お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

H君、こんにちは!

2007年09月30日 | ボランティア
 昨日は里子のH君がいる児童養護施設のお祭りでした。

 一緒に行くはずの娘が仕事だったので、私一人で自転車で行こうと思ったのですがあいにくの天気。主人に車で送ってもらって行きました。(バイクなら雨でも平気ですが、自転車は怖くて乗れません。もう、二回転倒しました。)

 園内に入ると、もう沢山の人が詰め掛けていました。H君はどこかなと見ると、すぐ見つかりました。誰もいない部屋で一人で何かを見てました。『相変わらず、マイペースのH君らしいね!』と思いながら声をかけると、
「あっ、おばちゃーん」と嬉しそうな顔で迎えてくれました。去年来た時は、恥ずかしそうにしていたけど、回数を重ねて素直に気持ちを表現出来るようになって、私も嬉しかったです。

 一緒にバザー会場を回ったり、食堂でお昼を食べたりしました。H君は職員の人と顔が合うたびに「ねえねえ、ボクのおばちゃんだよ!」と大声で得意げに紹介してくれます。
「お兄ちゃんのところに赤ちゃんが生まれたよ」「ぼく、一緒に寝たい!」「今度、冬休みにね。」「ウン。赤ちゃんのおもちゃ、こっちで売ってるよ。」
 園内のことを良く知ってて、ちょっぴりお兄さんらしくなったH君でした。

 帰ろうとしたとき、教員時代の知り合いの先生に会いました。
「あら、どうしてここに?」
「私、いまM小学校にいるのよ」
H君のいる小学校です。教育熱心な情熱あふれる先生です。いつかH君の担任になってくれるといいな。
 
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消えて、どこにいったの?

2007年09月28日 | ボランティア
 確かに録音したはずなのに、プレクストーク(パソコンソフト)から消えちゃった!

 さっそく、デイジー編集者のTさんに電話する。
「Tさ~ん、せっかく録音したK新聞3024号がそっくり消えちゃいました!」
「そんなぁ、どこかにありますよ」
「でも、全部調べたんですよ。マイドキュメントから何からかにまで・・・」
「この前はありましたよね。」
「ありました、確かに。講習会で練習用のCDをインストールする前までは」
「おかしいですねえ。」
 
 で、いろいろ探す操作を教わったけれど、やっぱり見つかりません。今度パソコンごと見ていただく事に・・・

 でも、締め切りは近い!次にセンターのWさんに電話する。
「Wさん、録音したものが勝手に消えるなんてあるんですか?」
「ありませんよ、絶対!消すには、何回も手順踏まないと消えないんですよ。知らないうちに消えることなんかありえません!」
「ああ、良かった」

 で、またまた携帯でWさんの指示を聞き、パソコン画面を操作しながら、どこかに行ってしまったフォルダ探しの旅に出る・・・でも、見つからない。

「Wさん、もういいです。あとでゆっくり探します」と電話を切る。

 「検索」ボタンをクリックすると、まあ膨大な数のファイルフォルダが出てくるんですね!でも、見つからずあきらめかけたところ、あれ、これかな?Wさんが言ってた録音したものにつくマークはないけど3024の数字はある!
 クリックしてみると、どーっと出てきた、出てきた。録音した一つ一つが整列して長い列になって・・・

 こんなところに隠れていたの!

 いやはや参ったなあ。パソコンの基礎が無くてただマニュアルどおりやってるから、ちょっとでもトラブルがあるとお手上げの私です。
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アメリカ人っておかしい。では日本人は・・・

2007年09月27日 | 社会
 今、地球環境の悪化がこれだけ進み、みんなが心を砕いてるなかで、昨日の朝日新聞の夕刊コラムを読んで思った。
「アメリカ人ってやっぱりおかしい!でも、日本人もこれでいいのか?」

