お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

素敵なコンサートでした

2017年05月29日 | その他

 昨日、読書会の帰り道、救世軍の前を歩いていたら、「コンサートがあります、どうぞ!」とのお誘いの声がかかりました。

 救世軍の建物は最近建て替えられてピカピカ!外壁に一面の緑が植えられているという変わった建物です。中はどんな風なのか一度みたいなと思っていたことと、6月にうちの教会でも「ランチタイム ミュージックカフェ」を計画しているので、参考になればと思い参加してきました。

 「オリーブ コンサート」という名称で、女性二人のデュオに、男性のギターも加わって、素敵なハーモニーを聞かせてくれました。曲は女性たちの自作や、星野富弘さんの詩にに曲をつけたものでどれも初めて聞きましたがなかなか素晴らしかったです。

                           

 それから、自作の曲を披露する前に、その曲が生まれたいきさつを(それは子どもや家族との悩みなどでしたが)たんたんと語っていたのが共感できて良かったです。

 会の中で「じゃんけん大会」がありました。二人のCDや、オリーブオイルなどが貰えるというので張り切りましたが、すぐに負けてしまって残念!ところが、最後のじゃんけんで勝ち残り「石鹸」を一つ頂きました。 

 帰宅して箱を開けると。珍しや!魚の形をした石けんで、120の数字が・・・救世軍が誕生して120年ということでしょうか?

 白い石けんを見たら、久しぶりにデコパージュしたくなって今日やってみました。可愛らしくなったでしょう?

                 

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推薦本競争に負ける

2017年05月28日 | 映画・演劇・本

 教会の読書会で、森本あんり著「反知性主義」を長らく読んできましたが、今月でやっと読み終わりました。アメリカのキリスト教の歴史が、そしてなぜトランプが大統領になれたのかが分かる、大変興味の尽きない、面白い本でした。

 さて来月からの本選び。HさんはNTライト著「シンプリー・ジーザス」を推薦してきました。私は今年が宗教改革から500年という節目に当たることもあって、その関係の本を探していたら、深井智明著「プロテスタンティズムー宗教改革から現代政治まで」に出会いました。

 昨日、早速近所の本屋で探して購入。(中公新書なので一般の本屋で手に入ります)ざっと目を通しましたら、意外と読みやすく面白そうだし、宗教改革に対するこれまでの思い込みが覆るような内容で、これだ!と思いました。

 そして今日の読書会。

 Hさんは当然ながら「シンプリー・ジーザス」を強固に推して来ました。私は「でも、その本は2970円と高いし、本も分厚いし・・・」と難色を示し、「プロテスタンティズムは、864円で新書版で、内容も・・・」と説明したのですが、Hさんは「深井さんは知ってるけど、それ程」と反論され、「それより、この本は今の私たちが絶対読むべき本だと思う!」等々推薦理由をたくさん並べました。

 まあ、それ程強く言うならという感じで、メンバーも「シンプリー・ジーザス」に傾き、私はちゃんと読んでない弱みで引き下がりました。でも、全部で15章と長いので持ち運びにかさばりそうだし、長丁場になりそうだなあ。

 とはいえ、Hさんが推薦する本はこれまで良い本ばかりだったので、ま、いいか!高いといっても、二年近く読み続けるとなればこれまでの本と大して変わらないなあと納得しました。

 そうはいいつつ、 帰りの電車の中で「プロテスタンティズム」の書評はないかと探していたら・・・ありました!毎日新聞の書評欄で、あの佐藤優さんが書いているではありませんか!しかも絶賛!!

 以下ははじめの部分で、その一部です。

世俗化した強力な宗教

 一般向け新書であるが、神学的水準が極めて高い。今後、本書が日本におけるプロテスタンティズムに関する基本書になる。

 今から500年前の1517年にドイツの修道士マルティン・ルターが、教会による贖宥(しょくゆう)状(いわゆる免罪符)の販売を批判する「九五カ条の提題」を発表したことをきっかけに宗教改革が始まる。当初、ルターは、この問題提起が歴史の流れを変える大きな運動になるとは考えていなかったが、カトリック教会と対抗するプロテスタント教会を生み出すに至る。この過程がダイナミックに描かれている。本書の特徴は古プロテスタンティズム(国家と結びつき、思想的には中世の枠組みを超えていない)と新プロテスタンティズム(国家と結びつかない自由教会で近代的思考をする)との分節化に多くの頁(ページ)をさいていることだ。<プロテスタンティズムという宗派も、教会と支配者(あるいは国家)との関係、教会という宗教団体の社会的性格という点では大きく分けると二つのタイプのプロテスタンティズムが存在していると言ってよいであろう。それを見分けることが今日のプロテスタンティズムを正しく理解する鍵となるであろう。

