お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

近づく!  広木先生の教育相談会

2019年06月06日 | 教育

 悩めるご両親に指針を与えて下さることで、毎回大好評の広木先生の教育相談会が近づいて来ました!

 最近の事件の数々を見ていると、本当に「相談すること」の大切さを感じずにはおれません。一回の相談時間は限られているので、全員のお悩みにお答えすることは出来ないと思いますが、他の方の相談に真摯にお答えになる先生のご回答を聞くだけでも、本当に多くのことが学べると思います。

 どなたでも大歓迎です。お出かけ下さい!

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広木先生、再び

2019年04月06日 | 教育

 朗報です!!

 3月21日に続いて、6月にまた広木克行先生が麻生市民館に来て下さいます。

 前回はこれまでの最高人数45人が集まって、満杯状態だった会議室。会後の感想を読ませて戴くと、いつもの事ながら,先生のお話にどれだけ参加者が力づけられたかがわかります。もちろん私もその一人です。

 参加者の中には、別の会場で先生のお話を聞いたけどもっと聞きたくて参加したという方が複数いらっしゃいました。ほんとに何度聞いても素晴らしいし、新しい気づきもあります。初めての方ももちろん大歓迎です。

 

   時    6月18日(火曜日) 麻生市民館第一会議室 13:30~16:00

     (麻生市民館は、小田急線新百合ヶ丘駅から北口徒歩3分  麻生文化センター内)

  内容   広木先生による子育て、教育、悩み相談会

 

 ご参加をお待ちしています。

  

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緊急 お知らせ

2019年03月20日 | 教育

  明日21日、午後1時〜4時まで、麻生市民館で広木克行先生によるグループカウンセリングが行われます!

  これまでは2時間でしたが、今回は特別に3時間です。少しでもたくさんの方の悩み相談に応じたいとの先生のご配慮から、1時間延長してくださいました。

  予約制ではありませんが、定員40名ですのでお早目に会場にお越し下さい。

  お子さんのことで悩んでいらっしゃる方に、心からおススメします!

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心に沁みるお話ばかり・・・広木先生有り難う!

2018年11月15日 | 教育

 やっぱり広木先生をお招きして良かったなあ!と思える素晴らしい講演会でした。

 メーンは「不登校」ですが、再び学校に行かせるにはどうするか?・・・などというたぐいのお話ではありません!

 以下、要点のみ

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 私達が子どもを育てるとき、それは社会に役立つ「人材」の育成をしているのではなく(今の政府は、外国人を人材と見てるけど)、「人間」を育てているのだということ。それが根底にある。

 学校は子ども達一人一人が人として育つという目的のための手段に過ぎない。しかし、学校でのいじめや不登校は一向に減らない、逆に激増している。 教師の指導力不足と言うが、そうだろうか?それはすり替えに過ぎない。

 国連は日本政府に勧告している。子ども達に過度の競争を強いているのをやめるように。高校や大学の入試は家庭の経済力を反映している、抜本的に見直すようにと・・・しかしそれらはスルーされている。小学校からの英語導入に専門家は賛成していない。

 また、近年は教室で「普通」と違う子らは「障害児」として分類される。すぐ〇◯障害児として別の場所での教育を勧められる。つまりは手のかかる子を排除しようとする。

 今、小学校1・2年の低学年、また中高一貫校の 「不登校」が増えている。一貫校は受験戦士を養成している中、ダメージを受けた子は退学するので「不登校はゼロ」を誇っている。

 

 不登校の子ども達の訴えを聞こう!

 「私をロボットみたいに扱わないで」

 「先生、『普通』ってなんですか?不登校だと普通じゃないんですか?」

 「なぜ。死んではいけないんですか?」

 「広木先生が逃げて良いと言ってくれて、嬉しかった」

 

 不登校になったら・・・

 人間として育ち直すために、親子のふれあいから始める。親のぬくもり、においで安心する。

 子どもは自分なりにどうしたいか考える。『~したい』という言葉が出てきたら喜ぶ。

 能力は階段のように一歩ずつ伸びていくのではない。したいことが出来たときに伸びる

 出来たことをしっかり評価してあげる!

