お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

紙芝居「プラスル つりにいく」

2006年10月31日 | ほっとすぺーす
 ほっとすぺーすにきている小学校2年生のAくんは文を読んだり書いたりするのが苦手。学習を始めようとするだけで、「やだ!やりたくない」と拒否されてしまう日が続きました。

 そこで、彼の好きなポケモンを題材に紙芝居を作ろうよと提案すると、のってきました。今までに無いほどよく集中して、分からない字を私に聞きながら一日で書き上げました。これには私もびっくりでした。
 
 彼の書いた鉛筆書きの絵を、お父さんがパソコンに取り込んでくれました。Aくんはそれに喜んで色をつけ、とっても素敵な作品に仕上がりました。



表紙(右上)「プラスル つりにいく」

1(右下)プラスルは ふるさと村に つりにいきました。
     メタモンがきて、「いっしょにいこう」といいました。

2 ラッキーが 三つのしかけをもってきました。

3 「ぼくもつるぞ」(プラスル)
  「なんか きこえたぞ」(ラッキー)
  「おとうさん」(さかなの子)

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紙芝居「プラスルつりにいく」つづき

2006年10月31日 | ほっとすぺーす
4 ラッキーは小さいさかなが つれた

5 メタモンは 大きなさかなを つりました

6 プラスルは なにを つったのでしょう

7 つれたのは でっかいくじらでした

               おわり

 いかがでしたか? 感想をコメントにお寄せ下さい。Aくん、喜ぶと思います。
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「アウシュビッツ 愛の奇跡 コルベ神父の生涯」を見る

2006年10月29日 | 映画・演劇・本
 先だって、初めてほっとすぺーすに来てくださったHさんから、モンゴルのストリートチルドレンを救済するための施設にお金を送るチャリティー映画をやるので協力してほしいというお話がありました。

 昨日がその映画「アウシュビッツ 愛の奇跡 コルベ神父の生涯」の上映会でした。思ったよりも人が集まっていて100人以上いたように思います。今回で4回目だそうで、モンゴルの施設を運営しているA氏(写真)と、千葉茂樹監督のお話もありました。

 映画はだいぶ前に作られたようですが、初めて見ました。(千葉監督の「マザーテレサとその世界」は何度も見ましたし、授業でも使わせてもらいましたが)

 コルベ神父の事は大体知っていました。10数年前アウシュビッツに行ったとき、入れられていた飢餓室も見て来ました。半地下の薄暗いところでした。また、神父のゆかりの教会も訪れ、道端の土産品売り場で絵葉書も購入しました。

 しかし、彼のポーランドや日本での宣教や働きについては知らないことが多く、想像していた以上に素晴らしい人だったと分かりました。仲間の囚人の身代わりになって死んだこともすごいことですが、そこばかりが伝わっていて、真実の彼のすごさ、素晴らしさはそれ以前の働きにもあったのですね。僅か6年の滞在ですが大きなことを成し遂げたと思います。

 映画はドキュメンタリーの部分と、再現ドラマの両方を組み合わせて作られ、わかりやすかったです。

 一番のサプライズは、コルベ神父に助けてもらった男性が映画撮影当時は健在で、出演されていたことです。彼は、神父に助けてもらったあと数年後に解放されました。(だからこそ、この身代わりの事実が明らかになっているわけですが)

 私は帰り道、日本の青函連絡船洞爺丸の海難でやはり宣教師が自分の救命具を渡して身代わりに死んだことを思い出していました。(その宣教師は私が学生時代に通った教会に赴任していたことがある方でした)

 コルベ神父も、宣教師も人を愛することの極限の形を示してくれました。それは身代わりとなって死んだイエスキリストの愛を指し示しています。
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おおさわぎ ワインと音楽の夜

2006年10月28日 | ほっとすぺーす
 昨夜は恒例の月に一度の『ワインと音楽の会』でした。

 この会、一応予約制なんですが、実際の参加者はふたを開けてみるまで分からないというのが実体で、思ったより多かったり少なかったりしますが、昨夜は多いほうに振れて、12人。

 料理はスタッフ三人が分担します。一品持参でこられる方もいるのでなんとか間に合うのが通常ですが、この日はちょっと少なかったかな。まあ、最終的には少し残ったくらいだったのでほっとしました。

