お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

やむにやまれず・・・行ってきました国会前

2015年06月25日 | 社会

 なんであのとき反対の声を上げなかったのか!・・・・と後悔したくなくて、昨夜の国会包囲の集会に男女七人で行ってきました。

 駅の改札を出るとすでに人波の列が続いていて、「今日は多いわ!」とKさん。確かにたくさんの人で駅近くはあふれていて、整理の警官も大勢配置されていました。

          

 シュプレヒコールが始まり『戦争法案、廃案!』『九条守れ!』など、スピーカーを通じてどこにいても聞こえ、みんなの声が後に続きます。私も大きな声で参加しました。さらに、民主党の長妻さんや、作家の澤地久枝さんや雨宮かりんさんの応援演説も混じり、熱気が感じられますした。

 でも、初めてなので見学がてら周辺をぐるりと回ると、そんなに人は多くはなくて、今朝の新聞の「三万人」という報道には??・・・交差点で炊き出しをやっていたので、私一人、これも経験と一番少なめのを頂きましたが、美味しかったです。

                      

 しかし、本当にもうヤバイ状態なのに、みんな立ち上がらないといけませんね。カンパ袋が回ってきましたが、皆さん札を入れていて、参加者の危機感を感じました!

          

 

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最近の我が家のベランダ

2015年06月22日 | その他

最近の我が家のベランダ

                       

〇イチジク・・・我が家には鉢植えのイチジクが二鉢ある。もう10年以上たっていると思う。実がつくのは毎年だが、その数は年によってまちまちだ。 10個近く生る年もあったが、平均すると5個以内。

 ところがこの春はたくさん生って喜んでいたら、あっというまにポロポロ落ちて、残ったのはわずか1個!(写真の真ん中の色づいているのがそれ)  がっかりしていたら、二週間くらい前からまた実がつき始めて、20個以上も。なぜ?・・・鉢が小さいのに数が多すぎると思い、小さいものを摘果した。せっかく生ったのにごめんねとわびながら・・・ああ、でも今年はたくさん生ってくれて感激!

                       

〇ジギタリス・・・我が家の八重のドクダミを数人の方にお裾分けしたら、ある方がお礼にとジギタリスを一鉢下さった。存在感あるお花ですね。美人です!

                          

〇ニチニチソウ・・・数年前に購入した鉢ですが、今やこんな状態です。最初はこんもりしていたのですが、毎年きちんと手入れしなかったからこんな風になって・・・でも、一年の半分以上咲いてくれて、ありがたい花です!

             

〇あじさい・・・・娘に誕生祝いにもらいました!最初は五輪の淡いブルーがきれいなあじさいでしたが・・・私が室内ばかりに置くのはどうかと思いベランダに出して、一晩取り込むのを忘れたら、三輪が枯れていました!ごめん!

 仕方なく花を切り、葉っぱを挿してみました。ついでに別のあじさいのも挿したのでたくさんに・・・来年咲いてくれるかな?

 ちなみに、このあじさいはブルーから緑に色が変わる種類です。今、半分緑になってます!

          

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家がきれいになると・・・

2015年06月12日 | その他

 水曜、木曜の二日間、Kさんが我が家の掃除に来てくれました。

 普段、掃除を始めるのに腰が重い私ですが、お手伝いがいるとなると一緒に気軽に動けるのは不思議ですね。

 

 Kさんは昔、いわゆる家政婦さんをしていたので掃除が得意です。しかも、少しも休まず体を動かし続けます。  私は、掃除を始める前に先日ビデオに撮っておいたNHKのプロフェッショナル仕事の流儀「心をこめて 当たり前の日常を」を見てもらいました。Kさんに見せたくて消さずにおいたのです。

 その人新津春子さんは40代の女性で、彼女の職場である羽田空港を世界一きれいな空港にした、それこそ掃除のプロです。父親が中国残留孤児で、彼女は中国では「日本へ帰れ」、日本に来ると今度は『中国へ帰れ」といじめられ続けてきたという過酷な過去を持っています。彼女は高校を出ると、言葉のいらない職業として清掃を選ぶしかなかったといいます。

 しかしそこで素晴らしい上司と出会い、一生の仕事として清掃にうちこみ、技能で日本一に輝きます。

 彼女の仕事ぶりを、Kさんは食い入るように見ていました。いくらかでも共通する部分を感じていたのかもしれません。

 キッチン、風呂場、エアコンなど、kさんはくるくると動いて掃除をしてくれました。私が「お茶にしましょう」「もう、お昼にしましょうよ」と言ってもなかなかやめません。昔は食事も取らずに働いたそうです。厳しい雇い主には、何度もやり直しをさせられたとか・・・

 Kさんは自分の住まいはもちろん、汚れを見つけるときれいにせずにはいられない性格で「これが私の病気」とまで言います。集会所の渋で汚れた茶碗やポットが気になって、頼み込んできれいにさせてもらっているほどです!

 そして、一泊二日の清掃が終わりました。

 当然ではありますが、家が片付き、きれいになると気持ちいいモノですね!心の中まできれいになった気分がします。Kさん、有り難う!

 

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映画「あん」を見て

2015年06月05日 | 映画・演劇・本

 何の予備知識も持たずに、まっさらの気持ちで「あん」という映画を見ました。

 河瀬直美という監督、名前は知ってましたが作品を見るのは初めて・・・他のもぜひ見たいと思わされた映画でした! 

 主役の樹木希林の演技はさすがで、心にしみました。満開の桜や、青い月や、木々が風に揺れる姿と戯れる老女の姿は何とも言えず、ただ、いいものを見せてもらったなあと思いました。

 そして小豆を煮て、とびきり美味しい「あん」になるまでの手を抜かない一つ一つの作業や、じっくり待つことや、あんに話しかけたりしていつくしむ様子から、丁寧に生きることの愛おしさが見る者にじいんと伝わってきました。そこだけでも素晴らしかったです。

 ああ、この映画はあんにまつわる、そういう職人技みたいなことを描こうとしているのかなあと思ってみていたら、途中からとんでもない方向へと見る人を引き込んで行きました。

 老女の手が、醜い皮膚病にやられていると思っていましたが・・・彼女は「ライ病患者」だったのです。

 彼女を雇った、どら焼き屋の店長である男性は、それを知らなかったし、知ってからもそのまま一緒に仕事をしてました。しかし「ライ病」ということが広まって、行列が出来ていた店は閑古鳥が鳴くようになりました。そして、彼女は店を去って行きます。

 彼女と、辛い過去を背負った店長と、家出もする女子中学生のつかの間の交流。ライに対する世間の偏見。・・・題材は暗いのですが、見終わってなぜかさわやかさが感じられるしっとりした作品でした。

 帰り道、昔見た栗生楽泉園の患者さんの映画「熊笹の遺言」を思い出しました。あれは確か日本映画学校の学生が撮ったもので、映画会には出演者の方が来てお話もされたと思います。ドキュメンタリー映画でしたから訴えてくる力は強力でしたが、今回の「あん」も心にしみる点では良かったと思いました。

 たくさんの人に勧めたい映画でした。

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