

といったことから、複雑で、まじめで、霊感を与えるようなシャンパーニュにしたいということで、"エジェリ"と名づけました。

Q."エジェリ"のブレンド比率は決まっていますか?
A.年によって変わります。毎年1~2月にテイスティングし、2月にブレンド(アッサンブラージュ)を行います。
なお、ドザージュ(*1)の際のリキュールの量は、デゴルジュマン(オリ抜き)の時に決めます。よって、同じヴィンテージのものでも、デゴルジュマンの時期が違うボトルはドザージュの量も違います。

Q.パニエでは、ヴァン・ド・レゼルヴ(*2)の管理はどのようにしていますか?
A.ヴァン・ド・レゼルヴとして25%取っておきます。ステンレスタンクで保存し、3年前のものをドザージュの時に使います。これはノン・ヴィンテージ用で、ヴィンテージ入りのシャンパーニュには、マグナムボトルにして取っておいた同じ年のものを使います。
ヴァン・ド・レゼルヴとして取っておくことは、非常にお金のかかることですので、小さな生産者ではストックできないこともあります。

Q.国内外のシェアの比率は?
A. 65%はフランス国内で消費され、35%が輸出です。イギリスやアメリカが中心で、アジアではシンガポールなどにも輸出しています。しかし、日本のマーケットが一番成熟し、本物をわかってくれていると思っています。
いずれの場合も、いいホテルやレストラン、ワイン専門店に置くようにし、クオリティにうるさい人たちをターゲットにしています。

Q.ヴィンテージ・シャンパーニュの楽しみ方を教えて下さい。
A.ヴィンテージの入ったシャンパーニュは、軽い味わいのものではありません。もちろん、そのまま飲んでもよいのですが、ガストロノミー(美食、美味しい食事)と合わせるのはとてもいいことです。現在は、フランス料理のガストロノミーも再検討され、よいものになってきています。日本人は情熱があり、知性も高いので、料理とうまく合わせて楽しんでいただきたいですね。

(*1)ドザージュ
オリ抜きによって減ったワインを足してあげること。この時に、甘さの調整としてリキュールを加える(辛口に仕立てるため、全く加えないこともある)。

(*2)ヴァン・ド・レゼルヴ
オリ抜きで減った分の補填用ワインのこと。リザーヴ・ワインともいう。



<テイスティングしたシャンパーニュ>



Egerie de Pannier 1998
ピノ・ノワールとシャルドネが同量で、ピノ・ムニエが約10%。ドザージュの糖分量が3.5gというドライなブリュット。ケニーさん曰く「ダイエット・シャンパーニュ」。 香りが華やか!やわらかく熟成した感じがあり、飲みやすいのにコクのある味わい。


Egerie de Pannier 1990
ドザージュは7~8g。ものすごく夏が暑く、ここ最近では最良の年。酸度は十分あったが、思ったよりも熟成が早く進んでいるようです。 蜂蜜の香りがあるが、酸が熟成した感じで、後味にレモンや柑橘も感じられます。


Egerie de Pannier 1989
良年の1988年と1990年に挟まれ、忘れられた存在と言われているが、実は素晴らしい年。生産本数は3000本のみ。柑橘のニュアンスは少なく、最初からまろやかに感じるはず。 骨格がしっかりとし、かつ繊細な部分もあり、メインの料理にも合わせられます。


Egerie de Pannier 1988
ドザージュは7~8g。90年と似たニュアンスがあるが、酸は穏やか。コクのあるボディが魅力。


Egerie de Pannier Rose de Saignee
ピノ・ノワール80%とシャルドネ20%のロゼシャンパーニュ。シャルドネで軽やかさを出している。 淡いロゼ色が美しく、きりっとドライだが、ふくよかさもある。バランス良好。




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インタビューを終えて


乾杯だけではもったいない!

このところのシャンパーニュ人気は大変なものです。特に日本では、昔からロゼ・シャンパーニュの人気が高く、それは雰囲気で飲まれているような感じもあるのですが…。 たしかに、シャンパーニュによる乾杯は、優雅かつゴージャス。でも、それでおしまい、という飲み方が多いのも事実です。

ケニーさんも言うように、ガストロノミーと合わせるという楽しみもシャンパーニュにはあります。エスプリを感じるタイプや軽快なタイプ、芳醇でコクのあるタイプ、心地よい甘さのあるタイプetc…と、とても多彩なシャンパーニュだから、乾杯はもちろん、前菜、メイン、そしてデザートまで活躍してくれます。 私も以前は、「ずっとシャンパーニュで通すなんて…」と思っていましたが、ここ数年は、シャンパーニュの多様さ、懐の深さを実感し、「ずっとシャンパーニュだけでもOK」と思えるまでになりました。

これからの季節、色々なシーンでシャンパーニュが登場するかと思いますが、固定観念にとらわれず、もっと自由にシャンパーニュを楽しんでみてはいかがでしょうか?

*パニエのホームページ  http://www.champagnepannier.com/

            
(取材協力:ディス・エクスポール・ジャポン)

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