お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

ボランティア貯金 始めました

2005年01月31日 | 社会
 先日、郵便局での会話。

「同一人名義の通帳が二冊あるので、一冊にしてください。」
「えっ、二冊じゃダメなんですか?」
「ひとり一冊と言うことになってます。」
  いつからなんだろう?困ったなあと思っていると、
「どうしても二冊にしたい場合は、一冊をボランティア貯金にしてください。」
「ボランティア貯金に?」
「はい、利息の二割を寄付してもらいます。」
「じゃあ、それでお願いします。」

 というわけで、今日その手続きに行ってきました。
 今の低金利の時代、雀の涙のような利息のさらに二割なんて、いったい年間いくらになるのか調べてみました。

 40万円の元金だと、20円の利息のうち税金が4円なので、残り16円の二割でなんと!3円でした!
 1000万円でも、80円にしかなりません。でも日本人の貯蓄額は何兆円でしょうから、みんなが
ボランティア貯金したら、結構な金額が生み出せるのでしょうね。
 
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ボランティア募集します!

2005年01月30日 | ほっとすぺーす
1月21日に「ほっとすぺーす 麻生」を立ち上げることを書きました。
(7月の予定です)

 誰でもが気楽に集まれ、ほっとできる居場所を作りたいと思っています。年齢も、
障害の有無も関係なく、お互いに助け合い支えあっていけたら素敵です。

 人と人とのつながりがうすく、「迷惑をかけない」「迷惑をかけられたくない」という
現代に反して、「迷惑をかけ合ってもいいじゃないか、お互い様だよ。」という考えに
共鳴してくださる方、ボランティアとして手伝ってくださいませんか。

 あなたの得意なことを提供してくださってもいいし、そこにいるだけでもいいのです。
誰かとおしゃべりしてくれるだけでも、、、、

 メールお待ちしています。
 matsue@mqb.biglobe.ne.jp   
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ふるさと里親に

2005年01月29日 | ボランティア
 今日、児童相談所の職員お二人の訪問を受けました。

 昨年「ふるさと里親」を申し込んでいたのですが、今日はそのための面接日だったのです。

 「ふるさと里親」というのは、夏休み、冬休みに短期間だけ子どもを預かります。市内には20組くらいいるそうです。

 わが子は二人とも成人したので、もう一度子どもたちと関わってみたいと思います。
 
 どんな出会いが待っているのか、今から楽しみです。 
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百聞は一見に

2005年01月28日 | その他
 今日の夕刊にアウシュビッツ60周年の記事が出ていました。
 半世紀以上過ぎても、収容者たちの心の傷、恐怖心は癒えないとありました。

 最近はアウシュビッツの名前さえ知らない若者が増えていると以前書きましたが、
今日の記事によると、ヨーロッパで反ユダヤ主義がまた台頭しているそうです!

 若者たちをアウシュビッツに一度は連れて行けばいいのにと思います。日本でも
原爆資料館に行くと少しは原爆の恐ろしさが実感できるように、アウシュビッツに
行かせて、あの大量の切られた髪の毛や、かばん、靴、殺害の現場のガス室
、そして囚人となったたくさんの人々の顔写真をじっくりと見せたらどうでしょうか。
 理屈でなく、ホロコーストの恐怖を心底感じることでしょう。


 私が見学に行ったとき、どこの国の若者かは分かりませんが集団で見学に来ていました。
みんな、熱心に説明を聞き、見学していました。

 私は、その後オランダにあるアンネフランクの隠れ家にも行きました。

 百聞は一見にしかずでした。
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「愛国心」教育でどういう子どもが

2005年01月27日 | 教育
 今朝のニュースで、今国会での教育基本法の改正案(改悪案)が見送られたと知った。
「愛国心」についての見解が自民党と公明党で調整がつかなかったからとのことである。

 君が代・日の丸が国歌・国旗となった頃から、じわりじわりと攻め込まれていた日本の
教育が、とうとうその根幹である教育基本法にまで手が付けられ、変えられようとしている。
いや、内実はとうに変えられていると言ってもいい。
 初めは強制しないと言ってた国歌・国旗も今では指導が悪ければ処罰の対象にさえなったし、
道徳教育が思うように進まないからと、「心のノート」まで配った。

 「愛国心」を育てて、どういう子どもを育てたいのだろう?
 