 さて、昨夜の呼び物?は「生演奏」ということで、Mさんのヴィオラに、Tさんのバイオリン、私のリコーダーのトリオで三曲演奏しました。「歌のつばさに」と「母の教え給いし歌」とヘンデルの「合唱」です。

 私とMさんは二ヶ月くらい前から練習してましたが、Tさんはついこのあいだ加わったばかりで毎日猛練習?したようです。40代になってからバイオリンを始めたというから、みんなで感心しました。(私も、リコーダーをちゃんと練習し始めてまだ一年ですが)
 できはともかく、楽しめました。


 その後は、唯一の男性参加者のYさん(20代)を中心に古い歌謡曲をみんなで歌って盛り上がりました。こんなことは初めてでしたが、楽しかった!だって、今どきの曲ってみんなで歌えないですもの。

(先日の結婚式披露宴でも全員で歌おうという曲がありましたが、全く歌えませんでした!)

 
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リコーダークラブ、慰問に行く

2006年10月25日 | ボランティア
 リコーダークラブに入って一ヶ月余り。今日は鷺沼にある老人ホームへ慰問に行きました。

 私にとっては初体験。(初体験組みは三人)やっぱり緊張しました。
 練習では間違えっこないような場所で、何回も間違えました!でも、『先生は私の席から遠いし、みんなで吹いてるから目立たないよね』と勝手に思っていたら、どっこい、先生はちゃんと分かっていたんですって・・・さすが!

 聴衆は40人くらいでしょうか。みなさん30分も前から集まり始めて、リハーサルの時から拍手が起きて、嬉しいけど緊張しました。

 演奏曲目(11曲)
・シシリアーナ  ・メヌエット2曲 ・大きな古時計モーツアルト風
・夕やけ小やけ  ・野ばら  ・七つの子  ・エーデルワイス
・小さい秋見つけた  ・紅葉  ・故郷

 一番前のある婦人は、始まって間もなく眠り始めました!私たちの「名」演奏が気持ちよかったのかな、それとも・・・・

 「ご一緒に歌ってください」という曲は5曲用意しました。最後の「故郷」の歌声が一番大きかった。みなさんの故郷への思いは強いのでしょうね。
(写真はリハーサルのもの。ソプラノ・アルト・テナー・バスで11人)
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英会話教室、よかったあ!

2006年10月23日 | ほっとすぺーす
 今日はフル活動のほっとすぺーす。

 午前中は初めての「英会話教室」そして、急いでしたくしてみんなでお昼。(英会話講師のSさんが新鮮なお刺身を持ってきてくださった!美味しかったです!)

 午後からは、短い時間でしたがヴィオラとヴァイオリンとリコーダーの演奏の練習。今週のワインの会でお披露目するので急がなくちゃ!

 2時からは二回目の「リンパ」今日も10人くらいの参加でした。今日は「水」が話題に・・・

 まだ、講師のKさんのお話の途中でAくんが来たので、別室で勉強を一時間しました。お父さんが、ドラゴンボールの漫画のセリフを空欄にしたものを作ってきてくれたのでセリフを考えて入れるという活動をしました。
 私には難しいのにAくんはそうでもなさそうでした!

 今月のAくんはびっくりするほど落ち着いていて、今日もゆっくりですが集中して取り組みます。セリフ作りの後は漢字をリズムで読む練習。動作もつけながら歌うように読むと、楽しそうにやりました。(実は私も楽しい!)

 さて、話を「英会話教室」に戻します。(今日のテーマは「自己紹介」でした。)
 いやぁ、良かったです!講師のSさんは、発音はもちろんネイティブ並みなんですが、なんと言っても話が興味深いのです。アメリカ生活が長いだけあって、日本文化との比較などしながら本当にいろいろなことを教えていただきました。あっというまの一時間でした。
 
 中学、高校、大学でこんな風に教わっていたら私だってもう少しはましに・・

 印象に残ったこと。
 挨拶代わりにするハグは互いの右頬をつけるように向きが決まってる。握手は短く、でもしっかり握る。相手の名前は何回も呼んで覚えるとよい。相手を紹介する時、She is より、This is の方が丁寧、等等。

