お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

「ハガネの女」と「Mother」

2010年05月31日 | 映画・演劇・本
 今,この二本の連続ドラマから目が離せないでいます。

 「Mother」は、「母性」を問題にしたドラマで、ある女性を中心に様々な母親が登場します。
 虐待する母親、我が子を捨てた母親、養子と実子を育てる母親、胎児が重い病気を持っている母親。

 そして、主人公である元教師。
 彼女は独身ながら虐待されている教え子を見て胸を打たれ、子どもと合意の上で誘拐し、子どもから「お母さん」と呼ばれ「母親」になるのです。
(この子役のうまさは天下一品!)

 この五人が複雑に絡み合って物語は進んでいきます。とても暗い話で、娘に勧めたら第一話を見ただけで「もういい」と言ってました。娘は仕事柄重い現実と向き合っているからでしょう・・・

 私は遠い昔を思い出しました。
 それは、担任していたクラスのある女の子に、どういうわけかひどく好かれてしまい、彼女は毎日書かせていた日記にいつも私への思いを書いていました。家庭では一人っ子で、甘えん坊で、頭もいい子で容姿も可愛らしいその子に、なぜそこまで好かれるのか訳が分からずとまどってさえいました。
 教室でもべたべたしてきました。

 その家庭が年度の途中で遠くへ引っ越すことになった時、彼女は「私は先生と別れたくないから引っ越さない。お母さん達だけで行って!」と言うのです。これにはもうびっくり!
 困ったお母さんが相談に来られました。とても優しい、純朴なお母さんでしたから、本当に困っていらっしゃったし、私とて心外の成り行きでした。

 「Aちゃん、あんたはまだ3年生。一人じゃ暮らせないでしょ?」というと「いいもん、先生のうちの子にして貰うから。先生のうちから学校に通う!」と言い出す始末。
 もちろん説得して、結局は家族と引っ越していきましたが、今思えば家庭に何かあったのかもしれませんね。


 「ハガネの女」は、ズバリ現代の小学校のいじめ問題を扱ったお話です。
 主人公は独身で年齢はMotherの主人公と同じくらい30代半ば。でも、とっても元気印でMとは対照的な魅力的な女性です。
 こちらは、大人よりも、登場してくる小学生のすさまじい姿に唖然とさせられます。なんて最近の子は複雑なんでしょう!子ども達が抱える心の闇は、表面上は真逆に現れるので、親も教師も翻弄させられます。
 
 4年生という設定で、確かにこの頃から子ども達の精神的発達は大人へと近づきますが、それにしてもここまでと思わされる話の数々です。

 まだ、二回目が終わったばかりですが、紋切り型の発想しかできない大人達の上を行く子どものすごさに圧倒されて、やはり目が離せません。
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「汚れた霊」を学ぶ

2010年05月30日 | ほっとすぺーす
 昨日の「聖書を学ぶ会」はマルコ1章21節から28節でした。(参加者8名)

 この会は、最近は牧師先生を呼ぶことは止めて、参加者だけで自力で聖書を読む会に切り替えました。
 福音書の中では原型と言われる「マルコによる福音書」を毎回、小さなまとまりごとに学んでいます。

 聖書を殆ど読んだことのない方もいるので、小さな疑問をたくさん出して貰い、みんなで考えるのですが、小さな疑問が実は本質に迫るモノであったりして、面白いです。

 実は私、今回の箇所(イエスが汚れた霊を叱って追い出すという場面)は「とばそうかな?」と考えるくらい苦手なところでした。
 
 う~ん、いくらクリスチャンと言っても、「汚れた霊」とか「悪霊」とかって、なんだかなあ・・・信じがたいなあ!と、思っていましたから。

 でも、聖書の中では何回も登場するのですから、とばしたってまた出てくるのです。いずれは、向き合わなければなりません。

 参加者の方は予習はなしで、直に聖書と向き合うわけですが、司会役の私はそれなりに調べておきます。今回は説教や注解書を読んでおきました。ネットでも調べました。

 読んでいくうちに、これまで自分とは関係がないと思っていた「汚れた霊」が、だんだん身近になってきて、現代を生きる私にも決して軽視できない存在なのだと思えるようになりました。参加者の方々はどうなんだろう?