 ああ、もっと早くこの書評を見つけていたら・・・と思いましたが、なにも読書会で取り上げなくても皆さんにも読んで貰えればいいことですから。「負ける」なんて題はいけませんね!

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文楽「菅原伝授手習鑑」と襲名披露

2017年05月27日 | 映画・演劇・本

 24日、チケットが取れたのでまたまた文楽鑑賞に国立劇場へ行ってきました。

 今回の演目は、有名な「菅原伝授手習鑑」・・・名前だけは以前から知っていて、特に「寺子屋の段」は超!有名な段なので期待も高まります。

 いやはや、なんと表現すれば良いのでしょう!見終わったときには魂を持って行かれてしまったかのように、しばし呆然としてしまいました。人形と語りと,三味線の織りなす古典の世界・・・磨き抜かれてきた伝統芸の素晴らしさ。この年になってからですが出会えて良かったです

 演者も素晴らしいけど、脚本も良かったです。竹田出雲ほか4名の合作だそうですが、菅原道真をめぐる、忠臣たちの、あまりに日本的な物語を、きめ細かい心情と共に描いて素晴らしかったです。

 今回は「豊竹英太夫」改め「豊竹呂太夫」襲名披露もありました。この方は浄瑠璃で、祖父の名前を継がれたので、ああこの世界も歌舞伎と同じく世襲なのか・・と思っていましたら、イヤホン解説で、文楽は全くの実力の世界で世襲ではないとのことでした。

 「口上」では壇上に10人が並び次々とお祝いの言葉を述べていました。その内容が呂太夫さんのおもしろエピソードだったりして結構笑えました。人形や三味線の方がお話しされるのも初めてで興味深かったです。ただ、肝心の呂太夫さん本人は頭を下げるだけで一言も発しないまま終わりました。それが伝統だそうですが、少し物足りなかったです。

 それにしても、70歳にして新しい名前を襲名して今後の精進を誓うとは・・・・70歳ってまだ通過地点に過ぎないんでしょうか?私もまだまだ引退気分ではいけないかも・・・と思わされました。

  翌日、歯医者でインプラントを1本抜いて来ました!・・・肉体は確実に引退への道を歩んでますネ

 

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WEショップで買い物して下さい

2017年05月23日 | ボランティア

 先週土曜日はWEショップたまの「総会」でした。

 私は単なるボランテイアですが、スタッフの皆さんは総会に向けてどんなにお忙しかったことでしょう!

 それなりの組織に属すると、活動報告、会計報告、監査報告、事業計画等々・・・本当に大変ですね。でも、それだけに様々な事業を展開して、国内8箇所、海外4箇所へ122万6230円を昨年は支援してきました。素晴らしいです! 

 私はこういうことが得意ではないので「ほっとすぺーす麻生」はどこにも属せず自由気ままにやってきました。それでも、10年は続けることが出来たのはスタッフや利用者さんたちの協力があったからだと感謝しています。

 総会後に、たまの支援先の一つである「花みずき」という、女性シェルターの方から報告がありました。私も、似たような女性シェルター「ステップハウス」で長くボランティアをしてきたので興味深くお話を伺いました。

 お話で一番ビックリしたのは、DVの被害者は女性が3人に一人、そして男性が4人に一人という数字です。まさか!と思う衝撃の数字です。男性の「被害者」ですよ! さらに、川崎市は男性の被害者が多い地域なんだとか・・・なぜでしょう?

 被害者の年齢層で一番多いのは・・・70代ですって。これは分かる気もします。 その次が20代。ウ~ンと、考えさせられる数字ばかりでした。

 今日23日は久しぶりにボランティアに行ってきました。いつもそうなんですが、売り上げが少なそうな日は自分でたくさん買ってしまう私。今日も、洋服、食器、帽子などを購入してしまいました!