 次回も楽しみでーす!だけど
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今どきの結婚式

2006年10月22日 | その他
 今日は甥の結婚式。家族全員で出席した。

 普段、教会でのオーソドックスな結婚式ばかり出ている私は、いわゆる「結婚式場」での式と披露宴に出るのは久し振りだった。

 横文字の名前がついたA結婚式場は出来たばかりなのかピカピカで、働いている人も若い人が殆ど。マニュアルがしっかり出来ていて、両家の親族紹介、チャペルでの結婚式、そして披露宴とすべてが流れるように進んで行く。実に無駄が無く、失敗も無い。

 結婚式での演奏はパイプオルガンとヴァイオリンの生演奏で、讃美歌は男女二人ずつが大声で朗々と歌って会衆をリードする。(教会ではないから歌を知らない人が多いと思っての配慮なのだろう)

 司式は神父か牧師か分からないが、聖書から誓いの言葉を抜粋している。二人は「誓います」と言ったけど、誰に誓ったのだろう?

 式後も鐘をついたり、みんなで新郎新婦に花びらをふりかけたり、次々と湧き出るシャボン玉がそれこそシャワーのように二人に降りかかったり、いろいろ出てくる仕掛けに私は唖然!でも、娘や息子は「こんなの当たり前」と驚かない。

 披露宴でもいろいろ驚くことはあったが、最後の新婦の言葉には涙した。さすがにこれだけはマニュアルどおりではないものね。

 新婦はとてもかわいくチャーミングな人だが、母親との葛藤や反抗したこれまでのことを涙ながらに素直に語っていた。だからこそ、最後の感謝の言葉がジーンと来た。お母さんもずっと泣いていた。

 その場面は感動的だったが、なぜか新郎から親への感謝の言葉はなく花束贈呈のみだった。なぜだろう?娘は「嫁に行く」つまり、親と別れるが息子は違うということなのだろうか?そこだけ納得行かなかったナ。

 でも、二人ともこれまでの恩を忘れずにね。お幸せに。
 


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「モラ」の作品展へ

2006年10月21日 | ほっとすぺーす
 昨日はほっとすぺーす、2時まで臨時休業にして、みんなで「モラ」の作品展へ新宿まで行きました。

 ほっとすぺーす常連で、以前「モラ」の講師をしてくださったMさんが作品を出展しているのです。

 会場はまあ、華やかで圧倒される色彩で満ちていました。一枚だけでも完成度が高い「モラ」がこんなに集まると、もう満腹状態です。

 2時頃ほっとすぺーすに戻りました。

 難病を抱えたBさんが、ボランティアさんと来てくれました。
「筋肉が減って、ももの肉が半分になりました。日ごとにさまざまなところに衰えが・・・」
 か細い声でゆっくりと話すBさん。もっと症状が進んだら、老人ホームに入るしかないのだが、費用がかなりかかると頭を抱えておられました。
 私たちも一緒にため息をつくばかり・・・

 治療法がない難病の方に接すると心が痛みます。

(写真奥は、賑わう「モラ」の会場で受付をするMさん)
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朗読の恵み

2006年10月20日 | ボランティア
 ほっとすぺーすが休みの火・木は「朗読の日」

 今月は「ルカ福音書講解」と新聞10月号の二つが重なって、今四苦八苦状態です。

 しかも、苦手なレクディアでの録音です。慣れたら簡単、と分かってはいますが今のところはまだまだ・・・でも昨日は「挿入」の仕方が何とか分かりました。
 午前、午後とやっても2時間分を録音するのがやっとという状態です。
(この間、インコのピッピはベランダに。鳴き声が入ってしまうので・・)

 しかし、朗読には大きな恵みがあります。
 昨日は「ルカ福音書講解」は、いわゆる「放蕩息子のたとえ」の箇所でした。親の財産を貰って家を出て行った息子が、放蕩ですべて使い果たしたあと、雇い人にでもしてもらおうと父の家に戻ったところ、父はすべて許して受け入れるという話です。
 あまりに有名な箇所でしたが、榊原先生はそこに思いがけない光をあてて聖書を説き明かしていました。