     

 熱心に、時には涙を浮かべて聞く参加者たち。下は、会後の相談会。16人も残って下さった。

   

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今年も広木克行先生に講座をお願いしました!

2018年11月01日 | 教育

 増え続ける不登校問題のスペシャリスト、というか、子育ての問題について熱く語られる先生は全国から引っ張りだこの状態です。

 そんな大人気の先生は、とてもあたたかい上に気さくな方で、毎回心にしみるお話をして下さるので、私達カワサキキッズ麻生は毎年先生をお呼びしています。

 今年はなんと二回話していただけます。  座席数が40と少ないのですが、まだ残ってますので、急いで予約して下さい!! 

                  

 ☆ 11月14日(水) 14~16時 

   「子どものシグナルに気づいていますか」

 ☆ 12月19日(水) 14~16時

  大好評!広木先生の子育て教育相談会

           場所 麻生市民館第一会議室 (小田急線新百合ヶ丘駅3分)

           予約 電話 044-951-1300   FAX 044-951-1650

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わくわくの時間

2017年05月18日 | 教育

 16日、初めて漱石の勉強会(読書会?)に参加しました。

 作品は「それから」

 小森陽一先生を講師とするこの会はもう何年も続いているようで、その存在を知らなかったのが悔やまれます。

            

                     

 お話を聞いている間中、「ああそういうことだったのか」「そんな風にも解釈できるんだ!」「最初の布石をちゃんと後半で拾っている所は漱石はやはり頭が良いなあ」とか、知的な興奮がずっと続きました。

 特に印象的だったのは「百合」が効果的に使われているという指摘でした。百合の花はイースターリリーでイエスキリストの復活を告げる象徴の花で、その花を三千代(主人公が密かに愛する、友人の妻)も、代助(主人公)も効果的に登場させます。「それから」という題名も単にTHENという意味だけでなく「それ」は「百合」もさしているとか・・・

 百合の香りも、百合の茎を斬った代助の行為も全ては象徴だった・・・なんて、一人で漫然と読んでいたのでは到底思い至りません。

 また、作品の時代背景も説明があり、理解が深まりました。写真の黒板に書かれた旅順港閉塞作戦の時の逸話としてあの軍神・広瀬中佐の美談が話されました。私は子どもの頃「広瀬中佐の歌」でまりつきをしていたのでなんだか嬉しかったのですが、先生のお話では、この作戦は失敗に終わったので、それを美談に変えたのだが漱石はこの事実を見抜いていると。さすが!

 参加して良かったです。次回が楽しみです。

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子どもの「育ち直し」を考える

2016年09月28日 | 教育

 9月27日の連続講座二回目、「子どもの『育ち直し』を考える」というテーマ。

 講師は広木克行先生でした。不登校を中心に、引きこもり、自傷行為、摂食障害などの子ども達の現状を研究してこられた、臨床心理学の専門家です。これまで1000人位の相談にのってこられたとか。

 約一時間半のお話で学んだこと。

 1,子どもの行動を、自分の価値観で、善悪是非で判断し評価する大人。子どもをありのまま見ようとしない。

 2,「困った子」というのは、つまり大人が「困っている」。そう見られている子どもこそ「困っている子」と、見方を変えること。豊かな対話はそこから始まる。

 3,「育て直し」ではない。それは、大人が子どもを変えようとすること。「育ち直し」をサポートすればいい。自分の気に入った子どもに育てるのではない。

 4,不登校の親へ。大事なのは子どもを学校へ戻すことではない。子どもが何で苦しんでいるのか理解すること。

 5,日本は「生活家族」から「教育家族」へ変質してしまった。家庭でも学校でも常に評価や指示にさらされる。

 6,幼児期から習い事、大人の目線。横の関係が重視されない。遊びこむ大切さが失われている。子ども達は、ないないづくし。友達も、時間も、場所もない。

 7,中学生は休み明けに自殺者が多い。抑鬱症状の中学生は4人に一人。中1鬱病は10%

 8,育つ道筋に気づく。親と子の「育ち合い」

          

