お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

新聞モニター、なんとか終了!

2008年09月29日 | 社会
 ふうっと大きなため息ひとつ・・・

 半年間に亘った、朝日新聞のモニターの最後のアンケートの回答をたった今送りました!

 正直な感想。・・・疲れました!
 「新聞読むの好きだから」と気軽にはじめたものの、毎日、新聞を隅から隅まで読んだ中から、2週に一度「よい記事」と「難点のある記事」を選んで理由を書くのは結構大変でした。

 いえ、それは自分の興味のある分野で書くのでまだいいのです。でも、それ以外に新聞社からその時々の特別の質問がつくのです。例えばサミットのこと、オリンピックのことなど。これは苦労しました。

最近のですと「総選挙・マニフェスト報道について」というのがありました。普段、政治問題などあまり読んでいないのにその種の課題が出ると、遡って関連記事を探さなくてはいけないので四苦八苦です。

 最初は回答ごとに図書券をいただけるのに感激していましたが、次第に、こんなに苦労しているんだからこのくらい当然だよね・・・という気持ちになっていきました。

 でも、総合的にはモニターをやってよかったです。
 毎回まとめられるモニターの意見を読むのも新聞を見直す参考になりました。私の書いた回答も数回選ばれて掲載されましたが、なんだか社会に認めてもらったようで嬉しかったです。仕事をリタイアした一主婦の身としては・・・

 モニター制度はこれからも続いてほしいです・・・が、私はもう引き受けないでしょう!
 

 

けっこう売れました!

2008年09月28日 | ほっとすぺーす
 最近こっているデコパージュ石鹸、トレイ。

 「いったいいくつ作るんだ」と家人にはあきれられているんですが、きれいな紙を見つけるとつい作りたくなって、トレイだけでも50個は作ったかしら・・・

 でも、バザーに出して結構売れました!
 ほっとすぺーすのスタッフWさんが空き店舗を借りて、1週間くらいやった『手作り市場』に出品させてもらったところ、安く売ったせいもあるのでしょうが5000円くらい売れてました。一個200円~300円のものですから、びっくりでした!

 苦労して作ったものが売れるとやっぱり気持ちいいですね!

 昨日の聖書講座に甥の一家が来ましたが、4歳と2歳の女の子が石鹸もトレイも気に入ってくれたので、あげると喜びました。『こんな小さな子も喜んでくれた』と、私も嬉しくなりました。

 というわけで、今日も自由が丘のリボンという店に寄って、きれいな紙をまたまた買ってしまいました。いつまで続く・・・エンドレス・・・

仙台いろいろ・・・

2008年09月25日 | 社会
 義母のお見舞いで、最近よく仙台に行きます。そこでのいろいろ・・・

○バス受難
 駅前から出るバスの多いこと!病院までどれに乗れば・・・最初は自力で探そうとうろうろ歩き回って疲れ、結局観光案内所に行ったものの混雑に嫌気が差し、またうろうろ。やっと見つけたものの次に来るのは一時間くらい後とわかって、結局地下鉄とタクシーで行きました。バスで行くより700円高くつきました!
 (でも、ほんとは病院を通るバスはいっぱいあったのですが、わかりにくかった!)

○ホテル受難その一
 ホテルが林立している仙台駅周辺。平日だからとホテルの予約をしないで行きました。ところが、小雨降る中カートを引いて訪ねたホテルはどこも満員。ええっ、どうして?
 仕方なく駅の案内所に。やはり掲示板には満室のマークばかり!どうしよう?ネットカフェにでも行く?でも、幸いなことに1室だけキャンセルがあり入り込めました!でなければ、松島までいくか、スイ-トルーム(一泊25000円)に泊まる破目に・・・良かった!
(この時期、仙台は学会が多く、このときも三つが重なっていたんですって)

○ホテル受難その二
 前回に懲りて、今度はネットで予約してから行きました。ところが・・・夜中にグわーん、ぐわーーんという地響き?うなりのようなものが聞こえて眠れません!部屋中に音が共鳴するんです。外で何か工事でも?・・・よく耳を澄ませると、なんと隣室の客のいびきではありませんか!うそーーーー
 それでなくても不眠症の私なのに、ますます・・・ハア(壁が薄すぎますヨ!○○イン殿)

○パンがおいしい!
 駅の1階にあるパン屋さんで、おいしいポンデケージョに遭遇!一袋に3個入って200円。もともとこのパンが大好きなのですが、この店のは特においしいです。形は通常とは違いややオムスビ型。やわらかくもっちりして・・・駅に行く度買ってました!(写真に撮ればよかったと、食べてから気づきました!)