 私は現役時代、日本人だからと言ってこの国を大切にするだけでは生きていけない、地球規模で全世界の人と助け合って行かなければならないと教えてきたつもりである。
 全校集会でフィリピンなど開発途上国の子どもたちの実態を劇化して見せたり、ユニセフ募金のためにクラスバザーを毎年開いたりもしてきた。

 日の丸・君が代の強制をしたり、「心のノート」でむりに内面の問題にまで入り込むことで
どんな愛国心を育てたいのだろう?

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ブックモニターになる

2005年01月25日 | その他
 朝日新聞社のブックモニターに応募したら、昨日この本が届きました。

 「魂の食 精進料理レシピ125」という本です。
 (朝日新聞社刊 1800円)

 最近、胃の調子がいまいちの私には有難い本です。直ぐ作ってみたくなる料理が
満載でした。これからも応募しようっと、、、、
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「砲声に揺れるハルハ河畔の菫」を読んで <2>

2005年01月24日 | 映画・演劇・本
 「砲声に揺れるハルハ河畔の菫」を読んで、強く印象付けられたことがあります。それは、人は
「敵」と戦っている時は相手を自分と同じ「人間」とは見ていないということです。ある意味当然のことでしょうが、(人間と思えば殺すのに逡巡してしまい、逆に殺されてしまうかもしれませんから)やはりとても恐ろしいことだと思いました。

 著者の斉藤為吉さんは人を救う牧師でありながら、徴兵されて軍隊に入りノモンハンで壮絶な戦いを余儀なくされます。ロシア兵を敵視し、夜間の戦闘を見て花火のように美しいと感じたりします。

 そんなある日、砲撃を避けるため蛸壺に隠れていた斉藤さんは、飢えを我慢できずにフラフラと
出てさまよううちソ連のトラックを見つけ、中に入ります。そこには戦闘で死んだ一人のロシア兵がいました。そして彼の顔の横には一冊の聖書が置かれ、ある箇所に傍線が引かれていました。
 
 それはマタイによる福音書6章26節から34節でした。斉藤さんは宗教はアヘンとして禁止されているソ連、その軍隊に聖書が持ち込まれていることに驚きます。
 
 そこの部分を引用します。
『死の枕辺に聖書を開いて祈り、死の床で天のみくにを望んでいる姿を見て、私は圧倒された。
 「ああ信仰うすき者よ」と言われた主イエスキリストの言葉は、私の心を鋭く刺した。圧倒された私はその兵士の横に跪いて祈った。自分のためではなく、敵の兵士のためだった。』

 ロシア兵が自分と同じ信仰者であったことで、人間としての一体感に目覚めるのです。

 今、イラクで戦っているアメリカの兵士たちは人間としての一体感があるのでしょうか、、、、
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こういうときもユーモアを!

2005年01月23日 | その他
 昨日の教育基本法改悪反対集会には、たくさんの方が講演やアピールで登場しました。
私は受付やカンパで落ち着いて話が聞けませんでしたが、それでも6~7人の話を聞きました。

 その中で一番心に残った話をした人は、漫画家のIさん。

 他の人の話は、まあこういう場所ですから皆さん真面目できちんとしたものでした。それはそれで悪くはないんですが、今回に限らず型どおりのもので、何度も聞いてる私には少し退屈でした。

 その点Iさんは、漫画家プラス母親の視点からユーモアたっぷりに話してくれて、会場がぐっとやわらかい雰囲気になり、笑い声も何回か聞けました。

 「笑わせながら考えさせる」
 こういうのって、私は好きです。
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「受付」初体験