 二人の子の親であり、元教師でもある私には耳が痛い話しの連続でした!特に2番、問題行動のある子どもたちをを「困った子」として見ていました。そういう子を「困っている子」として見てあげられなかった気がして、悔やまれました。

 今から私に出来ることは何だろうと考えながら、帰りました。

 次回は10月4日2時から。「フードバンクかわさき」のお話を聞きます。

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神学校集中講義に参加して

2015年11月25日 | 教育

 17日から20日までの四日間、神学校の集中講義に参加してきました。

 私が受講したのは「神学序論」(改革派教義学)と「終末論」です。 直近になってわかって驚いたのですが、各々10時間の講義!二日間で4時間と6時間という編成とわかり、6時間の日は集中力が持つだろうか、理解できるだろうかと心配になりました。

 まあ、なんとか眠らずに20時間の講義を受けてきました。しかし、難しい!半分どころか、三分の一も理解できてなかったと思います。神学生も一緒に受けたわけですが、韓国からの留学生達が一年生でも難しい漢字も95%位はすらすらと読み下すのに感心しました。神学用語は難しいのに!勿論、日常会話には全く不自由していません。

 私は女子寮の個室を提供していただき、四日間を昔に戻ったように学生気分で過ごす事が出来ました。気分だけは!

 いる間に、「説教演習」にも参加しました。これは将来牧師となる神学生にとっては通らねばならない試練の場です。私も現役の時は「研究授業」という形で、年に二回くらいは公開授業をしていたので、その思い出(というか悪夢?)がよみがえってきました。その日は2年生のM神学生が「ヨハネ黙示録」から説教しました。

 私は、時々発音が不明瞭な箇所もあったけれど、落ち着いて話せていたし、内容もよくわかり良かったと思いました。

 説教が終わり、批評タイム。まずは3人の神学生からで、それぞれが良かった点と気になった点を指摘していました、次に、先生方からの批評なんですが、これがビックリするほど厳しい指摘ばかり! 褒め言葉はほとんどないので、聞いている私は辛くなってしまいました。しかも、4人の先生からですよ!私だったら、もう神学校をやめたくなるくらいの厳しさでした。

 他の神学生によると「まあ、いつもだいたいあの位言われます」とのこと。でも、あれだけこきおろされたら・・・その後M神学生と一緒に食事をする機会があったので、おそるおそるその話題を出したのですが「別に気にしていません」と、にこやかに答えていたのでほっとすると同時に強いなあと感心しました。

 さて、講義はどちらも来年の集中講義に続くので、ぜひそれも受けて下さいと言われました。また、20時間・・・耐えられるかなあ私。

        

               

写真は、チャペルと校舎、学生寮、講義された牧田先生。

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神戸そして大阪へ・・・その一

2015年07月13日 | 教育

 神戸で学ぶ

 友人のHさんと、神戸改革派神学校の一泊二日の夏期信徒講座に参加してきました。

 私は二回目ですが、Hさんは初めての神学校!「まさか自分が神学校に行くなんて思わなかったわ。誘ってくれて有り難う!」と言いつつも緊張が隠せないようでした。

 三田駅には入学したばかりのM神学生が車で迎えに来てくれていました。(帰りは自分たちでバスと電車で三田駅に戻ったのですが、待ち時間も長く、一時間もかかってしまいました。交通不便な所にあるというのがちょっと困ります!)

 さて、着いてみると、なんと47名の参加。思ったより大勢で、男女半々くらいかな!学びたい人が多いのだと感心しました・・・この講座は毎年行われているようですが、今年初めて「金・土」にしたため人数が過去最高だとか。 緊張してたMさんは知り合いを見つけてとても嬉しそうに旧交を温めていました。

 今年のテーマは「オランダ改革派神学を旅する」で、全部で5コマの講義。1コマが1,5時間ですので合計7,5時間!・・・大丈夫かな私・・・

                         

 オランダは小さな国ですが、改革派の信徒にとってはとても大切な国で、この国に留学する牧師や神学生は多いのです。でも、その理由が良くわからない私はそれを知りたくて参加しました。

 講師は園田教会の牧師石原先生です。家族とともに5年間留学したそうです。お話は信徒向けにやさしくしてあるし、たくさんの写真や動画もまじえてだったのでわかりやすかった・・・のですが、一日目は3コマ、つまり4,5時間ですからちょっときつかったです!それをHさんに言うと、同意するかと思いきや、「あら、そう?そうでもないわ」といなされてしまいました。Hさん、あなたの方がなじんでるじゃないの!