○仙台のお土産は選ぶのに苦労しますね。どれもおいしい!今回は定番の笹かまぼこ・萩の月・くるみゆべしを買いました。

 こんなこと書けるのも、義母の具合がいいからです。

 

メールの整理、できてますか?

2008年09月21日 | ほっとすぺーす
 私のパソコンがいよいよご老体になって、動きが怪しくなってきたのでとうとう買い換えました。6年は使ったと思うのですが・・・

 で、昨日新しいパソコンが来ました!
「まあ、中身を移すのに2時間ぐらいかかります」と、Kパソコンのお兄さん。
ところがどっこい、私のパソコンのデータが多すぎたんでしょうね。5時間半もかかってしまいました。見ているだけでも疲れました!

 で、真夜中、『メールや写真を少し整理しないといけない、思い切って削除しよう!』と、メールから取り掛かりました。(移す前にやっとけと突込みが入りそうですが・・)しかし、2002年から2008年ですからものすごい数(2000通く以上)で、我ながらあきれてしまいました。

 でも、一つ一つのメールを読んでいると思い出が一気によみがえって、なかなか削除ボタンが押せないんです。部屋の整理が下手な私って、メールの整理も下手なんだなあ(年賀状なんかも何年分もとってあるし・・・)と、ちょっと落ち込みました。

 やっと1000通くらい削除したときには翌日になっていました!まだ終わりませんがもう少し減らさなくちゃ。




将棋とワインの会

2008年09月20日 | ほっとすぺーす
 昨日の夕方は、中学生のS君の学習日。

 将棋の得意な彼は来るなり「さあ、一局やりましょう!」と張り切る。でも、まだまだルールが覚えられない(というか、覚える気がない)私はしぶしぶ付き合う。もちろん、あっという間に『王手』になって負ける。

 「違うゲームやろうよ。勝ったり負けたりするようなのがいいな」というと、面白いのを教えてくれた。名称は忘れたが、五目並べの応用編?みたいなもの。
 自分の駒で相手の駒を挟んだら、それをとって好きなところに置ける。ほとんど盤の隅っこに飛ばす。飛ばした駒もうまく使って五目を作る(私たちは4目でやった)というもの。これが結構面白かった。
 でも、今日もゲームの時間が多くて学習はなかなか進まなかった!

 夜は二ヶ月ぶりのワインの会。スタッフは私とFさんの二人だけがったが、後のスタッフはご馳走を差し入れてくれて、お膳の上は賑やかに!

 お客は5人。初参加が二人。
 Kさん・・・80代の方で杖をついた方だが、頭脳明晰!世間のことに精通しお話も面白い。

 Mさん・・・二年続けて絵画展に入選。今年は入選作の絵葉書をみんなに配ってくれた。職場でレベルアップしたとかで、みんなで拍手!

 Fさん・・・初参加。長い間民生委員をやってらした。「親子でほっと」のボランティアで来て下さった元気な方。

 Bさん・・・初参加。ジャズのCDを持参してくださった。やっと落ち着いたので今後はほっとの活動に参加したいとか。大歓迎です!

 Tさん・・・演奏会で着たというオペラ「こうもり」のTシャツで登場。爪が痛んで、テープを巻いてヴィオラを弾いてるんですって。すごいな!

 料理は・・・
 石がま焼きパンのチーズ焼き、肉団子、鮭とわかめサラダ、豆腐とピータンサラダ、野菜の煮びたし、焼きビーフン、果物など

 

 

敬老のお祝い会

2008年09月19日 | ほっとすぺーす
 先週の金曜日、ほっとすぺーすで初めて「敬老のお祝い」の会を開きました。

 計画したのは私でしたが、あいにく仙台に行っていたので参加できず、全てはスタッフに委ねたものの、どうなったかなあと一人でやきもきしていました。

 終わった頃メールで、詳しくは帰ってきてから聞きました。
 参加者は7人。男性3人、女性4人。招待状はその倍くらい出しましたが、体調が悪い方も多く、まずまずの参加者でした。男性が3人というのは嬉しかったな!