 ちょっと驚いたのは、皆さん、意外とすんなり?「汚れた霊」「悪霊」の存在を認めていたことです。話は盛り上がりを見せ、それなりの学びは出来と思います。

 会の後で、参加者の一人が「今日の学びで、私はいやされました」と言ってくれたのは嬉しかったです。

 これからも霊の学びは続きます。・・・でも、やっぱり難しい!

 ティータイムのお菓子は・・・Hさんの買ってきてくれたシュークリームと、私の手製のケーク・サレ(惣菜のケーキ)で、ランチョンミート、パイナップル、クルミなどが入ったものでした。好評で良かった!(来月も作ろう!)

 次回は6月26日(土曜)午後2時からです。初めての方大歓迎です!

 
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簡単!楽しい!マージャンビンゴ

2010年05月27日 | ほっとすぺーす
 昨日、ほっとすぺーすで「マージャンビンゴ」を教えて貰った。

 普通のマージャンと違って、「誰でも気軽に楽しめるの。デイケアでやってるけどみんな夢中になるよ!」と教えてくれたSさんが、テーブルとパイを持ってやってきた。

 普通のマージャンは以前「ぐらすかわさき」の『健康マージャン』やったことは数回あるけど、役だの点数だのが覚えられなくてやめてしまった私。でも、もともとゲームは好きなのでわくわくして待っていた。

 やり方は、ホントに簡単。(四人でやる)
 ①、裏返してよく混ぜたパイから、各自が好きなのを取って4列×4段の形に並べ、そのまま表に返す。

 ②、同じパイがあったらその2枚を裏返す。そのさいパイの位置を変えてはいけない。
 (同じパイが3つあった場合も、一組2枚しか裏返せない。4枚あったら2組裏返せる)

 ③、そこまでが準備。一人ずつ順番に中央のパイの山から、パイを1個取り表に返す。そのパイと同じパイを持っていた人は、自分の持ちパイを裏返せる。

 ④、たて、横、ななめ、どこでも一列全部裏返ったら『ビンゴ』になり、1点。

 ⑤、中央のパイが無くなったとき、点数が多い人、つまりビンゴが多かった人が勝ちになる。この場合、全てのパイが裏返っていれば点数は倍になる。(それはなかなか無いようだ)

 ね、簡単でしょ?
 子どもからお年寄りまで誰でも・・・途中から加わったK子さんも知的ハンディがあるけど楽しんでいた。

 ルールはちょっと簡単すぎる気もするけど、なかなか勝てない。つい、もう一回となるところがみそだなあ。

 夜は、久しぶりに麻生リコーダーアンサンブルの練習に出る。女性が一人入会。前々回、ベテランのHさんが辞めて、バスリコーダーが一人になってしまった。
 でも、みんなで演奏した「グリーンスリーブス」は、初回で揃わなかったけれど、やっぱり気持ちよかった!
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レストランで・・・

2010年05月23日 | その他

 礼拝の後で、Uさんが「息子がレストラン始めたので、行ってみて」と、小さな案内カードをくれました。

  帰りの車の中でよく見ると、そこは帰り道に通る場所にあるではないですか!「行ってみよう」と、夫と二人で寄りました。  

             

 なかなか素敵な外観です。建物は2年前くらいに出来たようですがT君が(私達は彼が幼児の頃から知っているので、つい「くん」になります)、彼がオーナーになったのは5月だそうですから、ほんとにまだオープンほやほやですね。

             

 中央奥に見えるのはピザを焼く窯です。私達が行った時はランチの時間が過ぎていたので、飲み物だけで、ピザは食べられなかったのが残念!