 それは、放蕩息子を無条件で受け入れた父を許せない兄についてのメッセージでした。真面目で働き者の兄は、父のように弟の帰還を喜べません。私が兄だったらやはり喜べないでしょう。というか、追い出したかもしれません。

 私たちは健康や経済的困苦やさまざまな問題で悩み、悲しむ人に寄り添い、同情するのは出来ます。一緒に泣くのは簡単です。しかし、苦難を逃れた人、成功や賞賛をえて喜んでいる人に対して、心から共に喜べているでしょうか?否です。

 メッセージは語ります。私たちは放蕩息子を無条件で愛した父のようにはなれない。しかし、父は無条件で許してくださる。だったらあなたも共に喜びなさい。あなたも無条件で許されているのだから。

 「お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか」ルカ15:32

 朗読は大変だけれども、大きな恵みに満たされて過ごせた一日でした。

(写真は、レクディアのソフトが入ったパソコン、アクセント辞典など朗読に必要なものをテーブルいっぱいに広げたところ)
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ドライフラワーに挑戦

2006年10月18日 | ほっとすぺーす
 月曜日は、Kさんからドライフラワーを使った作品を教えていただきました。

 「ほっとすぺーす麻生」にいると、一番得しちゃうのは我々スタッフかもしれません。なぜって、いろいろなことを教えていただけるから・・・

 私は写真右側のトピアリーを、もう一人のスタッフはカゴにいけた作品を仕上げました。いかがでしょうか?
 まっ、他人の評価はともかく、私たちは気に入ってます!

 今日は、Yさんがまた新しい方を誘ってきてくださいました。もう、何人の方を連れてきてくださったことでしょうか。

 今日の方は、永年教師をしたあと、ハワイで習ったフラダンスを教えていらっしゃる方で、我々の大先輩なのにとても姿勢が良く若々しいのにびっくりしました。

 フラダンス、私も習ってみたいけど、見た目より結構難しいんですよね。テレビでやってるのをまねしようとしたけど出来ませんでした!
(でも、肩こりに悩む私は何とかしなくちゃ・・・)
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 "小“にぎわい フリーマーケット &お祭り

2006年10月16日 | ほっとすぺーす
 昨日はほっとすぺーすのフリーマーケットでした。

 あまり宣伝はしなかったので、ちょっと寂しいフリマでしたが、でも新しい方も何人か来て下さり、楽しいひと時が過ごせました。

 スタッフもだいぶ購入したせいか、売り上げは9000円弱。これは結構な金額ですよ。だって、値段の殆どは100円程度なんですから・・・

 まあ、売り上げは二の次で、一番の目的はほっとすぺーすを少しでも地域の方に認知していただくこと。そういう意味では、もっともっと宣伝しなければいけないのですが、まあまあ急がずやっていきましょう!

    今週中はフリマ続けます

 話は変わりますがこの日は、ふるさと里親をしているSくんのいるW児童園のお祭り。
 私と娘はいそいそとSくんに会いに行きました。二ヶ月ぶりのSくん。『ちょっとは変化してるかなあ、この人誰?って顔されちゃうかなあ?』なんてあれこれ考えながら到着。

 想像してたよりも大規模で、中々の賑わいでした。バザーあり、ゲームあり、レストランありで、大人も子どもも楽しそうでした。
  
 Sくん、ちゃんと私たちを覚えていて、「おばちゃん、おねえちゃん」と寄ってきてくれて嬉しかったです!でも、体の変化はなし、というか前よりやせて更に小さく感じて、これで来年一年生大丈夫かな?と、また心配になりました。かわいい幼児言葉もそのままですし・・・あと半年、大きくなあれ!
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明日はミニ・フリーマーケット

2006年10月13日 | ほっとすぺーす

 今日ほっとすぺーす麻生に来た人は、スタッフを含め13人。少しずつですが増えています。ににい

  さて、明日はいよいよ「ミニ・フリーマーケット」の日です。すでに品物は集まってきていますが、売り買いを楽しむと同時に、新しい出会いやふれあいがあればいいなと願っています。

