お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

歌声喫茶  独唱もまじって・・・

2016年04月28日 | その他

 26日は恒例の歌声喫茶の日。「ほっとすぺーす麻生」での行事でこれだけは残りました。

 常連のFさんは用事で、ここへ来るのが一番の楽しみというSさんは足の痛みで、やっと退院されたMさんはボランティアで、Dさんはデイケアでお休みという連絡が・・・まあまあ、今日は4~5人集まれば良い方かな?

 ところが、久しぶりの方や、初めての方が来て下さって全部で11人!童謡から歌謡曲、ポップスまで歌って歌って楽しいひとときを過ごしました。

        

 そんな中、Nさんが「Wさん、とってもお声が綺麗なのよ、是非独唱して貰いたいわ!」とリクエスト。物静かなWさん(80代)のお声は特に響かなかったのでちょっとびっくりしていると、こころよく「では早春賦を歌います」と臆せずおっしゃったのです。そしてピアノに合わせて、美しい声で歌われました! 素晴らしい!

 次回は5月31日3時半から団地のA集会所です。皆さんおいで下さい!!


野老朝雄くん、おめでとうございます!

2016年04月26日 | 社会

 2020年の東京オリンピックのエンブレムが決まりました。制作者の名前を知って、超ビックリです。

 朝雄君と、ご両親の野老正昭さん、春子さん一家は長い間うちの教会の会員で、正昭さんは恩寵教会の会堂を設計された方でもあります。(20年くらい前に他の教会に変わられました)

 私が覚えている朝雄君は、色白で細身で、目がやさしい男の子でした。今回テレビで見て、変わりように驚きましたが、目の優しさだけは昔のままでした。

 確か数年前、野老夫妻に偶然会ったとき、そのことをこのブログに書いていたはずと思い探しました。見つかりました!

 以下は」2008年5月29日のブログです。

 

  六本木の新国立美術館に行って来ました。

 友人Hさんの版画の作品が出展されている公募展を見に行きました。すごいなあ、こんなところに展示されるなんて・・・

 見終わって、地下にあるショップに行きました。朝日新聞で数日前にここが紹介されていたのを思い出したのです。行ってびっくり!デザイナーズブランドっていうのかどうか知りませんが、一風変わった作品ばかりいろいろ売ってました。

 作品がユニークなせいなのか、値札を眺めてドキッッ!高いこと!
 どれも私が普段買うものよりゼロが一つ多いんです。従って、見るだけと決めていたところ、偶然知り合いのご夫婦にバッタリ会いました。

 そして、そこで息子さんのA君の作品が売られていることを教えられたので、購入しました。(これも高かった!)

 それが写真のマグネットです。不思議なデザインで、三角でも四角でも、どうつなげてもつながって行くのです。

 お母さんの説明では、あの9.11のあと、平和のためにはみんながつながる必要があるということでデザインされたそうです。

 私が知ってるAくんは小学生でしたが、現在39歳ですって!これからも頑張っていい作品を作って欲しいな。

                                

 このA君というのが、朝雄くんです

 この作品、今度のエンブレムと共通点があるように見えませんか?

 兎にも角にも、おめでとうございます!  お父様がご存命でしたらどんなにか喜ばれたことでしょう・・・
 


映画「スポットライト」を見て

2016年04月25日 | 映画・演劇・本

 土曜日、話題の映画を見てきました。

 想像していたよりは「普通」の映画で、心はグサグサ痛みましたが、目を背けたくなるような描写はなく終わりまで冷静に見ていられました。

 というのも、このカトリック神父による小児への性的虐待についてはかなり前から知っていたからです。とはいえ、ボストングローブという新聞社がこの事実を特ダネとして追いかけ、発表していたことは初めて知りましたし、さらにベネディクト16世の退位の原因となったとも言われていること(虐待をもみ消した)は改めてショックを受けました。

 事件を追いかけていた記者は「スポットライト」欄を担当する4人。宗教という聖域に、記者魂で向かっていくわけですが、被害者の話を聞くうちに正義感も加わって次第に取材に熱を帯びてきます。そしてやっと証拠をつかみます。

 しかし、発表を迫る記者に対してリーダーはストップをかけます。「我々の闘いは、一人一人の神父ではなく、組織そのもに対してだ」というのです。初めはごく一部の神父の仕業と思われていた虐待が、調べるにつれてその数がふくれあがって、地域も広がって行く様は、恐かったです。

 更に、性的虐待を受けた子どもの多くが、母子家庭で、貧しかったことは許せない気持ちでしたし、そしてこの子ども達が成人してもずっと虐待のトラウマに悩み苦しみ、自殺する人もいたと知って本当に辛かったです。

 神父は虐待が発覚すると、どうなるか?・・・その殆どは教区を異動させられるだけです!異動先でまた同じ事が繰り返されたら、また異動!・・・こうして表沙汰にならないように闇から闇へ・・・虐待される子どもは増えるばかりです。ある神父は一人で130人をレイプしていたそうです!・・・まさに、止まるところを知らない「組織的犯罪」です!