                  

 これは中から撮った写真ですが、店の前の緑は目黒川の桜並木です。

 私は未だ見に来たことはありませんが、ここの桜並木は見事で、花見の季節は通行人でものすごい混雑だとか。T君が「ここは海の家ですよ」と言ったわけがわかりました。つまり、桜の季節だけで「一年分稼ぐ」ということナンですね。

 彼とゆっくり話したのなんて、本当に久しぶり!いろいろ思い出や最近のことなどしゃべっていたら、あっという間に一時間くらいたっていました!

 お店の名前は「Dall orto」です。中目黒駅から歩いていけます。電話03-6801-7694  

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婦人相談員は楽苦しい!

2010年05月21日 | ボランティア
 私が月に一、二度宿直ボランティアで行っているステップハウス。

 私が参加したのは去年の7月からですが、ステップハウスは設立10年になり、その目的は「居場所を失った単身者女性のために、少し長く滞在しながら自分の生活の建て直しをすること」です。

 前にもブログに書いたように、私は時々ここで手作り教室を開いています。それで今回、スタッフから「今度のSHニュースに、手作り教室のこと書いて」と頼まれ、私は「喜ばれることが喜びに」という題で短い文と写真を寄せました。(写真)

 このニュースの中に、SHの設立当時から関わっているという新宿区の婦人相談員Yさんへのインタビュー記事が載っていたのですが、その内容にハッとさせられました。

 その一つは、利用者さんがSHにいる利用期間のことです。
「原則では半年となっているが、その人にあったふさわしい期間使えたらいい」というのです。私は、半年あればなんとか立ち直れるのではないかと思っていました。しかし、人によっては一年以上という方もいますから、柔軟に対応しているようです。
 Yさんは「利用延長をするときは、それは本人の持つ権利なのか、それともSHに裁量権があるのか」という点を問題にしていました。
 そうか、Yさんはどこまでも利用者さんの立場に立っているんだなあと感心しました。

 もう一つは、婦人相談員という大変な、疲れる仕事をどう思っているか聞かれてこう答えていたことです。
「疲れない仕事ってつまんないと思うんです。・・・この人に命をねらわれるんじゃないかって思うこともあります。・・・婦人相談員って仕事、あたしはすごく面白い。・・・こんな風に生きてきた人がいるんだ、こんな大変な人生を生き抜いてきた人が居るんだ!ってそういう感覚。・・・この仕事って何年たっても今まで会ったことの無いような人に出会う。飽きることがありません。・・・そんな女性達と関わる中で、ドキドキしたり、自分も変わっていかなきゃって思ったり・・・仕事をさせて貰いながら人生を振り返っています。・・・そんなこんなで、婦人相談員は楽苦しい(たのぐるしい)から辞められません!」

 いやはや、職種は違えど、現役時代の私の気持ちと似ているなあと共感する所大でした!

 
 三つ目は「今求められているのはアフターケアです。フラッと立ち寄れて一緒にケーキなんか食べて、たわいもない話が出来る。そんな切れ目のない支援が出来たらいいですね。」

 ああ、そんなところになりたいんです、「ほっとすぺーす」は!・・・
 

 
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目が疲れたけれど・・・

2010年05月19日 | 映画・演劇・本
 新聞に五木寛之の「親鸞」がネットで読める(6月11日まで)と出ていたので、三日がかりで読みました。

 上巻だけですが、全部読めます。勿論無料で・・・物語として、大変面白かったです!

 昔むかし、倉田百三の「出家とその弟子」を読んで以来、親鸞は身近に感じていました。私の家は浄土真宗でもありましたが、私はクリスチャンになりました。
 でも、親鸞の苦しみや悟り、有名な「善人なおもて往生をとぐ、況や悪人をや」には大いに共感したのを覚えています。

 ネットの本は、活字の大きさを変えられるし、ページを繰るのも簡単だし、いいことだらけですが・・・やはり、目が疲れるのが難点ですね。

 でも、下巻がアップされるのが待ち遠しいな!それとも、下巻は本を買わないといけないかしら?