2005年01月22日 | 教育
 今日は「ここでとめなきゃいつとめる! 教育基本法改悪反対!1・22神奈川大集会」に
行ってきました。

 いつもは、一聴衆として集会に参加するだけですが、今日は初めて受付をやってみて、裏方の
苦労の一端を知りました。
 まず、集合が会の始まる三時間以上も前なのにびっくり。この写真は実行委員から説明を受けているところです。(実行委員たちはさらに早くから集合しているようでしたし、もちろん今日を迎えるための準備もかなり大変だったことでしょう!)

 次に、受付のための準備。二千人分の用意ですから、資料も山のようです。でも、ボランティアが大勢なのと事前準備がきちんとされているのでスムーズに進みました。(でも、残念ながらだいぶ余ってしまいました。)

 次々と来る聴衆の中に、顔見知りの人、久し振りに会う人などと挨拶を交わせるのは嬉しいことです。そんな中、あるご婦人から声をかけられ、誰か思い出せずにいてお名前を伺うと昔の教え子のお母さんでした。二十年以上も前の教え子の消息を聞くことが出来ました!


 
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「ほっとすぺーす 麻生」に

2005年01月21日 | ほっとすぺーす
 一年くらい前から、私は地域に住む人たちが誰でも自由に集まれて、ほっとできる居場所作りを
したいと考えて計画を温めてきました。
 
 夢が具体化するまでにはまだまだクリアすべきことがたくさんありますが、今年の夏には実現しようと、今日は仲間と集まって相談会の二回目を開きました。

 場所は麻生区の麻生台団地の一室です。
 名前がないと話しにくいので考えた末「ほっとすぺーす 麻生」に決めました。
「ほっとする場所、あたたかい場所」という意味をこめています。

 現段階での課題は二つあります。
 一つ目は、車椅子の利用者の出入りをどうするか。一階ですが階段が五段あります。 
  (改造の案は管理組合に却下されました)
 二つ目は、月に約4,5万円の運営費をどう作り出すか。

 これから、趣旨に賛同してくださる方のボランティアを募集していきます。
また、新しくホームページを立ち上げていくつもりです。

 
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障害をあるがままを受け入れるすごさ

2005年01月20日 | その他
 昨日はK子さんの家で、ディスクを使って紐を編む作業をしました。麻痺のひどい手を
持つK子さんにとっては大変な作業です。

 K子さんの脳性まひは、出産のとき時間がかかって酸素不足になったのが原因だそうです。
 たった一人のわが子が重い障害を持ってしまって、ご両親、とりわけお母さんはどんなにかショックで辛かったろう、、と普通は思いますよね。
 でも、K子さんのお母さんはきっぱり否定するんです。

「この子が障害を持っているから大変なんて考えたこともないわ。第一、私にはこの子しかいないから、他の子と比較もできないし、そういうもんだと思って普通に育ててきただけだし、、、。
 私って、楽天的なのかしら?」

 私は最初、お母さんの言葉は信じられませんでした。障害児をもった親は悩み、苦しみ、様々な葛藤の末、やっと現実のわが子を受け入れられるようになるとばかり思いこんでいました。
 でも、K子さんのお母さんの言葉が強がりではなく、心底本心だと言うことは、十年付き合ってみて納得しています。

 あるがままを受け入れているお母さんは、美しいし、まぶしいし、すごい。
 なんて言ったら、お母さんは「やだ、私なんて普通よ!」と言うでしょうね。
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真実はどこに?