 エンドロールで、性的虐待が判明したアメリカの都市の名が延々と流され、この犯罪が全米規模であったことがわかりました。勿論、他国でも多くのところで・・・日本はなかったように思いますが・・・

 このスクープ記事の後、カトリック教徒は300万人減ったそうです。

 帰り道で思いました。確かにひどい話しだったけど、これは神父に限ったことではなく、日本でも昔は寺院などで当然のように行われていたし、稚児という存在もありました、今でも小児への性的虐待は世界各地で行われていて、なくならないのは何故なんだろうと・・・(神父の場合、妻帯を禁止しているということもあるかもしれませんが)

 


22回目の訪問

2016年04月23日 | 東日本震災ボランティア関連

 今月18日から22日まで東松島に行ってきました。

 前回から半年ぶりです。今回は無理をせず、前泊、後泊を取りました。これも、Hさんが宿を提供して下さっているおかげです。

 今回の手芸は「組みひも」です。ハマナカの組みひもディスクを使います。まとめて14個位購入・・・したかったのですが、どのお店に行っても2個くらいしか置いていないので数を揃えるのに苦労しました。最近はやる人が少ないようです。

 私が初めてやったのは10数年前で、当時は夢中になって作品をいくつも作りましたが(いつものパターン!)、ここ数年は全く・・・しかし、偶然YouTubeで、海外では結構はやってるらしく、ステキな作品をたくさん目にして、今回の手芸にと思いつきました。

 皆さんの反応は・・・仮設でも、Sさんのお宅でも皆さんはまってました!特に、いつもは「手仕事は苦手だから」と尻込みされるNさんが、初めて「これなら私にも出来るから材料をもっと欲しい」と言われたのです!びっくりするやら嬉しいやら。

 仮設ではうっかり写真を撮るのを忘れたので、Sさん宅のを載せます。

          

 今回はキーホルダーを作りました。次回はネックレスに挑戦です。

 近くの東名駅前の様子は、前回とあまり変化無しで、まだ整地の段階です。復興住宅が建つのは来年夏くらいのようです。

                      

 今回、仮設を訪問して考えさせられたのは、仮設を出られた方と、まだ出られないで不自由な暮らしを5年以上余儀なくされている方との間に横たわる溝です。

 これは以前からよく言われてきたことですが、今回は特にそれを感じてちょっと辛かったです。しかし、来年には全員が仮設を出られるという見通しが立っているので、もう少しの我慢ですね。

 熊本地震の被災者の方々はまだ仮設にさえ入れない状況ですが、東北のように長引かされずに新たな住まいに一日も早く入れることを願わずにはいられません!


圧倒された「ヤン・リーピンのシャングリラ」

2016年04月16日 | 映画・演劇・本

 始まってすぐに舞台に惹きつけられ、興奮してしまいました!

 幻想的で大がかりな舞台装置と、息つく暇なく繰り出される圧倒的な踊りや太鼓。全身で力強く演じる姿は、今まで見たことないもので、これを観られた幸せを感じました。

 歌も踊りも太鼓も、なんと表現したらいいのか、中国雲南省の少数民族に伝わる伝統文化が基調になっているようで、演者も〇〇部族と紹介されていました。

 そして、主役の(全ての演者が主役級でしたが)ヤン・リーピンの息をのむ美しさ!彼女の洗練された肢体に見とれてしまいました。特に、蝶のように舞う指先の華麗な動きといったら!

                                           

 今回も座席は後方で端から2番目。オペラグラスが離せない遠さだったのが残念でした・・・でも、でも素晴らしい舞台で、見知らぬ隣席の方々とまた熱く語り合ってしまいました。

 4月13日 渋谷オーチャードホールにて。

 

 ※ 熊本の大地震が今日もまだ続いています。被災地の皆様の事を思うと、胸が痛くなります・・・


大阪・京都へ

2016年04月12日 | 古文書

 7日 大阪へ

 大阪駅で韓国人神学生Tさんと会って、2時間ばかり話しました。

 Tさんはこれまで、神学生として寮生活しながら、週に二日は二つの大学で韓国語を教えるというハードな生活をしていましたが、四月からは寮を出て、自宅から神学校に通うことにしたそうです。しかし、勤務する大学を一校増やしたので更にハードになったのかもしれません。