 
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重松清の講演会へ

2010年05月17日 | 映画・演劇・本
作家「重松清」の講演会に申し込んだら、当選しました!(同時に大江健三郎のも申し込みましたが、連絡ナイので外れたらしい)

 5月9日(日)、有楽町朝日ホール。会場近くで当選ハガキを出しておこうとバッグに・・・ないっ!朝は確かに持って出たのに・・・まっ、いいか。広いホールだから一人くらい入れてくれるよね。と、勝手に解釈。

 
 会場に着くと、まだ時間はだいぶ前なのにたくさんの人!殆どは中高年。
 整理係の人たちが「今日は満席です。前から詰めてお座りください」と声をからしていました。
 重松清って、こんなに人気があるのねと、認識を新たにしました。


 係の人におそるおそる「あのう、ハガキを無くしてしまって・・・」と言うと、ハイハイと名簿の束を持ってきて私の名前を探し出し、中に入れてくれました。良かったァ!

 
 彼は多作ですが、最近ファンになった私はまだ五冊くらいしか読んでいません。でも、親、教師、子どもたち・・・様々な立場の人たちの複雑な心理をとてもうまく表現していて、毎回感心させられ、心を打たれています。状況設定やストーリーにも惹かれます。

 ですから、この講演会では彼の創作の秘密、どうやって登場人物の心理を研究しているのかを是非知りたいと思いました。また、彼がどんな人なのか、なぜ作家になったのかなども聞いてみたかったのです。

 いよいよ始まりました。ところが、肝心の話は・・・薄いスープのような、とでもいったらいいのか、あれだけの作品を書く人にしては当たり前の話が多かった気がします。

 取材はどうしているのかという問いに、コンビニに行って観察するくらいです・・・と。かもしれないけど、それだけではないでしょうに。

 本にするとき気を遣っていることが、表紙のデザインとか、帯に書くキャッチコピーだとか聞くと、やっぱり元出版社の人らしいなあと思いました。

 でも、作家としての心構えの話は共感できるモノでした。
 「僕の本は、解決していないグレーゾーンの話。中途半端。人は、はっきりわかりやすいものではないから。分かり易くしてしまうのは怖い。小説をこんな風に読めとは決めつけたくない、感想は一人一人違っていい。作家はそれが嬉しい。主人公のライバル、敵も愛される魅力ある人に。」

 先日京都の息子の家に行ったとき、本棚に彼の本「ビタミンF]を見つけてうれしかったです。
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ミニミニひとり旅

2010年05月16日 | その他

 京都に滞在中、「忙中閑有り」とばかり、Tを保育園に送った後「ミニミニひとり旅」に出かけました。

 まだ乗ったことのない関西本線に乗車。

         

 「関西本線」ったって、電車はたった2両編成(帰りは1両!)

 しかもワンマン電車ときてますから、長い電車と大勢の乗客に慣れた身にはびっくりすることばかり・・・

 一時間に一本の電車に乗って、「加茂」駅を出発。Sさんに聞いていたとおり、車窓からの景色はのどかな田園風景が続き、心がなごみます。新緑と、所々に残る薄紫の藤の花のきれいなこと!

 「どこで降りようかなあ」と、一駅着くたびに迷ってましたが、しばらくすると「伊賀上野、いがうえの~」とアナウンス。「あっ、忍者の里だ」とばかり降りました。

 観光の中心地は上野公園らしいのですが、バスは一時間か二時間に一本。仕方なくタクシーで行きました。

  

 これは上野城。きれいでしたが、あまりにきれいすぎて・・・しかも人がいなくてひっそりしてました。

 それから、忘れてましたがここは芭蕉の生地だったんです。芭蕉翁記念館に入りました。ちょうど「芭蕉と門人ー華開く十人の芸術ー」を展示してました。

        

 中は撮影禁止なので紹介できませんが、芭蕉と門人たち、去来や杉風、基角、嵐雪等、お馴染みの弟子達の直筆がたくさん並んでいて、もう嬉しくなりました!