2005年01月19日 | その他
 我が家は朝日新聞を購読している。

 NHKが2001年に放映した「戦争をどう裁くか」の第二回の番組「問われる
戦時性暴力」に政府の安倍、中川両議員が政治的圧力をかけて、番組を改ざんさせたか
どうかが問題になっている。

 朝日新聞はチーフプロデューサーの内部告発をもとに新聞記事にしたが、両議員も
NHKも強く否定し、逆に朝日に謝罪を求めている。

 今日のNHKニュースを見る限りでは、朝日の取材のしかたが恣意的で、問題があるように
思えた。しかし、圧力がなかったのならなぜ何回も番組内容を改ざんしたのだろう。僅か一日かそこらで何度も変えているのには納得がいかない。
 
 これでは、幹部がいくら圧力をかけられてはいないと言っても、少なくとも自主規制はあったように私には思えるのだが、、、、、

 真実はどこにあるのだろう? 
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「砲声に揺れるハルハ河畔の菫」を読んで <1>

2005年01月18日 | 映画・演劇・本
 以前このブログで紹介した本「緑のまきば」の中でこの「砲声に揺れるハルハ河畔の菫」の本についての記述があり、友人に借りて読みました。(自費出版で非売品)

 一言で言うならば、すさまじい内容でした。生きて帰れたのが奇跡としか思えません。
 
 著者の斉藤為吉さんは人を救うのが仕事の牧師でありながら徴兵されたため、様々な葛藤に苦しみながら戦場へ出てゆき、ノモンハンで敵(ロシア兵)と戦います。いったん入隊したら自分で考えて行動する自由はなく、ただひたすら命令に従うのみ。どんな目的で、どこへ行くのかも知らされないまま戦争の歯車の一つとなって、死と隣りあわせで戦うのです。

 初年兵として日本軍の中でひどい扱いを受け、戦場では最前線で殺し、殺される激しい戦闘を交えていく中で、どうしたら人間として正常でいられるのでしょうか。

 
 先日、イラク帰りのアメリカの兵士が銃の乱射事件を起こしたとのニュースを見て、(まだ正確なところはわかりませんが)、彼も深く傷付いていたのだろうと重く受け止めました。


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天災と人災の比較

2005年01月17日 | 社会
 テレビや新聞で、最近の台風や地震など自然災害の多さの指摘を良く見かけます。
ところが、今日の新聞のコラムに、天災の死者より人災の死者のほうが多いとあり、ハッとしました。
 
 確かに、今回の津波による死者の数の多さには驚き胸が痛みますが、国と国との戦争や内乱、
それから派生する病や飢えなど人災で失われた人々の数は、さらに膨大な数字です。

 天災は予知と備えをある程度できますが、原因を無くすことは出来ません。
 しかし人災は努力すれば起こさないように出来る、少なくとも減らせるはずです。でも現実は人災のほうが昔から今日まで絶え間なく起こっています。

 本当に人間はおろかで、弱く、懲りずに過ちを犯し続ける罪深い存在だと思います。
 私もその一人です。

(コメントの書き方が分からないと言ったMさん、コメントの文字の横の数字をクリックして
 ください。)
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王子とアウシュビッツ

2005年01月16日 | 社会
 英国のハリー王子が仮装パーティーでナチス兵士の制服を着たことで
父親のチャールズ皇太子が激怒して、「アウシュビッツに行って来い」と叱った記事を
先日読んで、ちょっとチャールズ皇太子を見直しました。

 昨日の夕刊によると、英国ではアウシュビッツの名前さえ知らない若者が六割もいると
の追加記事が出ていました。ハリー王子もその一人だったのでしょう。

 日本の若者ははどうでしょうか?
 
 私は10年以上前にアウシュビッツに行き、衝撃を受けてきました。読み物や写真や映像で
知ってはいましたが、それは知ってるつもりに過ぎませんでした。
 アウシュビッツに立ってみて、虐殺の事実、人間の怖さを骨身にしみて思い知らされたのです。

 
 帰国後、ホロコーストをぜひ子どもたちにも知らせたくて、撮ってきた写真をパネルにして勤務校で「アウシュビッツ展」を開き、授業もしました。

 何人の子どもたちが覚えていてくれているでしょうか、、、、、

 
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