お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

逃れられない「デイジー化」

2007年09月24日 | ボランティア
 新見南吉の童話に「おじいさんのランプ」という作品がありますが、世の中の日進月歩を目の当たりにするたびにこれを思い出す私です。
(電気の出現に、おじいさんがたくさんのランプを一つずつ割って行くラストシーンは忘れられないです)

 世の中の進歩には逆らえないなあ・・・・と。

 ボランティアの一つで音訳をさせていただいてます。
 30年前に始めた頃は当然テープ録音でした。普通のカセットレコーダーで、周囲の雑音も拾ってしまう内蔵マイクなので、静かな場所を探すのが大変でした。

 出産で遠ざかり、数年前に再開したときは、SONYの専用のテープ録音機器に変わってました。立派なマイクやスピーカーもつき、音質も操作も変化を遂げていました。

 やっとこれに慣れた頃、テープ録音よりも優れたプレクストークという機器が出現しました。でも私はテープで録音してました。やっと慣れたことだし、機器そのものが高価だったので変えたくありませんでした。

 そのうち、パソコンを使って録音するソフト、レクディアが登場し、そちらに全員切り替えるように言われました。そのほうが「利用者にとって数段便利」だし、テープと違ってCDは音質・録音時間・保管のしやすさ、など、どれをとっても優れていると言われたら移行するしかありませんでした。

 何回も講習会に通って、ようやくレクディアにも慣れて来たら・・・今度はデイジー化のためにパソコンにインストールしたプレクストークを使うようにと言われました。

 そして今日がその「デイジー編集」の講習会でした。つまり、録音だけしていればいい時代から、編集も同時にする時代になったのです。
 ハアー・・・機械の苦手な私に出来るかなあと気の重い私でしたが、参加者の殆どは私より高齢と思われる方々。弱音を吐いてはハズカシイっと思わされました。

 頑張るしか ナイ!
コメント (2)
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