 皆さんもお近くのWEショップへ行って、買い物して、支援者になって下さい。また、不要品が家にあったらどんどん寄付して下さいね!家が片付くし社会貢献も出来るし、まさに一石二鳥ですよ

 

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Kさんのお見舞いに

2017年05月22日 | ボランティア

 「入院中なので歌声に参加できません」

 という電話を下さったKさんのお見舞いに行ってきました。

 「センター南」駅に近い「昭和大学横浜市北部病院」です。初めて行きましたがまだ新しく、清潔感あふれる病院でした。

 部屋を覗くと、ベッドは空っぽ。しばらく隣の談話室で友人とおしゃべりして待つことに。ここも明るく広々して気持ちの良い空間でした。やがて、半円形の歩行器?につかまったKさんがやってきました。足取りは軽やかで、お顔も晴れ晴れとした笑顔で、ほっとしました。

 入院のいきさつや、現状などを詳しく語って下さいました。以前手術した人工股関節の骨頭に膿がたまって激しい痛みにおそわれ入院し、それを取り除いた今はリハビリを頑張っているそうです。私がお電話を頂いたときに「リハビリは大変でしょうね」というと「いいえ、私は長年みんなにリハビリの援助してきてるから、リハビリは得意なのよ!」ですって。さすがですね!

 そのせいか、一ヶ月の入院予定がかなり早まって、今週末には退院とか。素晴らしいです。いっしょにお見舞いに行った友人は若葉会のスタッフなので更に嬉しそうでした。

 Kさんは私よりいくつか年上だと思うのですが、とにかく頑張り屋さん。若葉会という相互扶助の会の代表をつとめ、様々な活動を推進してこられ、数年前には地域の功労賞まで受けられました!

 「ほっとすぺーす麻生」を開いたとき、お赤飯など手作りの御馳走をたくさん持ってきて下さり「私、こういうのを開くのが夢だったのよ」とおっしゃって励まして下さったこと、今でも忘れません。

 そして、認知症になったご主人といっしょにほっとの映画会にもよくいらっしゃいましたし、得意の紙芝居をたくさん見せていただいたりもしました。

 どんなときも笑顔を忘れないKさん、退院されたらまた、以前のように地域のために頑張ってしまうのでしょうけど、ご自分のお体もいたわって下さいね!そしてまた、歌声喫茶に来て下さいね!

 

 

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今日の歌声喫茶で

2017年05月19日 | ボランティア

 今日は月一の歌声喫茶の日。

 歌集には載ってない曲を5曲、ネットで調べてプリントして、コピーしてたのに・・・持って行くのを忘れました

 私は前日からちゃんとバッグに入れた・・・つもりで、行く前にバッグを変えたのが良くなかった!そういえば、昨日のカワサキキッズの企画会にも「広瀬中佐の歌」を持って行くのを忘れたし・・・

 本当に「もの忘れ」が日毎に進行しています。アルちゃんになりかけているのかな?

 今日の会は6人!「入院したのでいけません」というKさん、ご主人の病院に毎日通っているNさん、家をリフォーム中のSさん、そして通院中のHさん・・・連絡無しのかた。

 でも、久しぶりのOさん、Tさんが参加して下さって少人数ながら楽しく出来ました。私は又、先月に続いて「ドレミ体操」を披露して、皆さんといっしょに楽しみました。外国人の観光案内が仕事のOさんは「外人に早速教えよう!」と嬉しそうでした。

 今日のおやつは、さつまいもとリンゴのパイ。昨夜作ったのですが、全然パイ生地が膨らみません「やっぱり、生地が古過ぎたのかなあ、それともこんなもんなのかなあ?」と思いましたが、まあまあ皆さんには好評?でした。

 帰宅して、新しいパイ生地で再度挑戦。・・・すると、なんと2倍以上に膨らみました!あらら、やっぱり冷凍生地が古かったせいなんだ、皆さん、失敗作を食べさせちゃってゴメンなさい。

 写真は今日作った物。ちょっと焦げましたが、今度はレモンとシナモンも入れたので味も少し良くなりました。明日の聖書集会で出す予定です。

                         