 いやあ、見応えありました。殆ど誰もいない中、じっくりゆっくり鑑賞できました。ラッキーでした!

 その後、芭蕉の生家も近いらしいとわかって、歩いていきました。

 

 ここは写真もオーケーでしたが、あまり見るべきモノはありませんでした。

 さて、帰りはどうしようかと迷ったあげく、伊賀鉄道(これまた一時間に一本)に乗って伊賀上野駅に。さすが「忍者の里」らしい?カワイイ電車でした。

            

 伊賀上野に着くと、運転手さんが真っ先に降りて手を出すので切符を渡しました。するとタイミング良く、ホームの反対側に関西本線「加茂」行きが来たではありませんか!早速乗り込みました。

 すると、運転手さんが「切符は?」と言うのです。「えっ?ありませんけど。整理券を取るんじゃないんですか?」「いや、切符が必要です」とかなんとかごちゃごちゃ説明するのですが、私には何がなんだかさっぱり解らなくて首をかしげていると・・・

 運転手さんはホームに降りて、どこかに行ってしまいました。うそ~!・・・しばらくして戻ってくると、「乗車駅証明書」なるものを手にしていました。「これを降りた駅で駅員さんに渡して下さい」・・・ははあっ!

            

 私は受け取って、よくわからないまま突っ立ていると、一人の関西人のおばちゃんが「あんた、あんた!」と私を手招きして、「さっき降りたホームに切符の自動販売機があったでしょ、あれで買わんにゃいけんの」と教えてくれました。そうか・・・こっちのやり方を会得するには時間がかかりそう・・・

 それからはずっと、おばちゃんのおしゃべりが続きました。「どこからきたの?」に始まって、年齢まで聞かれて・・・でも、いろいろなことも教えて貰いました。関西人は親切ですね!

 バスも電車も、本数は少ないけど連動していることがわかったので、次回からはもう少しスムーズに行けそうです。

  

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再び京都へ

2010年05月15日 | ボランティア
 第2子を妊娠中のお嫁さん(Sさん)の助っ人として、再び京都へ行って来ました。

 3月に引っ越したものの、息子は新しい職場へ、孫のTちゃんは初めての保育園へ、Sさんは大きいお腹を抱えてという条件下で、部屋の中はまだまだ片づかない状態でした!

 医者から安静を言い渡されているSさんに代わって、私は炊事、洗濯、掃除、買い物、保育園の送迎など家事全般を引き受けました。

 早朝の弁当作りに始まり、夜はTちゃんが宵っ張りでなかなか寝ないため、こちらもいつものペースとは大違いの毎日でちょっと疲れました。今回は5日間でしたが、これが長くなったら・・・自信ありません。

 

 孫のTちゃんは保育園に行くのを毎朝渋り、園に着くと大泣きです。
 ところが、私が「このコップはどこに置くの?歯ブラシは?」などと聞くと、泣きながらもその場所まで行って「ここに置くの」と教えます。それが毎朝なのでおかしくなります。

 この写真は保育園の帰りです。帰りはとても元気で「保育園、楽しかった」というので救われてます。

 保育園の帰り道はおしゃべりしたり、野の花を摘んだりして寄り道もしながら楽しく帰ります。
 


 写真は近所の古い街並みと、蔦だらけの家(多分、空き家です)。
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明るさの裏にあるものは・・・

2010年05月10日 | ボランティア
 土曜日、ほぼ1ヶ月ぶりにステップハウス(SH)へ。

 利用者さんの名簿を見てびっくり!その数が半減していました。(一年の中で、こういう時期があるそうです。)
 いつものことですが顔ぶれが変わると、とまどったり、ちょっと寂しい思いをしたりします。

 でも、ここから退出したということは「自立」への道を歩み始めたということ。祝福すべき出来事なのです。(中には入院のためという場合もありますが・・・)

 新しく入ってこられた方も、前からいる方と同様、皆さん明るく元気な方々でした。殆どのかたは、私達となんら変わるところは見あたりません。ですから、「どうしてこの方がここにいるのだろう」と思うこともしばしばです。

