今日は6月というのに猛暑で暑かった!熱かった!
スタッフのKさん、「東電の株主総会行ってきたァ!面白かったあ」と、熱く語った!・・・「6時間もご苦労様ね」というと、「途中で帰る雰囲気じゃなかったわよ」とか。でしょうねえ・・・
そして午後から読書会。参加者はたった4人。とりあげた本は「差別と日本人」野中広務と辛淑玉さんの対談。二人の被差別体験はすさまじい!・・・が、強い!
私達はそれぞれが差別の体験を持つ。ウソを付いたことがない人がいないように、差別をしたことがない人もいないのではないか・・・差別は人間の本姓で、無くならないモノかもしれない。・・・などの意見が出た。
野中さんは、辛さんは在日。(私は子どもの頃、在日の人たちを差別しながら育ってきた!)・・・どちらも今も続いている。
しかし、今日はホームレスに対する差別がクローズアップされた。一番身近だからかもしれない。私にも彼らを差別した体験は何度もある。彼らがああなったのは自己責任だと思っていたこともある。しかし、今はそうは考えない。知る事で変わったと思う。
、在日、ホームレス、障害者etc・・・世に差別の種は尽きないが、多くの場合「無知」「無理解」から差別心が生じていると思う。
私の体験では、差別をなくすには、まず近寄って言葉を交わし、親しくなること。ほっとでも、障害者のK子さんと親しくなって理解した人は、みんなK子さんが好きになった。
まあ、現実はこうはいかない場合も多いが、知ることからスタートするしかないから・・・
さて、次回の読書会は・・・また内田樹さんの本「日本辺境論」です。たとえ読んでなくても、参加歓迎です。