                          

 さて、お楽しみは夕飯。食堂でちらし寿司など、美味しく頂きました!(食事は合計三回ですが、この時間が一番まじわりができて楽しかったですね。)

 これで部屋に戻れるかと思ったら、すぐ後に礼拝と賛美の夕べがあって、終わったのが9時でした。それから順番に入浴。私が出てきた頃にはもう10時でした。ま、だいたい毎年こんな風らしいのですが、もう少し余裕が欲しいと思いました

 二日目は早朝6時半からの朝祷会に参加。これは自由参加ですが、奨励がM神学生なので、ほとんど眠れなかった私ですが参加しました。Mさんは私と同じ教会です。神学生になって、一段と落ち着きが増し、話し方も立派になって、堂々としていました。お話も良かったです。

                         

 この日は2コマの講義で、最後に修了証書を頂きました。どこまで理解できたのか?うちに帰って、買い込んだ三冊の本で学び直します?

 ちょっと文句も言いましたが、また、学びの機会があれば参加してみたいです。オランダにも行ってみたいです。(昔、観光旅行では行きましたが・・・)

 

※失敗を一つ・・・帰りのバスに乗るため急いだせいか、上着を宿舎に忘れてきてしまいました!!  トシです。

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バッハ 教会カンタータ鑑賞会

2014年11月16日 | 教育

 今日の午後、うちの東京恩寵教会で「バッハの教会カンタータ鑑賞会」が開かれました。

 講師はもちろん鈴木雅明さん(恩寵教会員)です! 、鈴木さんが率いるバッハコレギウムジャパンが18年にわたり演奏してきた「J.S.バッハ教会カンタータ全集」が完成し、そのすべてのCDが教会に寄付されたのを記念して・・・

 「カンタータ」とは、本来はイタリア起源の世俗的な歌のことでしたが、宗教改革以来、ルター派の礼拝の中で発展してきたそうで、聖歌隊の歌と器楽演奏が合わさったモノ、ということらしいです。

 前説明の後、賛美歌Ⅱ100番の「主は死につながれ」、カンタータでは第4番「キリストは死の呪縛につきたもうた」を、実際にCDを聞きながら、ドイツ語と日本語の本文から、いかにこの曲が聖書に忠実で、人々にわかりやすいように語られているかが語られ、音楽が果たす役割を知ることが出来ました。

 独唱者の澄みきった歌声も素晴らしく、聞き惚れてしまいました!(鑑賞会はこれからも続きます!)

 また、アンサンブルゆりの友人も来てくれて、楽しい午後になりました。

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やっぱりプロの指導は違うな!

2014年09月17日 | 教育

 昨日はアンサンブルゆりの練習日でした。プラチナ音楽祭に向けて、張り切って練習です。

 『上を向いて歩こう』の編曲者Oさんが指導に来てくださいました。

 ちょっと小太りの、中年男性です。

 私たちの演奏を聴いて、まずは配置換え。いつもの私たちはあまり深く考えずに適当に位置を決めていましたが、やはり楽器の配置はかなり重要らしいです!

 でも、私たちって自分の好きな楽器を持ってきて集まっているので、全体のバランスはかなり悪い。つまり、メロディー楽器がほとんどなんです。ですからOさん、頭を抱えて何度もやり直していました。

 なんとか配置が決まり、演奏が始まります。Oさんは、直すべきところをピンポイントでわかりやすく指摘されます。しかもユーモアを忘れず、時々は褒めてもくださるので、演奏がだんだん上向きに整っていくのが素人の私でも分かります!