 それは4面の「知っ得!」という編集委員のコラム。題は「冷暖房にみるエコ意識の日米差」本文は以下の通り。

『9月上旬、取材で訪れた米国のワシントンはまだ蒸し暑かった。しかしホテルやオフィスは寒い。設定が22度のビルもあり、外に出ると暖かくて気持ちがよかった。冷房を効かせすぎだ。
 さらに米国では外出時、家の暖房も冷房も切らない人が多いと聞いた。「帰ったとき寒かったり暑かったりは嫌だから」という。
 現地で家を借りてる友人は、冬に暖房を切って日本に10日ほど帰った。後で不動産屋に「水道管が凍って破裂する」と叱られた。
 別の友人。アパートの契約書に「一年中冷暖房を切らない」の項目がある。温度を25度に保って建物の劣化を防ぐというのだが。

 日本人の意識はかなり違う。「冷暖房は28度で」の呼びかけに応じ、家庭や職場で汗を流して我慢する時に「環境に貢献している」と感じる。
 国内総生産あたりの家庭のエネルギー消費量で米国は日本の2倍以上。もっともっと節約できる。

 いま米国で排出量取引の議論が盛り上がっている。発電所など大口のCO2排出施設に枠を設定して、排出総量を下げる制度だ。
 一方、日本は大きく仕組みを変える政策がないまま、個人の意識に訴える話ばかりを進める。両方のバランスがとれないものか。』

 コラムの前半に書いてあるアメリカの家庭の様子は私もホームステイで実感した。外はどんなに暑くても一歩部屋に入れば快適過ぎるほど快適だった。誰もいないリビングの冷房と扇風機が一晩中つけっぱなしで回ってるのはなんとも落ち着かなかった。外出時も同じ。お金がないといってるのになぜと思っていたが、アパートの契約書に書かれていたとは!
 (ついでに言えば、生ゴミをすべてディスポーザーで流してしまう感覚にもついていけなかったし、大量消費の一つ、レストランの食事の量のすごさにもあきれた。)

 でも、コラムの後半にあるように、日本人がリサイクルに精を出したり、日常のむだを省いたり、暑さをちょっぴり我慢したりしているだけではもう環境悪化を止められない所まできているんですよね。

 今、我々が一番しなければならないことって何だろう?
 
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観劇・感激! 井上ひさし「ロマンス」

2007年09月26日 | 映画・演劇・本
 昨日、世田谷パブリックシアターに「ロマンス」を見に行った。

 チェーホフの生涯を描いたミュージカルコメディ。面白かった!役者がみんな達者で一人で何役もこなし、舌を巻く。さすがプロ!歌も良かったなア。

 出演者六人。みんな良かったけれど、私の一押しは大竹しのぶ・・・じゃなくて、松たか子・・・じゃなくて、木場勝己という初老の男性。初めてその名前を知った。

 彼が何役も演じていた中で、最高に面白かったのはチェーホフの父親役と、寝てばかりいる大学教授役。人物造形がうまい。見ていてわくわくするうまさ。こんなすごい人を今まで知らなかったんだ、私。

 井上作品はみんな楽しく最高だけど、最近はちょっと眠たくなるものもあった。でも、これは面白かった。腹を抱えて笑えた。
 脚本も良く出来ていて、少年・青年・中年・壮年のチェーホフが入り乱れるのによくわかり、立体的に人物が浮かんでくる。

 ただ、私には気になるセリフがあった。それは、誰が言ったのか忘れたが、
「宗教なんて、人間が頭の中で作り出したものさ。頭をぶるぶるっとふったら、そんなものはどこかに行ってしまう。」
 人間は生きている間だけがすべてさ・・・といったようなセリフだ。

 こう単純に思っている人はこの世に多いと思う。でも、こんな宗教観を安易に言わせて欲しくなかった。それとも、別の意図があったのを私が聞き損なったのか?

 
 世田谷パブリックシアターは初めての劇場。3階席で、舞台は崖の上から谷底を見ているような感じで、ちょっと怖いくらいだった。

 劇場には東急世田谷線で行ったが、ここの電車は可愛くてメルヘンチック、しかもカラフルで線路上を走るバス、といった感じ。江ノ電と似てる。

 今回びっくりしたのは、踏み切りで自動車が通る間、電車の方がストップしていたこと!つまり、赤信号なら電車も停まるのだ。こんなの初めての経験だった。
(帰ってからネットで調べたら、道路の渋滞を防ぐためだそうです)

 劇も電車もよかった!(全然関連してないけど・・・)