 お近くの方、どうぞ、お出で下さい

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新書「憲法九条を世界遺産に」と、アーミッシュの許し

2006年10月12日 | 映画・演劇・本
 友人に借りて「憲法九条を世界遺産に」を読みました。

 学者の中沢新一と、爆笑問題の太田光の読みやすい対談です。
 読んで先ず思った事は、太田光はするどい!プラスなかなかの読書家!ということでした。お笑い系の中では知性派とは思ってましたが、これを読んでけっこうすごい人だと思いました。

 世界に類の無い「憲法九条を世界遺産に」と叫ぶ彼の気持ちが余すところ無く表現されていました。護憲でも改憲でもないという主張も納得が行きました。

 ただ、「不戦」でなく「非戦」を唱えつつも、ことが個人である自分に及んだ場合については矛盾すると自覚しつつこう言っています。
 「目の前で自分の家族が殺されたら、そのときは絶対相手を殺してやると思うんですよ。」

 私はここを読んで、つい先日アメリカで起きたアーミッシュの学校での事件を思い浮かべました。男が侵入して、子供達を銃で何人も殺した痛ましい事件です。

 事件で驚いた事は、一人の少女が先ず自分を殺してくれと男に懇願したこともそうですが、事件後、アーミッシュの人々がその憎むべき男を許すと言い、その葬儀にも大勢が参列し、男の家族にも村を出て行かないように告げたということでした。

 アーミッシュの人々の、現代文明に背を向けた独特の生き様は知っていましたが「汝の敵を愛せよ」という聖書の教えをここまで忠実に守る人々がいる事に感動しました。

 本当に「非戦」を実行するというならば、「許し続ける」覚悟を伴うものなのだと思いました。私にその覚悟は・・・・

 
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「ありと兵隊」を見る

2006年10月10日 | 映画・演劇・本
 しんゆり映画祭で見た二本目は「ありと兵隊」でした。

 この映画の内容はしおりのSTORYを転載します。
「第二次世界大戦後、武装解除受けることなく中国の内戦を4年間戦い続けることを余儀なくされた日本人部隊がいた。その部隊に所属していた奥村和一氏らを、帰国後待ち受けていたのは日本国政府からの『売軍行為』という不条理な対応だった・・・『日本軍山西省残留問題」の真相を今も追い続ける奥村氏、自身の狂気に満ちた戦時中の実体験をも浮き彫りにする。胸に深く突き刺さるドキュメンタリリー。」

 監督は「延安の娘」の池谷薫監督。

 <感想>
・戦後60年たっても、若い兵隊であった時に上官の命令で中国人を殺したことを家族にも言えず、苦しみ続ける。つまり、加害者(奥村さん)もまた苦しむということを改めて知った。

・中国を訪れた時、加害者の彼があたたかく迎え入れられたことに驚く。彼は殴られることを覚悟していたが、私も非難されても仕方ないと思っていた。マスコミの伝える中国人の反日感情と、個人の日本人に対する感情は違うのかもしれない。
 
・上官の命令にそむけば、自分が罰せられるという軍隊の非情さはわかるが、「殺せ」という命令には抵抗できなかったのだろうか。彼は「教育の恐ろしさ」と盛んに言っていたが、、、

・靖国神社で、あの小野田寛郎さんに向かって「あの戦争は侵略ではなかったか」と問いかける奥村さんに、ものすごい形相で彼をしかりつける小野田さんの変貌振りが印象的だった。同じ戦争を潜り抜けてきたのに。

(写真は上映後、池谷監督とのトークを終えて出てきた奥村氏をパチリ)
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富士を見ながら

2006年10月09日 | その他
 日曜日の午後から今日にかけて、教会の方々60人余と御殿場の東山荘に行ってきました。
 年に一度、静かな環境の中で、学んだり、交流を深めたりするためです。

 2日とも晴れ渡った澄んだ青空に恵まれ、宿の窓から富士山をはじめ山々ががくっきりと見え、大変気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。

 今年は「クリスチャンライフ」について学び、話し合い、祈りあい、うる所が大きかったです。また若者がたくさん参加していて彼らの輝くひとみを見ることが出来たのも、嬉しかったです。

(朝、六時半頃、窓から見えた富士山と月) 
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