 特に直されていたのはパーカッションです。でも、全体をリードし、盛り上げる上で大切な楽器だと改めて認識。

 もっともっと、普段からOさんに指導して欲しい!と思わずにはいられませんでした。

 

 

 練習後、近くの西友によって買い物をしていたら、昔、リコーダーアンサンブルで一緒だったRさんに会いました。

「今でも、バイオリンを?」

「そうなの。弦楽四重奏に入って、楽しく練習しているのはいいんだけど」といいつつもなぜか、暗い顔。  その理由を聞いてびっくり!

 Rさんは極度の「発表会嫌い」だそうで、音楽大学を出てずっと演奏活動してきたのに、48歳の時に発表会直前に体の調子をひどく壊して以来、今に至るまで、発表会が近づくだけで強い拒否反応が出て、全身が絶不調になるそうです。

 そういえばリコーダーアンサンブルの発表会の時も直前の練習から休むようにになり、当日は本番直前にひどく調子の悪い顔つきでやってきたのを思い出しました。

 発表会トラウマ・・・弦楽四重奏の皆さんが彼女が入ってきたので喜んで、発表会の話をし始めたとたん苦しくなり始めて、毎日が憂鬱だとか・・・

 ノーテンキな私なんか、ミューザ川崎で発表と聞いたとたん嬉しくてハイになってるのに・・・なんともお気の毒です。

 

 

 

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全員が助かった小学校と「津波てんでんこ」

2012年01月18日 | 教育
 昨夜のクローズアップ現代は、あの大津波の時に全員が助かった小学校の話しだった。

 小学生180余名は、その時みんなすでに下校していた。子どもは、一人で、あるいは兄弟で、あるいは友人といた。
 津波が来ると分かって、みんながそれぞれに考え、判断し、逃げた。そして、全員が助かった。・・・「津波てんでんこ」

 しかし驚いたのは、みんなが自分の安全を第一に考えて逃げた、ということではなかった!

 兄は、弟にジャンバーを着せて自分も着ると、ただひたすら高いところを目指して一緒に逃げた。

 別の兄弟は、逃げようと思ったとき津波が足下まで来ていたので、外へ出ることをやめて屋上へと逃げた。学校で、低い水流でも人間は流されると教わっていたから。

 友人同士でいた子ども達は、みんなで逃げた。でも、一人だけその速さについて来れない子がいた。その子は、片足が義足だった。友人はためらうその子をおんぶして逃げた。

 ある男の子はいったんは逃げたが、祖母のことが気になって自宅に舞い戻った。探してもいないので(祖母は車で避難していた)、また逃げたが間一髪で津波にやられるところだったという。

 またある子は、やはり盲目の祖母を気遣いながらゆっくりと逃げた。・・・そして、全員が助かった!

 解説者は、大人と違って先入観がない子ども達は、津波に対して「ここなら安全」など考えずに、「津波が来たらひたすら逃げる」ことを念頭に逃げたのが良かったと言う。

 逃げ延びた子ども達は「この経験をみんなに伝えたい」と言っていた。こんな経験はもう二度と誰もしたくないが、備えておくことと、教育の大切さを改めて知ったひとときだった。
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イケメンに声を掛けられた!

2011年09月17日 | 教育
 木曜日、新百合ヶ丘駅近くをとぼとぼ歩いていると、背後から
「F先生!」
と、大きな声で呼びかけられた。

 振り向くと、背の高い若者がサングラスを外しながら近づいてきた。
 「先生、僕のこと覚えてますか?」いやあ、イケメンだなあ!誰?・・・あっ!

 「もちろんよ、Kちゃんだよね。元気?」
 「ハイ、そうです。先生、今何やってるんですか?」
 「私はもうとっくに退職して、ぼちぼちと・・・」

 お互いに手早く近況を語り合い、別れる。

 今年25才になると言う。そうか、卒業してもう13年か!
 今年から親元を出て、一人暮らしを始めたこと、グラフィックデザインの専門学校を出て(小学生の時から、絵が抜群に上手だったもんね!)、今は原宿で働いていることなど・・・

