お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

正反対の映画二本を見て

2007年09月17日 | 映画・演劇・本
 このところ、映画三昧でちょっと気が引けますが、土日で見たかった映画を二本見て来ました。
 どちらも、かつて訪れた場所なので関心が強かったのです。
 
 一本目は「ミス・ポター」(TOHOシネマズ海老名)
 イギリス湖水地方の、ピーターラビットの生みの親ビアトリックス・ポターの物語。私の大好きなイギリスの風景、古き良き時代の品のある家具調度品、シックな服装、どれをとっても胸がキュンとなる素敵な映像の数々に、終わるのが惜しまれるほどでした。
 でも、一番素晴らしかったのはなんといっても主人公を演じた女優レニー・ゼルウィガー(名前がどうしても覚えられない!)の演技でした。

 特に美人でもないし、やや太めですが、なんともいえない魅力的な表情が印象的で、特に目の演技が秀逸でした。すっかりファンになりました。

 二本目はマザーテレサ没後十周年記念・ドキュメンタリー2部作「母なることの由来」「母なるひとの言葉」(恵比寿の東京都写真美術館ホール)

 亡くなる少し前にインドに行き、マザーのお姿も拝見したので、ぜひ見たいと思いました。葬儀の様子なども入った一本は初めて見ましたが、もう一本は今まで三回は見ていたものでしたが、何度見ても考えさせられる映画で、胸が熱くなりました。

 映画が始まる前、関連グッズ売り場を覗いていたら、一人の修道女が話しかけてきました。
「私は、マザーの二度目の来日の際、一週間くっついてボディガードをしてたんですよ。そのとき気づいたんですが、マザーはいつもロザリオを手から離しませんでした。その姿を見て、ああこれが彼女の力の源だと思いましたよ。マザーはすごい人です。でも、彼女に力を与えてくださってるのは神様なのです。それを忘れてはならないのです。」

 そうですよね。マザーはいつも謙虚でした。どんなに有名になっても特別扱いは嫌い、私物と言ってもあのサリーと聖書とロザリオだけだったとか・・・

 今、朝日新聞の夕刊に「マザーテレサのこどもたち」が連載され、毎回マザーの志を継ぐ人たちが紹介されています。
 私はカトリックではないけれど、マザーの「こども」とまでは行かなくても、「孫」くらいにはなりたいなと思っています。(無理か・・・)
コメント
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