12日土曜日は朝から夜まで、楽しく、充実した日だったのですが、正直ちょっと疲れました。
先ずは「教会と地域福祉フォーラム21」に参加するため、神泉駅へ。
初めての会場(聖ヶ丘教会)でしたが、スマホがあるから大丈夫!と甘くみていたのが間違いの元。駅を出て、少し行くと周囲は高層ビル街・・・自分の位置があっという間にわからなくなり、迷いに迷ったあげく、10分で着くはずの所に3倍くらいかかってしまいました!(当然遅刻)
今回のテーマは「居場所を失う若者たち~教会と地域が出来ること」でした。私の考えていた内容とは少しずれていましたが、それなりに勉強にはなりました。
午後4時頃終わって、神泉駅に戻りましたが、あれだけ迷った甲斐あってか今度はスマホ無しですんなり。ところが、携帯の充電が切れそうで、着信への応答が出来ませんでした。往きに30分も使ってたからですね!
そのまま渋谷のオーチャードホールヘ、熊川哲也Kバレエカンパニーの「ドン・キホーテ」を見に行きました。
お目当てはキトリを踊る中村祥子さん。数年前にNHKのバレエの祭典で見てから惹きつけられてしまったバレリーナです。日本人離れした大柄で美しい肢体と、生き生きと踊る姿が素敵な人です。(その頃は海外のバレエ団のプリマだったので、生の舞台を見られるとは思いませんでした。)
図書館のバレエ雑誌に彼女の練習着の写真が何枚か載っていたのを見つけて、色鉛筆で描きました。それがこれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/bf/50b451b20090e07a71a87d409f906645.jpg)
長い手足でしょ? 都民劇場の案内に彼女の出演プロを見つけたときは本当に嬉しかったです。運良く当たりました。(運といえば、「題名のない音楽会」にもう何通も申し込んでいるのに運悪く一度も当たりません!!)
お相手は宮尾俊太郎さん。彼も大柄で、スター性に溢れたステキなダンサーです。
座席は3階席でしたが、見ようによっては舞台全体を見渡せるいい席でした。中村さんはやはり群を抜いて輝いて、素晴らしい踊り手でした。ただ、想像していたよりも少し体が硬い気がしました。白鳥などを踊ると、また違ったのでしょうか・・・
今回は隣席がご高齢の男性で、芝居が好きで都民劇場には50年以上前から入っているという方。開始前も、休憩時間もとにかくしゃべりっぱなし・・・昔の俳優や演出家のこと、見てきた数々の舞台のこと、話しは尽きません。聞いていてとても面白いのですが情報量が多くてさすがに疲れて、二回目の休憩時間にはトイレに行かせて貰いました。
この方のお話で印象深かったのは「母さんが 夜なべをして 手袋編んでくれた」の「かあさんの歌」を作った方がおじさんだということ。私は故人だと思っていたら「生きてますよ、元気ですよ。今は岡山にいるよ。窪田聡は本名じゃないんだ」とのこと。ビックリしました。(だって、隣席の方は80歳位の方で、そのおじさんならお幾つ?)
今度、歌声喫茶のみんなに教えてあげようっと。皆さん好きな曲ですからネ。
※ネットで「窪田聡」を調べました。1935年生まれ。シンガーソングライターの草分け。開成から早稲田に進むも一日も通学せず、新宿の歌声喫茶などで音楽活動を行う。現在は、「窪田聡 歌のある風景」として、年に5~6回開催している (現役の方だったんですね!失礼しました)