 私は小学生の彼が好きだった。
 彼は面白くて、やさしくて男の子から好かれていたが、女の子からもモテモテだった。
 中でも、知的障害のあるA子ちゃんは、「Kちゃん大好き」と公言して、べたべたしていたからクラスの子ども達から良くからかわれていた。

 思春期の六年生。普通だったら無視するか、逆に「うるさい」と言っていじめたりしがちな状況だった。

 しかし彼はそうしなかった。ちょっと恥ずかしそうではあったが、にこにこして受け止めてくれていた。時にはA子ちゃんの希望を叶えてあげることもあった。

 私は、絵が上手いことと、冗談が好きだったこと、そしてA子ちゃんにやさしかった
K君が、爽やかな若者に成長してくれているのを見て、ほんとに嬉しかった!

 このときは歯医者でちょっとした手術をしなくてはならなかったので、とぼとぼ歩いていたのだが、彼に会えたおかげで足取りが軽くなった。ありがとうKちゃん!

 これからも、誰にでもやさしい人でいてね。
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思い出しました・・・「家庭訪問」

2011年05月20日 | 教育
 朝のNHKの連続テレビ「おひさま」で、主人公の陽子が家庭訪問をしているのを見て、自分の時のことを懐かしく思い出しました!

 陽子は最初の訪問先で「蜂の子」を出されて、本当はあまり好きではないのに「好物」と言ってしまったため、行く先々で「蜂の子」を食べる羽目になる・・・という場面がありました。

 いやあ、私も(多分、先生なら誰でも)似たようなことがあるんですよね。
 『最初のお宅でお菓子を出されて口をつけたら、最後のお宅まで全て平等に』・・・と言われていたので、10軒近く回って全部いただいてたら最後には気分が悪くなってしまったんです。

 それに懲りて翌年は、「よし、出されても口を付けないことにしよう」と、何も口にせずに回ったら、今度は喉はからから、お腹は空くし(訪問家庭が多いと、給食もろくに食べないで出かけてましたから)で、フラフラになって帰宅したこともありました。

 最後に回った家庭で、「先生、もう最後なんですからお腹が空いたでしょ?これぐらい召し上がって下さいよ、子どもと手作りしたんですよ」なんて言われると、「では、せっかくですから」と、誘惑に負けそうになったことも。
(実際、負けてしまったこともあります。)

 まあ、家庭訪問の思い出は、その他にもいろいろありました!
 しかし、どうなんでしょう?最近は実施していない学校も多いようですが。

 私はやはり、家庭を知ることは子ども理解に欠かせない、大切な行事だと思っています。
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東大版「サンデル教授の白熱教室」を見て

2010年10月02日 | 教育
 Tさんからメールを戴きました。 

 その中に先日放映されたNHKの東大でのサンデル教授の白熱教室の感想が書いてありました。
(Tさん) サンデル教授の東大での講義をNHKにて見ました。
  DVDに録画しました。見られましたでしょうか。 ハーバードでの講義のdigest的でした。
  日本の学生も積極的に発言していましたが、 彼らの発言は、ハーバードの学生の意見よりも、 教科書的で、深みが無い感じでした。
  どこでこういう差がでるのか? 単にdebateの経験の有無だけではない様に思えます。
  普段から、良く考えているから? 米国が、大学という場が、個性を重んじるから?
(私) ディベートって、私も教師時代に何度もやりましたが、小学生の方がお互いにやり合うのでもっと面白く白熱します。
  サンデル教授の授業は彼が采配をふるいすぎているような気もします。(教授は一人一人の発言内容をよく覚えていましたね、それには感心します)

1000人もの聴衆、しかもテレビカメラもある中で発言するのは勇気がいったでしょうが、それにしても優等生発言が多かったですね。もっとも、真面目な人ばかりが集まったのでしょう。(私も行きたかった!)

  あの場に石原慎太郎的な愛国者がいたら、もっと面白くなったのでは・・・

  議論で興味があったのは「富の再分配」の話しです。今日の朝日新聞で日野原重明さんが、日本人に遺産争いが多いが米国にはほとんどないとあったのが、驚きでした。

  世界中で、金持ちがみんな財産を半分でも寄付したら、もっと住みよくなるのでしょうね。
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