 Tさんは、かねてからの夢を具体化するための方策を色々語ってくれました。失礼ながら彼女は若くはありません。勿論私より年下ですが、私がほっとすぺーすを始めたときよりは年上です。でも、とても情熱を持って夢を実現しようとしている姿はきらきらと輝いていました。

 私が近くに住んでいれば少しは力になれるかもしれないのですが・・・

 7日から11日 京都へ

 今回の京都行きは、孫のバレエ発表会を見ることの他に、もう一つ大きな目的がありました。それは、本当に私自身が驚いたのですが、今学んでいる古文書の学習本「古文書はこんなに面白い」に登場する寺子屋(善正寺)が、なんと息子の住む町のすぐ隣町、上狛にあったのです!しかも、その近辺は上狛環濠集落など山城町の古い文化財が残っている所らしいのです。

 これは是が非でも行って見てこようと、前もってネットで調べ、9日土曜日に、一人徒歩で出かけました。

 木津川にかかる長い橋を渡ると、すぐに「福寿園」などお茶問屋の看板が見えてきました。でも、お茶屋の小売り店ではないし、人通りもありません。それよりも目にとまったのは・・・

      

 今は廃墟となった製綿工場です。中をのぞくと、まだ機械類は残っていて、天井から床まで茶色く変色した綿がまだいっぱい残っていました。いつ頃まで操業していたのでしょうか・・・綿を種から育て、綿花から綿糸を取る作業を子ども達とした経験がある私にはなんだか切ない光景でした・・・

 その後、善正寺を探したのですがなかなか見つからず、誰かに尋ねたくても人通りはなくて困りました。やっと見つかったものの、中には入れず、あまり寺子屋をイメージできる物もなくて(当然ですが)ちょっとがっかり。

 しかし、ここであの寺子屋規則を思い出してみると、当時の子ども達の歓声が聞こえてくるような気もしました。それはそれは面白い規則がてんこ盛りなんですから。読みながら何度声を上げて笑ったことか!!

         

 寺子屋に通っていた淺田傳ちゃんの家はすぐ見つかりました!右側の大きな家に家族の名前を書いた表札が。道を挟んだお向かいも淺田さんでしたから、親戚なのでしょうね。昔を偲ばせる古いけど格式のある家でした!

                    

 また、近くに重要文化財となっている小林家もありましたが、ここも中には入れないので外側から・・・

                     

 次に上狛環濠集落を見に行きました。環濠集落というのは周囲を堀で囲まれた集落で、ここは長径600メートル、短径300メートルのレモン形をした集落です。堀の内側に土塁を築き、七つの郷があったそうです。そして郷ごとに使っていた井戸が残っていました。この集落は500年も前に出来た物というのですから歴史ある文化財ですね。しかも今も住んでる!

       

 殆ど案内看板もなく、時々行き交う人に尋ねながら、行きつ戻りつたくさん歩いて、久しぶりに足にまめができました!でも、面白かったです。昔の家並みって見ているだけでも懐かしさがこみ上げてくるし、タイムスリップしたみたいな気分にもなって素敵でした・・・

 


お花見

2016年04月02日 | 社会

 4月1日、女性6人でお花見に行ってきました。

 11時集合のその前に、Wさんと二人でまた築地に行きました。以前、コンサートの帰りに築地で購入した豆類をまた購入したくて・・・・ 十種豆も、黒豆も、 豆好きの私にはたまらない美味しさだったのです。

 今回はリュックを背負って万全の体勢です! 購入した豆は・・・以下のとおりです。(右は購入したお店。 築地は外国人達でたいそう賑わっていましたが、この辺りは空いてましたネ。)

                

  黒豆と十種豆は二袋ずつ買ったし、他の店でも買ったのでリュックはズシリと重くなって肩が痛くなってしまいましたが、幸せな気分

 さて、お花見の場所は定番、千鳥ヶ淵と靖国神社でした。金曜日のせいか、混み合ってはいてもさほどではないし、お天気もまあまあで綺麗な桜たちを堪能してきました。

                       

        

 上は千鳥ヶ淵。下の二枚は靖国神社です。左は標本木の近辺で、右はおぞましき遊就館のある辺りです。今回初めて気づいたのですが、ここに、外国人男性の胸像が飾ってあったのでそばに寄ってみました。

 それは、東京裁判でただ一人日本側の被告を全員無罪と主張したインド人のパール判事の像でした。彼の主張こそが正しいのだと、顕彰して作られた物だったのです

 最後にもう一度千鳥ヶ淵の桜を目に焼き付けて帰りました。(日本人ってなんて桜が好きなんでしょう!)