 
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逃れられない「デイジー化」

2007年09月24日 | ボランティア
 新見南吉の童話に「おじいさんのランプ」という作品がありますが、世の中の日進月歩を目の当たりにするたびにこれを思い出す私です。
(電気の出現に、おじいさんがたくさんのランプを一つずつ割って行くラストシーンは忘れられないです)

 世の中の進歩には逆らえないなあ・・・・と。

 ボランティアの一つで音訳をさせていただいてます。
 30年前に始めた頃は当然テープ録音でした。普通のカセットレコーダーで、周囲の雑音も拾ってしまう内蔵マイクなので、静かな場所を探すのが大変でした。

 出産で遠ざかり、数年前に再開したときは、SONYの専用のテープ録音機器に変わってました。立派なマイクやスピーカーもつき、音質も操作も変化を遂げていました。

 やっとこれに慣れた頃、テープ録音よりも優れたプレクストークという機器が出現しました。でも私はテープで録音してました。やっと慣れたことだし、機器そのものが高価だったので変えたくありませんでした。

 そのうち、パソコンを使って録音するソフト、レクディアが登場し、そちらに全員切り替えるように言われました。そのほうが「利用者にとって数段便利」だし、テープと違ってCDは音質・録音時間・保管のしやすさ、など、どれをとっても優れていると言われたら移行するしかありませんでした。

 何回も講習会に通って、ようやくレクディアにも慣れて来たら・・・今度はデイジー化のためにパソコンにインストールしたプレクストークを使うようにと言われました。

 そして今日がその「デイジー編集」の講習会でした。つまり、録音だけしていればいい時代から、編集も同時にする時代になったのです。
 ハアー・・・機械の苦手な私に出来るかなあと気の重い私でしたが、参加者の殆どは私より高齢と思われる方々。弱音を吐いてはハズカシイっと思わされました。

 頑張るしか ナイ!
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ワールド・ビジョン・カフェに参加して

2007年09月21日 | ボランティア
 昨日、新宿区百人町にあるWVJ内で「ワールド・ビジョン・カフェ」なる催し物があり、友人と参加してきました。
 毎月のようにメールでのお誘いを受けていたので、一度くらいは参加をと思い、やはりチャイルドスポンサーを長年している友人を誘いました。

 WVJの事務所はY教会内にありました。教会内というと狭い所と思うでしょうが、明るく広々とした所でした。メーンの部屋にはパソコンを前にして働くスタッフがずらりと並んで、会社のオフィスのような雰囲気でした。有償スタッフだけで40人以上いるようですから大きな団体です。

 「カフェ」はWVJの精神や、働きについてスタッフが紹介する場です。平日の昼間なのに、100人くらいの人が集まっていて、ちょっとびっくりしました。参加者の多くは若者です。それは聞いてはいたけれど、ホントだったんです。あとは私のように中高年で、当然とはいえ30代から50代の人はあまり見かけなかった気がします。

 若者は何を求めて来ているのでしょう。世界とつながるボランティア活動に関心があるのでしょうか?

 この日はアフリカのタンザニアでの働きの紹介でした。女性スタッフが写真を交えて詳しく報告してくれました。ただ、ちょっと単調で眠気が・・・
 ところが、男性スタッフが話をバトンタッチしたら、途端に面白くなりました。具体的な事例を交えて生き生き語る様子に、どんどん引き込まれました!問題点も鮮明になってきました。(まあ、一般的に男性の方が話は面白いですね。なぜなんだろう?)

 Q&Aで、一人の若者がボクが海外に行って何が出来るだろうと質問すると、今のままでは何も出来ないときっぱり。先ず自分を磨いて得意分野を作るようアドバイスしていました。そうだろうなあと共感しました。

 友人で、お子さん(といっても30代男性)がずっと引きこもっている方が、先日こう言われました。「あの子に大学の講師の口でもあればいいんだけど・・・」

 『ええっ、一度も就職した経験が無く、親にずうっと養ってもらっている人に教師が勤まるの。甘いんじゃないの』と心ひそかに思った私。でも、何も言えませんでした。私に、具体的なアドバイスが無いんですから・・・

 カフェに来ていたたくさんの若者たち。自分を磨いて人の役に立って、輝いてくださいね!