 スタッフFさんのリードの下、歌やビンゴゲームを楽しんだようです。でも、あるスタッフがいいました。
「ゲームはどうかなあ?皆さん笑顔で参加してくれたけど、中には自分の老いを見せられて嫌だったかもしれない。」

 そうか!私は個人が目立つ形でないゲームなら楽しんでもらえると思ったのですが、そういう見方も大事ですね!

 プレゼントは「があでん・ららら」さんのクッキーか、ハーブティーを選んでもらいましたが、殆どの方がクッキーを選んだそうです。
 ハーブティーって年配の方には余りなじみがないのかも知れませんね。

 来年は更に工夫して、また是非やりたいと思います。参加費は無料でしたが、逆に皆さんに気を使っていただいたようで、これも考えます!

 

NHKスペシャルを見て・・・

2008年09月16日 | 社会
 昨夜、一昨夜の二晩、NHKスペシャルでイラク問題をやっていました。

 といってもイラク国内の問題ではなく、派兵しているアメリカのイラク兵の問題です。過日、女性帰還兵の話を聞く会に参加したこともあって、関心を持って見ました。

 第一夜は、兵隊の訓練について、ここまでやるのかと思うような内容をやっていました。相手は人間ではないと思わせ、ひるまず殺させる方法を考え出した人に賞を贈るアメリカ!これは自国の兵隊をも人間扱いしてないということだと思いました。

 精神を病む帰還兵。ベトナム戦争のときと同じです。なぜ、反戦運動が広がらないのでしょう?

 第二夜は女性の帰還兵の問題でした。イラク派兵の兵隊のうち1割?も女性だとは知りませんでした。しかも銃を持ち死と隣り合わせの日々。
 帰国して我が子を愛せなくなった女性たちの悲劇を描いていました。我が子に行かないでと止められても、またイラクへ行く母親も。

 人はいつになったら平和的解決を学ぶのでしょうか?

 

 

義母の入院

2008年09月14日 | その他
 ホームに入所して介護を受けていた義母(94歳)の容態が悪化して、入院しました。

 連絡を受けて仙台の病院に駆けつけました。
 この病院には三年前にも、重症の肺炎で入院していました。そのときも高齢ですし、もうダメかと思っていましたが奇跡的に回復し、退院できました。

 その後また具合が悪くなり、別の病院で入院生活をしたあと、ケアホームに移っていましたが、三ヶ月で再入院になりました。

 苦しむ義母を見るのは辛いなと思っていましたが、薬が効いているのかほとんど穏やかに眠っています。目を開けたときは、家族が次々と声をかけましたが、反応はあったりなかったり・・・

 毎晩交代で誰かが付き添います。今夜は娘が付き添うといっています。普段仕事で忙しい娘です。大変だねというと、「今まで何倍もお世話になってるんだもん、これくらい・・・」と。

 そう、義母には9人の孫がいますが、多分共働きの我が家の子供たちが一番お世話になってきました。私もSOSに応えてくれたこの義母がいたからこそ何とか仕事を続けてこれました。感謝でいっぱいです!

 病院にはいろいろな方がお見舞いにいらっしゃいます。その方々の言葉を聞いていると、皆さんに大事に思われていたことが分かり、胸が熱くなりました。

 

子どものしつけ、できてる? できてない?

2008年09月07日 | 教育
 今日の夕方の雷雨、凄かったですね!傘差してたけど、下半身びしょぬれ状態で雷にどやされるように帰宅。これで、ぬれねずみになったの何回目かしら・・・

 全部着替えてテレビをつけたら、小学校一年生のしつけができているかという問題をやってました。
 教師は75%が『できてない』と回答したのに対し、親は『できている』という人が75%で、真反対の数値を示していました!

