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こんな人がいるんだなあと、感動してしまいました!
その人の名は青木辰子。今45歳で、パラリンピックのチェアスキーの選手ですが、彼女の半生のすさまじさと、その努力にはほんとうに驚きました。(でも、素顔の青木さんはかわいらしい笑顔の女性です)
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長野生まれの青木さんはスキーが得意でしたが、二十歳のとき手術の失敗で片足になり、片足スキーを始めます。そしてパラリンピックに出場して7位になります。
ところがその後残った片足も怪我し、また手術のミスで、今度は胸から下が全く動かなくなってしまいます。しかし、彼女はあきらめることなく今度はチェアスキーに変更してチャレンジします。そして2位になります。
けれど、その後世界の技術は進歩してすごいスピードの競技になり、青木さんはそれについていけなくなります。ソルトレイクでは3回も転倒したそうです。普通なら年齢のこともあり、もう限界と感じるでしょう。
しかし青木さんは違いました。筋肉を鍛えるべく、3年間も地道な努力を続けるのです。車椅子でストックをつきながら走る練習などをしていました。すごいなあと、その姿にはただただ頭が下がります。
そして、青木さんならでは独特のすべりを体得し、世界のトップスキーヤーになるのです。本当にすごい!の一言です。
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トリノパラリンピックでどんなすべりを見せるか、大いに期待したいと思いました。100キロのスピードでも、楽しいという彼女ですから・・・