 私達ボランティアは、利用者さん達とプライベートな話はいっさいしません。ですから、皆さんが抱えている問題、ここに入所された事情などは全く知らないのです。

 それがこの日、SHの所長さんが「婦人新報」5月号に書かれた文章を読んで、ハッとしました。SH入所に至る事例がいくつかあげられていたからです。

 ●ひどいDVを受けて転々としていたが、最終的に安心だと思って生活していた所在地が夫に見つかり、絶望的になり自死しようとしたところで保護された。

 ●父親からの性暴力で家出をし、友達の所を転々としていたが、結局行く場所もお金もなく売春をして生きることになり、路上にいるところを保護された。

 ●慢性的な病気を持っていたため仕事中に倒れて入院となり、退院すると、その入院費のためにまた働いて倒れるということを繰り返して、ついに保護された。   などなど。

 利用者さん達の「明るさ」は、保護され、守られていることから来る「明るさ」なのだと改めて知りました。

 私達には見えないところで、DVや、病気や、生活苦にあえいでいる女性達。居場所が無くなり、ホームレスやネットカフェ生活を送らざるを得ない状況に追い込まれて・・・

 SHは、こういう方達にとって、本当に重要な役割を果たしているのですね。
 

 追記
 5月27日新宿の淀橋教会でSHのバザーをやります。安くていい物が満載ですよ!お近くの方は是非覗いて、お買いあげください!去年のバザーの様子は10月15日のブログをご覧ください。
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朝の楽しみ「ゲゲゲの女房」

2010年05月08日 | 映画・演劇・本
 NHKの朝の連ドラで待ち遠しいのは久しぶり。

 そう、福士くんが出ていた「純情きらり」以来です!・・・今度も教え子が出てるんです。
 なあんてネ、ウソです。
 でも、主人公の水木しげるを演じている向井理さんという人を見たとき、びっくりしました。ええっ、S君にそっくりだァ!似てるゥ!って、思わず叫びそうになったくらい。

 S君。3月までほっとに勉強に来ていた男の子です。もちろん年齢は違うけど、顔つきからしゃべりかた、ほーんとによく似ています。(S君のほうがイケメンかな?)
 毎朝、S君に会ってるみたいで、ちょっと変な感じです。

 もう一つ楽しいのは、物語に出てくる「貸本屋」さん。・・・私達姉妹は子どもの頃、毎日のようにせっせと貸本屋に通っていましたから、もう涙が出るほど懐かしいのです。

 今と違って、漫画は買う物ではなくて借りるモノでした。借りてくると、三人で回し読みして、最後に読んだ人が返しに行くのです。一冊10円くらいだったのかなあ?とにかく好きで好きで、読み出すと止まらなくて、宿題もお手伝いも後回しだったから親に良くしかられてました!

 私は所謂「母モノ」が好きでした。今と違って恋愛モノなんて無かった気がします。男の子が好きな漫画も良く読みましたよ。あの頃は「劇画」と呼んでいたかな?結局、ジャンルにこだわらず、何でも読んでましたね。

 題名はほとんど忘れちゃったけど「フイチンさん」とか、「ロボット三等兵」とか「あんみつひめ」とかおもしろ系も好きでした。
 
 漫画以外に少女読み物も借りてました。「ジュニアそれいゆ」とか・・・

 ただ、水木しげるの作品は気が付かなかったな。気が付いても、ああいう怪奇モノは苦手で、全く読まなかったです。
 彼の作品で読んだ、というか友人に読まされたのは、戦記物一冊だけです。それも、つい最近のこと。正直、気持ち悪かったです。でも、テレビを見て彼の戦争体験から書かれた物とわかって少し認識を改めましたが。

 これからの話の展開も楽しみです!
 

 
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ゴールデンウィークは忍野村で

2010年05月05日 | 忍野村

 3日、久しぶりに忍野村へ、夫(初めて)と行きました。

 東名は予想通り渋滞しましたが、なんとか4時間で到着。畑に行って、あの懐かしい肥やしの匂いをかぎながら、忍野富士にたいめ~ん! 