 まあ、そうだろうなあと思います。だって親は家での子供のしつけについて、教師は学校の集団生活でのしつけと、観点が違うんですもの。

 それに、家庭での子供のしつけはかなり甘いですよ。好き勝手させたり、宿題やったら100円あげるなど、物でつったりしてる親もいるし、逆に親の思い通りにしないと体罰加える親もいますしね。これって当然ながら学校では全て禁止です。

 ほっとすぺーすも最初の一年は子供たちがよく来ていましたが、次第に来なくなりました。
 その原因のひとつはしつけにあったかもしれません。あるスタッフが脱ぎっぱなしの靴をきちんと揃えることや、挨拶などを少しきびしく言うようになった頃から来なくなりましたから。

 テレビで放映していた小学校は『今は落ち着いている』とナレーターが言ってましたが、本当かな?
 私が見聞きした荒れたクラスは、大抵一年間ずっとそのままでしたから・・・

このブログを本にしちゃった!・・・けど・・・

2008年09月05日 | その他
 最近パソコンの調子が悪い・・・いつダメになるかも・・・

 そう思って、一番壊れて欲しくないのは何かなあ?と考えた時、それはやっぱりこのブログでした。

 そこで『書籍化』して残すことに。でも、「一年分を一冊に」と考えていた私の考えは甘く、約七か月分しか入りませんでした。

 うわあ!この分だと今までの分を全部書籍化すると6冊くらいになりそうです。1冊が1万円近くかかるのですから・・・高価すぎる!

 とりあえず、2004,11,17~2005.6.30までの分を本にしましたが、これだとまだ「ほっとすぺーす麻生」がスタートしてません。

 今後の分はどうしようかナ・・・

「真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝」を読む(つづき)

2008年09月02日 | 映画・演劇・本
 「私の両親があなたがたの日本軍隊に殺されたからです」

 この本の後半には心に残るエピソードがいくつか語られますが、その中で一番印象深かったのがこのマーガレット・コヴェルの言葉です。
 
 淵田がアメリカから帰還してきた捕虜に会いに行き、向こうではどんな扱いを受けたか聞き出したときの話である。

 日本兵に対して一人の献身的に仕える二十歳くらいのアメリカ人女性がいました。
 その余りに熱心で親身も及ばぬ介護ぶりに、捕虜達は心を打たれて、
「お嬢さん、どういうわけでこんなに私たちに親切にしてくださるのですか?」
と問い詰めた時、やっと応えてくれたのが冒頭の言葉だったと言います。

 えっ?と淵田は驚きますが、私もびっくりしました。

 日本に遣わされていた宣教師であった両親が、引揚げ勧告を受けてマニラにいた時、占領していた日本軍にスパイとみなされ日本刀で殺されます。
 二人は縛られ、目隠しをされて、殺されるまで熱心に祈っていたと言います。

 マーガレットは、このニュースを聞いたとき、日本兵に対する怒りで腹がちぎれるほどだったそうです。しかし、両親のこの世での最後の祈りを想う時、自分の在り方は日本人を憎むことでなく、両親の志をついで日本に宣教に行くことだと思うようになります。しかし、戦時下ではそれも適いません。

 マーガレットは自分の町に日本人捕虜収容所の病院があると聞き、日本に行かなくてもなすべきことがあったと、6ヶ月の間一日も欠かさず通い働いたと言うのです。
 素晴らしいです!私には到底マーガレットの真似できないと思いました。人を許すとは、こういうことだとお手本を見せてもらったような気がします。

 淵田は今までの生き方を悔い回心して、49歳で洗礼を受けます。
 そしてアメリカに渡り、真珠湾攻撃で家族を失った人たちの前で証しをします。戦後とはいえ、彼が受け入れられるのかと心配でしたが、それどころか逆にある母親から、遺児の頭に手を置いて祈って欲しいとまで頼まれます。彼が夫を殺した爆撃の指揮者と承知の上で・・・・私には信じられないような出来事ばかりです。

 彼は主に外国を飛び回って、伝道します。中でもアメリカには8回も出かけています。73歳で亡くなります。

 軍人として、平和の伝道者として,真反対の人生を二度生きたと言われる淵田美津雄。この自叙伝はこの夏読んだ本の一番の思い出です。