 なお、6月の歌声喫茶は、Oさんの希望でカラオケに行く予定です(何年ぶりだろう?)皆さんの参加をお待ちしています

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わくわくの時間

2017年05月18日 | 教育

 16日、初めて漱石の勉強会(読書会?)に参加しました。

 作品は「それから」

 小森陽一先生を講師とするこの会はもう何年も続いているようで、その存在を知らなかったのが悔やまれます。

            

                     

 お話を聞いている間中、「ああそういうことだったのか」「そんな風にも解釈できるんだ!」「最初の布石をちゃんと後半で拾っている所は漱石はやはり頭が良いなあ」とか、知的な興奮がずっと続きました。

 特に印象的だったのは「百合」が効果的に使われているという指摘でした。百合の花はイースターリリーでイエスキリストの復活を告げる象徴の花で、その花を三千代(主人公が密かに愛する、友人の妻)も、代助(主人公)も効果的に登場させます。「それから」という題名も単にTHENという意味だけでなく「それ」は「百合」もさしているとか・・・

 百合の香りも、百合の茎を斬った代助の行為も全ては象徴だった・・・なんて、一人で漫然と読んでいたのでは到底思い至りません。

 また、作品の時代背景も説明があり、理解が深まりました。写真の黒板に書かれた旅順港閉塞作戦の時の逸話としてあの軍神・広瀬中佐の美談が話されました。私は子どもの頃「広瀬中佐の歌」でまりつきをしていたのでなんだか嬉しかったのですが、先生のお話では、この作戦は失敗に終わったので、それを美談に変えたのだが漱石はこの事実を見抜いていると。さすが!

 参加して良かったです。次回が楽しみです。

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共謀罪反対集会に

2017年05月17日 | 社会

 昨夜、日比谷野外音楽堂での共謀罪法案反対集会に参加してきました。

 集会は6時半からでしたが、4時には家を出て友人たちと霞ヶ関へ。そこから日比谷公園はすぐです。早すぎたのか、まだ開門されていなくて、しばし待ちました。、たくさんの方がビラを来場者にまいてる光景はいつもの通り。署名もしました。成田闘争って、まだ続いているんだ!と、自分が日常に追われて社会問題に目を向けていないことを知らされます。

 集まったのは4200人。常連さんが多い反対集会ですが、私は殆ど知らない人ばかり・・・鰹のしぐれ煮を混ぜ込んだおにぎりをたくさん作っていって皆さんに喜ばれました。

 壇上には国会議員がずらり。でも、少ないです。5人くらいの演説を聴きましたが、皆さん話はさすがにうまい!評論家の佐高信さん、久しぶりだったけど相変わらずのユーモアたっぷりの毒舌ぶりに笑ってしまいました。(笑ってる場合じゃない!)

          

 集会後のデモ行進にも参加。出発までが長い!

 銀座通りは閑散としていて、人は少なく残念でしたが、思い切り大声でシュプレヒコールを叫んできました!

                      

 眞子さんの婚約ニュースが飛び込んできました。・・・まさか共謀罪法案の目くらましでは・・・・・

   

 

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素敵な一日

2017年05月15日 | その他

 昨日の礼拝説教園田教会の石原知弘先生でした。

 以前、夏期信徒講座でオランダのお話は聞きましたが、説教は初めてで期待が高まります。

 説教題は「神様はどこにいる」・・・信者でない方にとっては「神様なんていないよ」や、「天国じゃないの」が答だと思います。しかし、簡単に結論を言えば「どこにでもいる」です。

 先生は私たち人間が神様の存在を云々する前に、神様の方から先に私たちに「あなたはどこにいるのだ」とたずね、私たちはいつでも、どこにいても神様から見守られていることを話されました。わかりやすく、説得力のある語りでした。石原先生、有り難うございました!

 

 礼拝後、娘夫婦をある場所に連れて行きました。それはログハウスのモデルルームです。小さい小屋のような物から本格的な物まで数棟建っています。私は昔からログハウスの持つ開放感、自然との一体感、、木のぬくもり、そして薪の暖炉に憧れているので、そこには数回行っています。

 都会の真ん中にあるとは思えない場所です。裸足で家の中を見て回りました。娘たちも結構気に入ったようで、私も嬉しくなりました。このハウスのポーチにはブランコがあったので乗ってみましたが、気持ちいいですよ~

                              