 フィリピン・ツアーでお世話になったYさんの元気な姿も見られ、有意義なカフェでした。
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カラオケ体験

2007年09月19日 | 社会
 「カラオケ」って行った事ありますか?もちろんありますよね。

 私も全く無いとはいいませんが、まあ無いに等しいでしょう。これまでのウン十年の人生で、お付き合いで仕方なく行ったことが3回くらいカナ?
しかも最後に行ったのは?・・・・15年くらいは前かなあ?・・・ですから。
 それが今夜、私が予約してみんなを引き連れて行ったのですから、うそみたい!

 なぜ?実は私が末席を汚しているリコーダークラブで、暑気払いをやろうということになり、第一候補が中華料理店、第二候補がカラオケだったのです。中華料理店は12名くらいでは個室の貸切は無理と言われ、カラオケに決まったというわけです。

 びっくりしました。
 <その一> 新装開店したばかりということもありますが、明るくてきれい!
 <その二> 最新機器がすごい。曲選びが簡単。画面が大きくきれい。
 <その三> 料理が、レストラン並み。結構おいしい!
 <その四> 値段がお手頃。2時間貸切で、料理4品、飲み放題で、一人3000円。(割引クーポンがあったので、1割引)

 普段は紳士淑女の集まりの我がクラブ。なかなか誰も歌いださなかったのですが、会長が「宇宙戦艦ヤマト」を歌ったのを皮切りに次々と時間一杯歌いました。

 私も「学生時代」を歌いましたが、画面の文字と微妙にずれて・・・でも、ちょっといい気持ちで、みんながカラオケにはまる気持ち、ちょっぴり理解しちゃいました! また、行ってみたいです。


 
 

 
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正反対の映画二本を見て

2007年09月17日 | 映画・演劇・本
 このところ、映画三昧でちょっと気が引けますが、土日で見たかった映画を二本見て来ました。
 どちらも、かつて訪れた場所なので関心が強かったのです。
 
 一本目は「ミス・ポター」(TOHOシネマズ海老名)
 イギリス湖水地方の、ピーターラビットの生みの親ビアトリックス・ポターの物語。私の大好きなイギリスの風景、古き良き時代の品のある家具調度品、シックな服装、どれをとっても胸がキュンとなる素敵な映像の数々に、終わるのが惜しまれるほどでした。
 でも、一番素晴らしかったのはなんといっても主人公を演じた女優レニー・ゼルウィガー(名前がどうしても覚えられない!)の演技でした。

 特に美人でもないし、やや太めですが、なんともいえない魅力的な表情が印象的で、特に目の演技が秀逸でした。すっかりファンになりました。

 二本目はマザーテレサ没後十周年記念・ドキュメンタリー2部作「母なることの由来」「母なるひとの言葉」(恵比寿の東京都写真美術館ホール)

 亡くなる少し前にインドに行き、マザーのお姿も拝見したので、ぜひ見たいと思いました。葬儀の様子なども入った一本は初めて見ましたが、もう一本は今まで三回は見ていたものでしたが、何度見ても考えさせられる映画で、胸が熱くなりました。

 映画が始まる前、関連グッズ売り場を覗いていたら、一人の修道女が話しかけてきました。
「私は、マザーの二度目の来日の際、一週間くっついてボディガードをしてたんですよ。そのとき気づいたんですが、マザーはいつもロザリオを手から離しませんでした。その姿を見て、ああこれが彼女の力の源だと思いましたよ。マザーはすごい人です。でも、彼女に力を与えてくださってるのは神様なのです。それを忘れてはならないのです。」

 そうですよね。マザーはいつも謙虚でした。どんなに有名になっても特別扱いは嫌い、私物と言ってもあのサリーと聖書とロザリオだけだったとか・・・

 今、朝日新聞の夕刊に「マザーテレサのこどもたち」が連載され、毎回マザーの志を継ぐ人たちが紹介されています。
 私はカトリックではないけれど、マザーの「こども」とまでは行かなくても、「孫」くらいにはなりたいなと思っています。(無理か・・・)
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緊急 お知らせです!

