今年から独学で始めた古文書。
一人でも十分楽しいのですが、やはりお仲間が欲しくてネットで探していましたが、なかなか見つからず、あきらめかけてた頃に、「若干名募集」というのを見つけ、早速応募しました。そこは柿生郷土資料館。以前から一度は行ってみたいと思いつつ、足を運ぶことがなかった所です。
5月の連休明けにやっと返事がきました。予定人員オーバーだけど皆さんの熱意をくんで全員受け入れるという知らせにほっとしました。
そして、昨日がその一回目でした。全10回の講座です。参加者25名中、5分の2が私のような新人で、男女比率は4:1くらいでした。年齢層はやはりシニアが殆どです。開催が木曜日の午前中ですから。
5つのテーブルに5人ずつがグループになって、助け合いながら解読していきます。テキストは、地元に残されている古文書なので、地域の歴史が同時に学べるという特典?があります。
写真が、今回のテキストです。
初めに、資料館の方がこの古文書について詳しく教えて下さり、その背景がわかりました。表紙にある「御用」というのはつまり上から各村々へのお達し(回覧板のようなもの)を、村長が書き留めたものです。
ここに書かれている村は殆どが近隣の名前ばかりですから、歴史が急に身近に感じられましたね。
これまで誰も解読してない文書ですので、「答」はありません。その点が今までとは違って新鮮な学びでした! 参考書で学ぶと、必ず次の頁などに解答が出ているので、ついそれを見てしまいましたから・・・
私のテーブルは男性3人と私の4人(一人お休み) 隣はかなり高齢の杖持参の老紳士。とても良く読める方で、たくさん教えていただき頼りになりました。私もそれなりに読めたので、「初心者とは思えませんね」とおだてられましたが、皆さんとですと実力以上に読めるのが自分でも不思議でした。それに、ああだこうだと言い合う事そのものが楽しかったです。クイズを解いているようでもありました。
私のテーブルが発表する番になり、皆さんにつつかれて私が立って解読しました。指導員の方に一箇所直されただけでしたから、私達の解読はかなり正しかった!!
参加者の中に一人だけ、知っている名前を見つけました。昔、同僚だった男性で、少し旧交を温めました。帰りもある女性と一緒にお話ししながら電車に乗ったのですが、その方、二駅も乗り越して私の目的地「町田駅」まで来てしまいました!!おしゃべりはほどほどに
月2回のこの会が、これからも楽しみです!