 娘は簡単に「お母さん、住めば?」なんて言いますが今更ねえ・・まあ、ログハウスの宿に泊まりに行くのが 精々かな?これまで一度しか経験ないですが・・・

 その後、前から行ってみたかった「マダムトキ」(「王様のレストラン」のロケに使われた所)に。でも、残念なことに結婚式で貸しきりのため、中には入れませんでした!ケーキを買いたかったのですが。

                         

 仕方ないので、これまた入ったことのない「蔦屋書店」に行きましたが、コーチャンフォー程ではないにしろ、とにかく本が多くて、見て回るだけで疲れました。

                         

 それにしても代官山はどこもかしこも若者であふれていますね。うちの教会も若者がもっともっと来てくれると良いのですが・・・

 

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漱石文学散歩・・・ちょっと残念

2017年05月09日 | その他

 昨日はTさんの案内で漱石文学散歩へ出かけました。

 早稲田駅で、待ち合わせ。目の前に「夏目坂」(漱石の父が名付けたらしいですネ)の案内板があり、そのそばには、漱石の出生地を示す碑がありました。漱石はここでちょうど150年前に生まれたんですね。 

                    

 碑も新しいし、「硝子戸の中」に出てくる「小倉屋」という酒屋は今も碑の左隣にありましたが、勿論昔の面影はないです。

 その後、漱石公園を目指して歩いていると、途中に有島武郎の旧居跡が!実は私は卒論のテーマが『有島武郎の死生観』だったので、「おお、君はこんな所にいたのか!」と。有島と言えばやはり北海道ですから。

                 

 漱石公園は、現在は漱石山房記念館が立て替えの真っ最中! 工事の車で公園内にも入れません。お願いして写真だけ撮らせて貰いました。

        

 今年の9月に完成だそうなので、その頃又再訪したいと思います。

 その後は、文豪も訪れたであろう神楽坂の商店街を歩きました。ここも昔の面影はありませんが、Tさんに昔からあるお店や名店を紹介して貰いました。彼女の家はこの近くです。

 疲れたので路地裏にある洒落たカフェに入り、たくさんおしゃべりを楽しみました!

 「三四郎」「道草」など、昔読んだ物を今読み返していますが、携帯や電話がなくいちいち手紙で知らせ合うか、直接会いに行って思いを伝えるかしていた時代が妙に懐かしく、また人間本来の姿かなあと・・・もう戻れませんけどね。

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今年のGW

2017年05月05日 | その他

 世の中ゴールデンウィークで浮き立ってますが、私はこれといった予定もなく  まあ、毎日がGWみたいなものですから・・・

 天気は良いし、洗濯でもしようかとカーテンや寝具など大物を洗い、掃除をして、買い物に新百合に出かけると、今年もアート市をやっていました。手作りの物がいっぱい!既製品にない良さを見つけると、ついつい欲しくなってしまう私・・・。

             

 孫たちへ小さなつまみ細工で出来た髪留めを、友人へ小さなこもの入れを買いました。見て回っていると、一つのバッグに目が行きました。そこは手織りの作品の店で、かつては私も手織りに夢中な時期があったので立ち止まってしまいました。

 そのバッグは表の中央に素敵な手織りが挟み込まれた全体に青の基調のバッグでした。「素敵だなあ・・・でも、横長なのと、把手が短かめなのと、値段が高い!」と、いったんはそこを離れて、本来の目的の買い物にイオンへ。

 コピー用紙を見つけてレジへ。するとレジには・・・昔の教え子のお母さんが!ここで働いていらしたんですか?お子さんはお元気?などと昔話が始まりました。(他にお客はいませんでしたから) 今は24歳、彼女無しで、でも毎日遅くまで元気に働いているとのことで、良かったです。私が知ってる彼は、とっても可愛い子で、女の子からモテモテ(一年生ですけど)、でも泣き虫で、泣かない日はなかったっけ。その泣き顔が又抱きしめたくなるほど可愛かったナ。

 買い物を終えて、またアート市へ。先ほどのバッグはまだ売れていませんでした。というわけで、購入。それがこれです。バッグのボタンはわざわざ頼んで焼いて貰った一点物とか!