2007年09月15日 | ボランティア
 昨日、川崎市の児童相談所の方から電話がありました。

 NHKの教育チャンネル夜8時からの「福祉ネットワーク」という番組で、17日、18日両日で里親、里子についての放送があるそうですが、川崎市の里親が取材を受け,先日行われた「ふるさと里親のつどい」に来ていた方も出演するそうです。

 里親ってどんなことするのかな? 里子はどんな気持ちでいるのかしら?など、興味関心のある方は、いえ今はない方もぜひこの番組を見てください!
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みんな、見るべき映画です「シッコ]

2007年09月13日 | 映画・演劇・本
 絶対おすすめよ!見て欲しい!

 という友人の声を聞くまでも無く、前々から見たいと思っていた「シッコ」
期待以上の映画でした!これまでのマイケル・ムーア作品よりもさらに一段と考えさせられる内容になっていました。

 イギリスやフランスの医療体制の素晴らしさはもちろん、あの豊かとは思えないキューバの厚い、優しい医療を見て、「豊かな」アメリカや日本がなぜこれだけひどいのかと思わない人はいないでしょう!

 特にびっくりしたのは、あの「9.11」で崩壊したビルでボランティアで救助活動をしていた人たちへのアメリカの冷たさです。命を懸けて働いたと、正式な消防士たちにはきちんとした補償をしても、同じように人命を助けようと頑張った彼らが、後遺症で苦しんでいるのに何もしないのです。高い医療費の壁に、ただ苦しむばかり・・・


 国に裏切られたと落ち込む彼らをムーアは敵国?キューバに連れて行きます。
 キューバは単に彼らの「名前と生年月日」を聞くだけで、無償で最良の医療を提供するのです。信じられませんでした。しかも、薬の安さ!アメリカではい12000円くらいの高額な薬が、キューバではなんとたった6円。何?これは・・・自分の国で冷たくされてた彼らは感激して涙します。
 これを見た誰もが日本の医療費・薬代の高さに思いが及んだことでしょう。
 取り上げるのは医療体制、保険の話にとどまらず、育児支援・大学教育などにも広がって、「生活」の質の高さの違いをこれでもかと見せつけられました。

 フランスの人が「この国は国民が怖いんですよ」と言ってましたが、確かに、少しでもおかしいと思うとすぐさま団結して大量のデモで圧力をかける国民!に比べて、我々日本人は陰でぼやくのがせいぜいで、デモをしても少数で一向に盛り上がりませんよね。ぼやくだけではこの国は変わらない。

 ほんとに、みんなに見てもらいたい、全国民必見の映画でした!!
(今日行った映画館、「TOHOシネマズ南大沢」は広い館内に観客は10人いませんでした!)
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私の「足」遍歴

2007年09月12日 | ほっとすぺーす
 私の「足」遍歴。

 就職するまでは、実家が駅から徒歩2分くらいのところでしたから、「足」は文字通り足でした。

 就職後は自転車で、2駅先の職場まで交通量の多い綱島街道をひた走り。結婚後横浜市に住んでからもしばらくは自転車でした。おかげで、慶応大学・日吉のなが~い坂をえっこらやっこら上って、しょっちゅうひいてた風邪とさよならしました。

 やがて、原付バイクの免許をとって、バイク時代が始まりました。坂道の楽なこと!一度この楽さを知ってしまうと・・・

 しかし、子供が生まれて遠い保育園に通うようになって、夜間、自動車学校に通い車に乗り変えました。布団を土曜日ごとに持ち帰るためです。二人の子どもを別々の保育園に預けていたので車はまさに必需品となりました。

 子供が大きくなり、小回りのきくバイクにまた乗り換えました。駅から遠い職場になってますます離せなくなりました。何台乗り継いだことでしょう。
 でも、どこでも気軽にいけるバイクは健康にも良くないし、排気ガスを出しているしで、気にはなっていました。

 退職して「ほっとすぺーす麻生」を開設しました。高台にあるためやはりバイクは手放せません。歩けば25分ですが、食材やらなんやら荷物が多く、やはり必需品でした。

 ところが、昨日、突然自転車を購入し、バイクを手放しました。息子が自分のがこわれ、私のバイクを欲しがったのが直接の動機です。

 ああ、また自転車に戻りました。(といっても、坂道対策で電動自転車ですが)
 水色のぴかぴか自転車を前に、新学期を向かえた時のような気持ちになっています!