                   

 畑も田圃も、これから目覚めの時を迎えます。

 いつも通り「花あかり」で美味しいお昼を頂きました。奥でコーヒーを煎れてるのはオーナーの花田さん。テーブルの右側の二人は妹夫婦です。

           

 夫は農業経験ゼロ。土や植物も苦手。でも、義弟に教わりながら何とか畝作りに挑戦。ここにはジャガイモを植えました。

   

 右の写真はルバーブ。去年は4株程度でジャムにして楽しみましたが、今年はそれが増えて20株くらいに分けて植え付けしました。赤いのは花のつぼみです。

 私の植えてたハーブもいくつかは生き残っていました。(ベルガモット、ラベンダー、多分ヒソプなど)

 今年はハーブ園を作るようなので、新しく何を植えようかなと、夢は広がります。

  翌朝は、これもお馴染み「二十曲峠」に車で行きました。富士は霞がかっていまいちですが、やっぱり清々しい気持ちになります。

                     

  私達が泊まった宿は「忍野温泉」・・・宿はそこそこですが、温泉の湯量が多かったのと、お庭のたたずまいがきれいなこと、朝食が美味しかったことは嬉しかったです。早朝から、ウグイスの鳴き声も。

 庭では桜やチューリップ、ムスカリ、水仙などお花がいろいろ楽しめました・・・桜は、今年は何回も楽しめて、得した気分になりました。

      

 5日。帰りはまた混むだろうと、7時半に出発!・・・・ところがなんと自宅に9時半に到着したんです!

 往きの半分の時間ですが、あまりにすいすいと走って渋滞ゼロだったせいか、気分的には三分の一くらいの時間の感じでした。 疲れ方がまるで違いますね!               

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甥の結婚式で・・・

2010年05月02日 | その他

 昨日、甥(私の弟の次男)の結婚式が白金台のH園でありました。

 甥は仕事が「書家」・・・そのため、招待状はもとより、式場内は彼の書づくし。

 下の写真は披露宴会場の入り口にありました。「歓迎」は新郎が、「光臨」は新婦が書いたそうです。

            

 披露宴の所謂ケーキカットは・・・なんと「ケーキ書道」でした!

   

 四角いケーキ台に、二人でチョコレートが入った筆?で文字を書いていました。なんと書くのか、どんな風に書くのか、参列者は興味津々で見守りました・・・書いた文字は「愛」でした。うまく書けないでへたくそな字がご愛敬?・・・でも、みんなに大受けのパフォーマンスでした!

 ここのお料理は、どれも「全てが前菜」?と思えるくらい少しずつでしたが、いずれも美味しく、盛りつけも美しかったです。(ついつい完食してしまい、そのあと苦しくなりました!)

 これは、お寿司と、スープです。言われないとちょっとわかりませんよね?

           

 このスープが絶品でした!味のハーモニーが何とも言えず、深い味わいでした。

          

 テーブルのお花も、何とも素敵でした。竹の筒に何種類ものお花がこんもりと生けられ、細長い枝が左の水辺とつなぎます。揺らめくろうそくの明かり・・・このお花はお土産に頂いてきました。

  宴の最後は、恒例の両親へのお礼の言葉と花束贈呈。新郎新婦がそれぞれ自分の両親に花束を渡すとき、新郎の母である義妹は感極まって涙していましたが、そのときふと同じテーブルを見ると、甥(姉の長男)が顔を手でおおって母親以上に泣いているではありませんか!・・・あらら、もらい泣きかもしれないけど、この調子じゃ自分の娘(中3と小6)の結婚式は目も当てられない状態になるわね、とからかってしまいました。

 二人の式はキリスト教式で、神父さんは外人でしたが、その式場は和風。ちょっと変わった感じの式場でした。

           

  とっても「真面目」な二人。お幸せに・・・・

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