            

 この作家さんは青が好きなようで、店の名前も「青嵐堂」ですって。(織物の色彩感覚が素敵ですネ)私も織った布はまだいくつか持ってますが、こんな風に仕立てられないのが残念です。青嵐堂さんも、仕立てはプロの方に頼んでいるそうです。

 ああ、しかし、気に入ると買ってしまう私の悪癖、直さないといけないですね。(旅行に行くことを思えば安い物だ、とか言い訳しちゃうんですよね)

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「わたしは、ダニエル・ブレイク」を見る

2017年05月02日 | 映画・演劇・本

 ほとんど前知識なく見てきた。ただ、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作という理由で・・・川崎アートセンターはほぼ満員だった。

 舞台はイギリス。貧困の様子が似通っていて、はじめはアメリカだと思ってしまった。どこの国でも貧困にあえぐ人たちの姿は同じだ。

 主人公「ダニエル・ブレイク」は大工だったが心臓病で医者から労働を禁止される。妻に先立たれ、一人暮らしの中高年のダニエルは、たちまち経済的に行き詰まる。なんとか公的な救済を受けようと奮闘するがそのためには働けと、訳の分からないことを言われる。どうなってるんだろう?・・・とにかく、イギリスがここまで高齢者に冷たいとは思わなかった。職員の対応がひどい。規則と罰則をちらつかせ、ダニエルも観客もなんどため息をついたことか!しかも、なかなか電話がつがらないことや、パソコンで書類を作成させられる理不尽さは、私も思い当たり、誇り高いブレイクに同情した。国の方針で、なんとか支給を免れようとしているのか・・・ドコも同じだなあ!

 これが現実をそのまま描いているとしたら、映画にした甲斐あったというものだ。

 主人公の他に一組の母子が登場する。こちらはもっと悲惨で、母親の苦悩は深い。

 ダニエルは母子にできる限りの援助をする。両者のつながりがあたたかく、少しだけほっこりする。しかし、どちらも貧しいのだから、見ていてやるせない。

 フードバンクに長い列を作る貧しい人たち。そこの職員はとてもやさしく親切で、ちょっとほっとする。しかし母親はおなかが空きすぎて思わずその場で口にしてしまい、みじめさにうちひしがれる。人間の尊厳が傷つけられる場面だ。

 私はカワサキキッズ麻生で昨年度、フードバンクかわさきの方を講師によんでお話を聞いたのでその存在は知っていた。WEショップにも店内に箱が置かれ、フードバンクへの寄付を常時募っている。どこの国でも、こういう民間の支援組織に頼っている人が多いのだと知らされた。しかし、これだけでは到底生活していけるはずもない。どうなっていくのか・・・

 この後のことを書くとネタバレになってしまうが、ダニエルや母親がこの後取った行動は私の想像の範囲だった。だって、他に方法なんてないのだから・・・そう、貧困の人たちがその状況から抜け出すのはとても難しい。周りからの支援がない限り・・・

 一つ良かったのは、映画のチケット一枚につき、50円が貧困に苦しむ人びとを援助する団体に寄付されるとのこと。たくさんの観客を集めれば、それだけ支援金が増えるということだから、皆さんぜひ見に行ってください!アートセンターでは12日まで上映中!!(月曜休)

 また、映画の収益金の一部も30年間にわたり、「ダニエルブレイク基金」として援助団体に助成されるそうです。

 しかし、貧困問題はどの国でもあること。どうしたらいいのだろう?(僅か二泊三日で百万円もする列車の切符があっという間に売りきれる日本で

 

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あっ、なおった!

2017年05月01日 | その他

 先日、前から反応が悪くてイライラしていた録画用のリモコンがとうとう全く反応しなくなった

 電池を新品と替えたり、ほこりをはらったりしてもダメ。もう寿命なんだろうなあと思い、仕方なくネットで一番安いのを注文した。中古だが新品同様というのを購入したのだが、到着はかなり後だという。

 私はテレビはニュース以外はほとんど録画して見る。だから、今日からもう早速困るのだ。

 ええい、最後の手段だ!と、コンセントからプラグを抜いて、すぐまた差し込んだ。すると、あら不思議、なおってしまった!元通りちゃんと作動する!やったあ。

 注文を取り消さねばと、急いでパソコンを立ち上げた。すると、注文先からメールが届いていた。なんと、せっかく注文していただいたが在庫がないというお詫びだった。へ~、これで断る必要がなくなった!やったあ

 こんなことって、あるんですね。

 

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