 
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「ふるさと里親」のつどい

2007年09月11日 | ボランティア
 昨日は高津市民館でもたれた「ふるさと里親のつどい」に参加してきました。

 ちょっと遅刻して、会議室のドアを開けたらびっくり。大きな二つのテーブルにもうびっしり参加者が座って、それぞれが話し合っているところでした。

 こんなに大勢?だいぶ前に里親の集いに初めて出た時には10名足らずでしたから・・・今回は40名くらいいました。その理由は、16名の里親に加えて、児童相談所の職員11名、児童施設の職員13名が参加していたのです。

 里親がそれぞれの家庭での児童の状況を話したあと、その児童を送り出している施設の職員がコメントをするという形で、順番に進んで行きました。

 我が家はこの2年半、ずっとH君を受け入れて来ましたが、他の家庭の受け入れの様子を聞くことが出来て参考になりました。たいていどの家も家族旅行に連れて行ったようだし、夜尿には悩まされたようです。おんなじだナ。

 一番感心したのは、「ふるさと里親」のつどいではあっても、多くの方は長期であずかる「養育里親」もやっていることでした。ですから、多い時は一家に4人も里子が滞在するわけです。すごい!

 しかも、いろいろ問題を抱えている子供を預かるわけですから、私など本当に気楽な里親だと恥ずかしいくらいでした。

 預かる子供の年齢は幼児・小学生が多いのですが、中高生という難しい年齢の子供も21人もいました。私は、Hくんが大きくなっても預かりたいですが、中高生を突然預かってと頼まれたら自信はありません。

 私の話す番が最後に来ました。私は子供の様子を話した後、児童相談所から来る毎回の打診が早すぎるし、施設の行事が分からないので預かる期間の予定が立てにくいことを話しました。児相の職員が多く参加していたので参考にしてくれたらと思いました。

 会後、エレベーターで一緒になった里親さんと少しおしゃべりしながら帰りました。その方は知的障害のある子を一年の約束で養育していたそうですが、ずるずると延ばされて困っているとこぼしていました。生活上のことが、何度言っても覚えられないそうです。

 大変そうです。養育里親になるという事はそれなりの覚悟と我が子と同じような愛情が注げる自信がないと勤まらないのかもしれません。

 でも、私のような「ふるさと里親」はもっと増えてもいいのになあ。子供を育てると同時に自分も育ち、与える愛情で子どもも安らぐのだから、と思いつつほっとすぺーすへ向かいました。
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もめるマンション理事会

2007年09月08日 | その他
 今日は月一回のマンションの定例理事会。10人の理事と管理会社のTコミュニティーで、毎回さまざまな議題について話し合います。

 今日の議題は、前年、前々年(もっと以前?)から引きずっているフローリング問題。新しく開通するマンション前道路の騒音問題などなど。

 そして、一番もめたのが「ペット飼育問題」です。
 我がマンションは、最初から金魚や小鳥以外のペットは飼育禁止なのですが、近年密かに、あるいは堂々と飼う人が増加してきています。それについてどうするかさまざまな意見が出されます。

 ○飼っているものを処分せよとはいえない。原則禁止という事を再度通達して様子を見る。
 ○ペット禁止というのでここに入居してきた。罰金、あるいは飼育料をとったらどうか。駐車場代と同じように。
 ○駐車場と同じには考えられない。お金で解決する問題ではない。
 ○しかし、禁止と言うことで飼いたいけど我慢してきた人もいる。すでに飼っている人はそのままで、これから飼いたい人には許可しないって変ではないか。
 ○ルールを作って飼育を許可した方がすっきりする。時代の流れでは。
 ○飼いたくて飼っている人ばかりではない。うちは親が高齢なので仕方なく預かっている。
 ○個々の事情まではなんとも・・・
 
 そして理事長の発言にびっくり
「あのう、実は我が家も数年前から飼っています。私が海外に行ってる間に家人が飼うようになって・・・ですから実は私には発言の資格がありません」
 だいぶ前から話題になってたのに、今日初めてカミングアウト。

 自分は飼っていて、禁止の通達を出すことを提案するなんて!理事の中だけでもわかっているだけで3人が飼っていました。

 私は飼いたくても我慢してきた一人です。でも、こっそり飼うのはいやですから、規約改正をして、飼育ルールを守らせるようにしたらと言う意見です。でも、ペット飼育可のマンションではルールを守らせるのはかなり大変なようです。
 難しい問題ですね!


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クワルテット→クインテット

2007年09月07日 | ほっとすぺーす
 わが「ほっとすぺーすクワルテット」にメンバーが一人加わり、「クインテット」になりました!

 新メンバーは私たちスタッフの昔からの友人のHさん。彼女は横笛が得意で、地域の「N太鼓」のメンバーです。もちろん太鼓も上手で、和太鼓クラブの指導もしていました。

 以前、「音楽とワインの会」に来てくれた時、飛び入りで演奏に加わってくれたこともあって、今回は練習から入ってくれました。

 でも、クワルテットだけでもメンバーが全員集まるのは難しかったのに、現役教師のHさんが入ったら、調整が更に不可能に近くなり・・・

 仕方ない、それぞれが練習してきてぶっつけ本番でやるっきゃない!・・・と思っていたら、ひょんなことから水曜日に全員が集合できました。

 「夏の思い出・翼をください・コンドルはとんでいく」の三曲を練習。Hさんは初見でアルトリコーダーを吹いてましたが、「わたし、実は楽譜が読めないの」と恐ろしいことを言うのでびっくり!
 Hさん、耳がいいので感覚で吹いていたみたいです。(私には絶対無理!)

 クワルテット→クインテットになって、全体のボリュームが増しました!

 皆さん、9月28日の「音楽とワインの会」にお出でくださいね。
 お待ちしています!
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「私のちいさなピアニスト」を観る

2007年09月05日 | 映画・演劇・本
 昨日、神楽坂で買い物した後、新聞評にひかれて「私のちいさなピアニスト」をシネカノン有楽町で見てきました。

 私は子供が主役の映画が大好きです。その中でもベストワンは「リトルダンサー」です。(映画館で観て、ビデオも借りてきて観て、テレビでも観て・・・何回見たかしら?)この映画を観てすぐ感じたのは「リトルダンサー」にはまだまだ及ばないなあということ。

 バレエとピアノと、扱う素材は異なっても、「貧しいが才能ある子どもが良き指導者に出会って、才能を開花させ成功をつかむ」という主題は同じ。

 ついつい「リトルダンサー」と比較して観てしまいました。
 家庭環境は「ダンサー」よりひどく、両親は無く、祖母の虐待のもとで貧民街で食うや食わずの生活。しかも母親が交通事故で死に、そのトラウマを背負って生きる口数の少ない、しかしいたずら小僧で近所の厄介者。ずいぶん設定が極端ですな。
 「ダンサー」の貧しさは、イギリスの炭鉱の衰退という社会背景がシッカリ描かれていました。

 少年を指導することになる美人のピアニスト(ジス)も、成功できなかったための苦悩と煩悶を抱えています。これもまたなんだか不自然。「ダンサー」の生活感あふれる中年の先生の方が数倍ヨカッタナ!

 まあ、紆余曲折あって結局は成人して成功を収め、ドイツから凱旋帰国して、立派なホールで演奏するところまで一緒。

 違っていたのは、「ダンサー」ではアダム・クーパーが舞台から飛び出してたった一瞬跳躍してズィ・エンドという、それこそ観客に強烈な一撃を与えて突然幕を下してしまったのに比べて、こちらは延々と素晴らしい演奏を一曲(ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番)を弾いた後、ジスに感謝の言葉をドイツ語で述べてさらに思い出の曲を演奏するのです。
 まあ、ピアノのジャン!で終わったらそれこそ「ダンサー」の真似ですから仕方ないのかな。

 映画としてはまあまあ面白いし、ぐっとくる場面も無いではないけど、やはり「ダンサー」の焼き直しというか、二番煎じだなあと思いました。

 パンフ(写真)だけは「ダンサー」より素敵でした。
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